さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

新潟の居酒屋さん

2017年05月23日 | 山陰・北陸日本海



滞在したホテルは駅前。新潟の繁華街は信濃川の向こう側にあるので、萬代橋を渡って
いかなければなりません。この石造りのアーチは、国の重要文化財になっているんだって。



古町の繁華街に入り、路地を入るとこの通り、夜の街になっております。



おおお。こりゃあスゴイ。このあたりは古い花街なのです。歩いていたら、次々に客を
乗せたタクシーが狭い路地を通ってゆく。ボンビーな風来坊には「どけよ」と言われて
いるような気になる。この豪華木造3階建て、一見さんお断り系の店の前にタクシーが
止まると、立派なナリをした店員が数名出てきて、車を降りた客を迎える。「見るなよ」
と言われているような気になる。あとで調べたら、ここは「鍋茶屋」という老舗の料亭。
建物は有形文化財に登録されており、明治天皇の料理を出したんだってよ。



うはー。こっちも敷居が高いね。ブラブラしてたら、すんごいおべべとお化粧をした
若い芸妓さんとすれ違いました。こういう感じのところのお座敷に行くのかー。



そんな通りを通過して、街はずれの居酒屋へ向かう。目当ての店に、開店時間10分前に
到着し、一服して開くのを待っていると、なんと「本日貸し切り」ときたもんだ!
30分も歩いてきたのに!
w(゚益゚)w

まあよくあることです。。。 次候補は頭の中の地図にぼんやり。このあたりかな、と
彷徨うが、なかなか見つからず、そのうち雪がひどくなってきて散々な目に。3月末
だってのに吹雪かよ!



頭に雪が積もった状態で「こばちゃん」に。居酒屋の明かりは、救いの灯だのう。



まずは熱燗である。たまらん寒さだ。酒にはホタルイカ。これが我が人生で最大の
大きさであった。ここの主人は佐渡出身で、酒も料理も佐渡のものでした。



というわけで、このワカメも佐渡島産。



酒は佐渡の地酒、「真稜」。魚はなんだったっけな?家族経営で、みなさんせっせと
働いている良いお店でした^^



夜も更ける。バーに行こうと思ったが、宇都宮や会津若松と違って、新潟にはバーの
数が少ないのかな。帰り道の途中にある、ネットに載っていた店を通ったら、なんか
イタリア料理の店だったしなあ。



ううむ、新潟初日の夜はこんなもんかー。