コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第9話「研究されてる」感想

2010-05-28 23:11:35 | おおきく振りかぶって(2007-2010)

 続く美丞大狭山戦。今回は3回表からスタートです。美丞大狭山に対策されていた西浦。西浦はその状況を跳ね返すことはできるんでしょうか。今回は水谷に注目です。水谷もやる時はやるようで…。


 続く美丞大狭山戦。点数は4-0で西浦のピンチが続きます…。3回表、美丞大狭山の攻撃です。バッターが矢野でどういう勝負になるのか楽しみに。美丞大狭山の応援にはヤマトも使われていました。実際の試合でもこの曲が流れるとついそっちに気がいってしまいます。
 前回美丞大狭山に研究されていたことに気付いたことで、阿部も冷静さを取り戻していきます。それで持ち直し、次々と相手をアウトにしていきます。三橋もまた阿部を頼りにしますが…。
 
 一方河合が呂佳の元へ…。美丞大狭山で一番目立っているキャラなのに、観客席で試合を見守っている呂佳…。河合はそんな呂佳を怪しんでしばらく様子を見ることに。呂佳には何か思惑がありそうですが、河合はそれに気づくことはできるんでしょうか。

 三橋と阿部。阿部が対策されていても、三橋はリード通りに投げ続けます。

『阿部君の言う通りが俺の一番なんだ…』

 阿部へのまったく不信感はないようですが、これがいいことなのか悪い事なのか分かりませんね…。そうして3回表は無事終わります。

 3回裏、西浦の攻撃。水谷がモモカンの指示を見つつ、どうにか打とうと色々考えます。そして打って出塁することに成功!水谷は表情豊かで見ててあきません~。
 三橋の打席。三橋も点差のことなど色々考えながら、塁に出ようと一生懸命に。ですが三橋の手を気にする阿部とはやっぱり意思の疎通が~。相変わらずかみあわない二人でした。ですが泉だけはどういう状況なのか気付いていて、阿部がうるさいと思っていました。泉の反応が視聴者視点でなんかすっきり。で、三橋もバントで出塁することに成功!三橋も打つ時は打つのですごいです。

 次は泉。泉も色々考えつつ、バントで塁を進めていきます。栄口も考えながら打席に向かいますが、サードの水谷が笑っていて…。そこでサード狙いでどうにか打ち、ランナーをホームへ帰します!

「1点目!」

 この辺は見ていてスカっとしました。こうしてようやく西浦も点を入れました!良い調子になってきたかも。
 1アウトになり、次はいよいよ田島!4番ということで美丞大狭山も慎重に…。田島も集中して打とうとします。今回はこういう読みの部分がリアルでした。でも結局アウトになってしまいます…。残念…。

 一方打たれている状況にに焦り出す倉田。そして呂佳を見つめ、指示が出ていないか確認しようとします…。河合もその二人の動作に何か勘付き始めます。

 4回表、美丞大狭山の攻撃。西浦は順調に守備をこなしていきます。でもやっぱり倉田は呂佳のことを見つめることが多く…。何かの指示を待っているように見えました。ここで河合も呂佳へさりげなく追求してみることに。

「まさかスタンドから
 サインだしたりしてないっすよね?」

 軽く聞き出そうとする河合ですが、呂佳はその河合の軽口にも苛立ち気味に…。この回、美丞大狭山は点を取れず…。また倉田が呂佳のことを見ていました。これで河合も何か確信を…。やっぱり今回の試合も何か起きそうです。


 後半。三橋と阿部。三橋ははりきっている様子。阿部もそんな三橋の気持ちになんとなく気付きます。ここでもまた阿部の小言…。二人の関係は相変わらずです。
 花井と三橋。この二人のやり取りもギクシャクしていてなんだか面白いかも。どちらも歩み寄ろうとしているのが何だか微笑ましいです。で、三橋と花井はお互い点を入れようと軽く約束を。田島も花井が打ってくれると期待します。花井は期待に応えられるんでしょうか…?

 花井の打席。最初はストライクを取られてしまいますが2球目は打って塁に出ます。この時の花井は楽しそうに野球をしていました。花井はまだなんだか伸びそうですね。モモカンもゾクゾク反応。キャッチャーの倉田も焦り出します…。
 そうしてまたもや水谷の打席に…。緊張していた水谷ですが、くすぐってもらって緊張を抜きます。追い詰められる水谷ですが、またもや粘りで打つことに成功し出塁!今回の水谷冴えています~。こうしてまた1点追加。花井も点が入ったことで三橋と喜びを分かり合おうとしますが、タッチでも二人はギクシャクしていて…。なんだか煮え切らない2人でした。花井のままごとにも笑。でも三橋はなんだか嬉しそうでした。三橋にとってはこういうことも新鮮なんですね。
 ベンチでもワキをくすぐって打てるならやろうと良い雰囲気に。阿部と巣山はワキは平気なようです。ワキ平気なのは確かにおかしい…。自分は手が近づいた時点でもうダメですね…。
 西浦はこうして1点ずつ点を重ねていきます。そんなチームの様子を見た三橋もこれが本当のチームだと気付き始めます――。三橋も着実に前に進んでいっている気がしました。

「これがチームなんだ…」

 次は美丞大狭山の攻撃。阿部の対策に関しては徐々に効果がなくなってきていましたが、相手もまだ阿部のクセを見破ろうとしていて…まだ油断はできなさそうです。に、してもキャッチャーの防具の書き込みや動きがやっぱりすごいです。
 一人目はなんとかアウトにし、次は矢野。緊迫した流れが続けます…。それでも三橋は阿部を信じて投げ続けます。

『まっすぐ…!』

 ですがこの球は打たれてしまい…。それで美丞大狭山に5点目がもたらされることに…。また差が開いてしまいました…。今回の試合は容赦ないですね…。
 この失点に三橋も呆然としてしまいます…。阿部のせいだと思わせたくなくて何か言いたいと思いつつも、言葉が出てこず…。阿部がフォローにまわりますが阿部も内心は不安で、つい三橋を試すようなことを言ってしまいます。


「三橋…
 お前、まだ俺のリードを信じて投げられるか?」

「投げられる!
 俺は…投げられる!!」


 ですが三橋は阿部を信じ続けていました。三橋の信頼が今回は良い方に繋がったのかもしれません。この三橋の言葉で阿部も自分の不安を三橋に押し付けてしまったと反省。


『しっかりしろ、俺はもっとこいつを活かせるはずだ!』
「よし、いい球頼むぜ!」
「うん!」


 阿部も気を取り直して戻ります。
 次の打者・和田の時には、首を振る動作も試します。和田も三橋が首を振らない事を知っていたので、今までとは違うと悩んでしまいます。そうしてどうにか和田を三振で抑えます。これには三橋も興奮気味。

『阿部くんのリードはすごい…!』

 とりあえず少しずつ持ち直してきたかなというところで次回へ。今回は久々に黒田さんが脚本でした~。入野さんもキャストにいたんですね…。観ている時は気付きませんでした。


 次回は「5回裏、2対5」今回のタイトルもストレートですね…。それだけこの状況がポイントになってくるということでしょうか。そして西浦も反撃開始…。2人目のピッチャーがどんな投手なのか気になるところです。今回は水谷の活躍がすごかった…。でもあと3,4話で話がまとまりきるのかちょっと心配だったり…。やっぱり1クールは短いですね。

 ではまた次回に!