コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

STAR DRIVER 輝きのタクト 第21話「リビドーなお年頃」感想

2011-02-28 00:21:06 | STAR DRIVER 輝きのタクト(2010秋-11冬)

 今回はマドカメインの話。綺羅星十字団がいよいよ新たな装置「オーバーフェーズ・システム」を完成させることに。その実験体になるマドカですが、果たして上手くいくんでしょうか。今回はとにかくカナコがカッコよかったですー。


 はじめは前回のタクトとコウがゼロ時間での戦いに遡り。マドカは相手を殺さずに倒すタクトの戦い方に不満を持っていました。そしてタクトにその厳しさを思い知らせようとするのですが…?
 装置の開発が進む中、そこにカナコ達がやってきます。カナコとマドカ・コウ。昔主従関係にあったということでただならぬ空気が…。その後マドカとの関係をカナコにたずねるシモーヌ。なんだか昔の恋人っぽい感じがしてなんだか…。一体どんな関係…とツッコミたくなりました。
 マドカの貪欲さの理由、それはマドカが常に刺激を求めているからだとカナコは語ります。そんなマドカをカナコは破壊を求めている、世界を破壊するかもしれないモンスターだと恐れを抱いていました。カナコにここまで言わせるとは…。マドカかなり危険な存在みたいですね。
 そんな中、タカシの実家から果物と手紙が届いていました。どうやらタカシはスパイとかでもなく、本当にカナコの元を離れているようで…。バニシングエージにいるタカシ大丈夫なんでしょうか…。

 その頃のバニシングエージ。タカシがカウンターの掃除をしていました。あの服で掃除しているというのがなんだかシュール…。どこにいても結局根は直らないようです。
 もうやめたほうがいいのではないかとマドカ・コウを説得するタカシ。でもマドカ・コウは聞く耳もたず…。タクトと戦って納得しない限り、二人は止まらないようです。


 食堂で食事するタクト達。タクト、今回もケイトと仲よさげ。演劇部のポスターの神話前夜という文字が目立ちます。学園祭も近いようです…。演劇の時、タクトとキスするのは…?

 その頃ヘッドはシンゴの元に。目覚めの時を相変わらず待ち続けているようです。なんか前回の話を見て、なんだかこの辺どうでもよくなってきました…。
 シンゴの目覚めが近づいたと知らせを受けたヘッドでしたが、ヘッドは何故か浮かない様子で…。ヘッドはなんだか物思いにふけっているようでした。これまですべて手に入れてきたように見えたヘッドでしたが、その過程で失ってきたものもあるようです…。
 そしてまず思い出すのは絵を描いていた頃の、ソラとの日々…。その日々はヘッドにとって幸せな日々だったようです。前回見て思いましたが、タクトはじっちゃんの元で育って本当によかったと思います…。
 そして次に思い出すのは気多の巫女の思い出。前回の予告で再登場するかと思っていましたが、回想シーンでの出番だったんですね。雪にわくわくする気多の巫女に想いを寄せるヘッド。ソラという相手がいたのにヘッド…前回からヘッドの印象は悪くなるばかりです…。
 そうして二人の恋人と別れたヘッド。ヘッドはそのことに一応悲しんでいるようでした。そして第4フェーズにいけば失った力を取り戻すことができる…と思うヘッド。なんだかダメダメパターンです…。ヘッドやっぱりへたれなのかも。


 その頃のマドカとコウ。マドカは復元のことで頭がいっぱいのようでした。今回の復元で得られる3.5フェーズの力とは…?
 ケイトはその頃タクトのことを思い出していました。そしてケイトも実験に立ち会うことに。タクトを殺すと宣言するマドカ…この実験はどうなるんでしょうか。


 後半。コウもマドカを心配しているようでしたが、マドカの決心は鈍らず…。そうして実験開始に。さすがのマドカもかなり苦しそうです。ですがマドカは耐え抜き、その力を手に入れます――。

 そうしてゼロ時間に召還されるタクト達。タクトは早速アプリボワゼして戦いに備えます。そして現れたのはマドカの機体…。というかマドカそのもの…。人がそのままサイバディになった感じでした。どうやら復元に成功したようですが、皆に正体も筒抜けです。でも確かに今までとは違うようです…。
 タクトも生身の人間同様の相手と思うようにたたえず。殺す覚悟でいかないと勝てないようです…。でも顔が機体に出ると、どういう状況か分かりやすいかもと思ったり。
 バーサーカー状態のマドカにまた苦戦するタクト…。ですがここで助けに入ったのは意外にもワコ!あの時のような険しさがありました…。

「タクトくんを…!」

 そうして、ワコの力が発動――。マドカの力をかき消してしまいます。そしてマドカの機体は元通りに…。やはりまだタクトが破れる時ではないようです。
 で、タクトはタウミサイルを使い相手を撃破!意外な展開で終わりました。妙に神々しいタウバーン。でも結局タクトの決意って一体…。ちょっと消化不良な感じがしました。

 何故ワコがマドカの力をかき消すことができたのか考える綺羅星十字団の面々。封印システムがフェーズの人為的移行を許さなかったと分析するグリーンでしたが、それをカナコは否定。カナコの発言が面白かったですー。本当らしいです。

「いいえ違うわね。
 多分、好きな男の子が他の女と
 目の前でイチャつくのが
 我慢できなかったのよ」

 そして元の世界に戻ってきた直後、ワコはタクトのキスの役に立候補することに――。ワコ、遂にどちらを選ぶのか決心したんでしょうか…?

 マドカ・コウ。今回負けたことでタクトへの敗北をようやく認めたようです…。マドカはワコの方がリビドーが強かったと語ります。そして島を出たいと言うマドカ。二人の役割も終わったようです。二人共今回で退場でしょうか。

 それと合わせるように、タカシもカナコの元に帰ってくることに。確かに身勝手かもしれませんが、シモーヌのツンデレっぷりでなんか許せる気がしました。でも1回くらいタクトと再戦した方がよかったんじゃないかと思います。何故なかったんでしょう…。これで本当にタカシがスパイでもなんでもなく、なんとなくバニシングエージにいたとしたらここも消化不良ですね…。今回は消化不良に思えるところがいくつかあって残念でした。
 タカシに怒るシモーヌ。そんなシモーヌにカナコは優しく本当に強い人間になりたいのなら、相手を許せる人間になりなさいと語ります。カナコ人生経験が豊富なせいかやっぱり大人ですねー。今回はカナコがカッコよかったです!
 と、いよいよ本筋の話が動きそうな予感がしてきたところで次回へ続きますー。


 次回は「神話前夜」南十字祭が遂に行われる時が。演劇が楽しみです。サムの話のように今後の展開を暗示するような内容になるんでしょうか。スガタの眼鏡姿が良い感じでした。でも予告的に、スガタの身に何か起こるんでしょうか…?とりあえずスガタにもそろそろ見せ場が欲しいです。出ないとこのまま終わってしまいそう…。

 ではまた次回に!