今回はシャーロット達がある決断を迫られる話。決断するまでのセシリーと従者3人の戦いは迫力があってすごかったです。ラストも希望を感じさせる終わりでよかったです。なんか最終回のよう…。に、してもセシリー厳しすぎ…。今回のセシリーは今までで一番主人公らしく見えました。
王に存在を認められなかったことにショックを受けるシャーロット…。前回が息抜き回だったので、最後にこのシーンがきてショックでした…。しかも罪人扱い…。一気に暗い展開になってきました…。
どうにかならないか悩むセシリー達…。政治的な問題が絡んでくるため、都市は応じるしかなく。一応ハウスマンも色々考えているようですが、現状どうにもならず…。
それでもセシリーはアリアの事件を思い出し、どうにかシャーロット達を助けようとします…。
「私は諦めません!」
志は高いセシリーですが、これまでの事件のことを思い返すと…。一気に不穏な流れになってきました…。
その晩の食事でもシャーロットは元気がなく…。3人はそんなシャーロットをなぐさめます。従者の3人もシャーロット想いなところは良いですね。前々回まで最悪だった4人の印象も変わりました。まさかここまで好感度が上がるとは思いませんでした。
翌日。セシリーがまた手伝いを。水汲みに悪戦苦戦しているようでした。ドリス達は一応元気に見えましたが…。シャーロットはどうすればいいのか思い悩んでいました。
あと都市の外には帝国のシーグフリート達が待ち構えていました…。いかにも悪人っぽいですね…。その横にはOPでセシリーと戦っている女戦士もいたりと、次回以降が気になります。話もいよいよ盛り上がってきそうです。
ハウスマンも一応シャーロットのことを考えていました。そして出した結論が亡命。ハウスマンはシャーロット達に亡命するようにすすめてきます。戸惑うセシリーでしたが、それも都市のことを考えてのこと。都市で暮らす人のことを第一に考えなくてはなりません。
そしてその条件は、シャーロットの知っている軍国の情報をすべて流すこと…。ハウスマン・ハンニバルも逃がすことで咎められても、自分達が謝罪をすると譲歩しますが、帝国のためにとこれまで行動してきたシャーロットには受け入れることはできず、シャーロットは躊躇ってしまいます…。
それはセシリー・アリアに説得されても変わらず…。シャーロット+3人はそれを拒んで出て行ってしまいます…。どうなるのでしょうか…。
ルークの家で話し合う4人。でもルークだけは、
「生きる理由も与えずに、
死ぬなと言ったところで、何の説得力もないぞ」
と、今シャーロット達が亡命を拒む理由について理解していたようです。ルークも過去にそういうことがあったのでしょうか…。
リサもルークとセシリーと暮らせて、お茶ができればそれで幸せだと話します。リサはやっぱりいい子ですね~。最近この2人の出番が少ないのが本当残念です…。
2人の話を聞き、セシリーはどうすればいいのか分かり、シャーロット達を説得しようと意気込みます!でもルークは急がないと3人が何をするか分からないと、注意もしてきます…。なんかいかにもヤバい雰囲気ですね…。
そしてドリス達3人もやる気…。
「シャーロット様のために!」
3人は魔剣を手土産に、あくまで帝国に帰ることを決意していました。聞こえはいいですけど、どこか逃げているような気もしました。3人の忠誠心が悪い方に向かおうとしていました…。
シャーロットはセシリーの家の屋敷に残っていましたが、まだどうしたらいいか迷っていて…。シャーロットもまだ大切なものに気づけないでいました。
そして魔剣を奪取しようと小屋に忍び込む3人ですが、セシリーが止めに入ります――。説得するセシリー。セシリーはシャーロットがそれを望んでいるのかと3人に問いを投げかけてきます。でも3人とも引き下がる気はなく…
「あなた達は間違っている」
セシリーは自分の無力さを思い出しつつも、4人をあるべき方向へ導くために決意し、何か言われても、
「それがどうした!」
と、強気に説得しようとします!そして3人に魔剣を使い、戦うように命令。何故戦うのか聞かれた時のセシリーのセリフが面白かったです~。
「わたしは頭が悪い!」
セシリー思い切りいいですね~。それでこそセシリーという感じがします。3人もセシリーの言葉に戸惑いつつも、誇りをかけて戦うことに…!
こうしてまた1対3の戦いが始まります。前回は敗北したセシリーですが、今回のセシリーは違っていました!真っ直ぐに決意したセシリーは強いですね~。でも3人相手はきついようで…。
その頃屋敷にいたシャーロットも異常に気づきます――。シャーロットは大切なものに気づくことはできるのでしょうか。
一方戦いではセシリーがアリアを使い、反撃していました!アリアを使い、突撃をかけるセシリーがとてもカッコよかったです~。ここは迫力があってよかったです。音楽も盛り上がっていて良い感じでした。に、しても結構セシリーも容赦ないですね。厳しすぎます…。
最後はドリス。ドリスはまだ魔剣を持っていけば帝国が受け入れてくれると考えていたようですが、それは希望的観測でしかなく…。セシリーはそんなドリスにも喝を入れます!
「あまったれるな!
帝国を捨てろ!!そして考えろ!!
他の誰でもない、シャーロットを
幸せにする方法を4人で考えるんだ!」
ここに今回のテーマがこめられていますね…。どんな状況でもやっぱり皆で幸せになれないと意味はありません…。4人も早くこのことに気づいていればよかったんでしょうね…。
セシリーの熱い叫びでしたが、それでも従者3人は引く気はなく…。やっぱり戦いは衝突でしか決着はつきませんでした…。でも気持ちの面ではセシリーが勝っていたのは確かですね…。
こうして戦いはセシリーの勝利。攻撃を受けた3人は気絶してしまいます…。シャーロットがここでセシリーの前へ。そして改めてセシリーはドリス達3人は大切な存在ではないのか、家族なんじゃないのかとシャーロットを説得します。シャーロットもそんなセシリーの言葉に揺れていました…。4人で新しい生活を。それがセシリーの願いでした。
でもシャーロットは母親への想いを捨てることができず…。なんとシャーロットも剣でセシリーと戦おうとします――…。でも今のセシリーに敵うはずもなく、セシリーはシャーロットを頬を叩き、シャーロットを打ちのめしてしまいます。本当セシリー容赦ないですね…。セシリーは自分にも他人にも厳しいのかもしれません…。
そしてセシリーは王族としてのシャーロットは死んだと強調。
「たった今、
シャーロット・E・フィーロビッシャーは、死んだ」
厳しい言葉でしたが、そこにはシャーロット達を想うセシリーの思いがこめられているように感じました。それにシャーロットはただただ泣いていました…。でもこれでシャーロットの思いも吹っ切れたようです。
そうしてシャーロットは亡命することを受け入れ、翌日出発することに――。ちなみに帝国は4本の魔剣を受け取り、撤収してしまったとか…。魔剣が取り戻せればそれでいいんでしょうか…。
ここでセシリー母、メイドのフィオともお別れ。ドリス達3人も何だかんだで亡命し、シャーロットと生きる決意をします。とりあえず丸く収まってよかったです。
そしてシャーロットは出発する前に、セシリーにあることを教えます。それはシャーロット達の持っていた4本の魔剣を渡しそそのかしたのは、
「シーグフリード」
ということ。黒幕はどうやらこの人物のようですね…。まあ作中の誰かは予想できますが…。次回以降、この男の話になってきそうですね。ルークの過去とどう繋がっているのか気になるところです。
話が終わった後、シャーロットはセシリーに感謝し、そしてこれから4人で生きていくとセシリーに自分の思いを伝えます!
「頼もしい家族がいる。何も心配ないさ
わらわは…わたしは捨てるよ!Eの名を」
「あなたを生んだ母上と、
あなたを育てた3人に敬意を表する」
自分称が変化したのがよかったです~。前々回で出てきた時は絶対好きになれないと思っていましたが、まさかここまで成長して、好感度が上がることになると思わなかったです
そしてシャーロット+3人とお別れ…。4人は笑顔で旅立っていきました。セシリーの家で暮らす4人がもっと見たかった気もしますが、4人がこれからも皆で幸せに暮らせることを祈ります!
次回からはいよいよシーグフリードなどOPの謎に迫っていくことになるんでしょうか。とりあえずルークとリサの出番があるといいなと思いつつ。
ではまた次回に!