山陰本線に乗って江津（ごうつ）へ向かいます。「本線」といってもローカル線
なので、１時間に１本程度。しかし特急には乗らないので、各駅停車もしくは快速
だと２～３時間に１本ということになります。各駅に乗ると、単線ですからやたらに
反対側の電車を待ったり、特急が追い越すのを待って駅で止まります。
２両編成でも席はガラガラ。これで次期首相候補は「山陰に新幹線を通す！」と
言っているそうだからあきれます。一部の人にお金が落ちる、選挙で票が入る、
そして後世に莫大な借金を残すわけだｗ(ﾟ益ﾟ)ｗ
反対側にやってくる電車を10分20分と駅で待ち合わせ。来てみるとこんなデザイン。
ようやっと江津に到着。駅の前には何もない＾＾；
しかし後でレポートしますが、喫茶店や食事をするところはなくたって、居酒屋や
バーはちゃんとあるのです。そういえば、津波でやられた震災地区でも、スナック
なんかの灯りがともっていましたねェ。
居酒屋に行ってもバーに行っても、「江津は東京から一番遠い町なんだって！」と
自慢（？）されました。たしかに飛行機、バス、電車を乗り継いで、どう急いでも
朝出たら夕方になるかなー。
なかなか食事をするところが見つからなかった。そもそも人が歩いてねーし。
んで見つけたのがこんなオサレなとこ。
女性だけでやっていて、なーんか自然派？「ビールありますか」なんて聞ける
雰囲気でもありません＾＾； 地理的にだけでなく、生き方の問題からして
アウェー感でした。。。
名前がよくないが、小さな町だけに他に宿泊の選択肢はない。ここの温泉、毎日
どこかの温泉からお湯を持ってくるんです。
町はずれに用事があったわけだが、バスが３時間に１本で、しかも目的地付近を
通らない。ものすごくヒマそうな観光案内所のおばさまはとても親切で、どうにか
アクセスを考えてくれたのだが、結局タクシー。それもなかなか来なくてあせった。
おばさまから「１メーターだけ乗って、それから歩けば700円で行きますよ」と
ご親切なアドバイスを頂きました。最後まで乗ったのですが、たしかに初乗りを過ぎて
メーターが上がり出すと、一気に値段の数字が急上昇するもんです。なので乗るときは
「メーターが上がる直前で降ろしてね！」と言うべきなのーか。
んで無事用事も済んだので、ブラブラと海岸を歩いているわけです。海の向こうは
朝鮮半島。北朝鮮の潜水艦が来るかもなーとか思ったり。
いい天気でよかった。
例によって、歩いているやつはいない。たまに歩行者を想定していない車道を歩く
ことになる。米国でもそうだったが、歩いているだけで不審者感が漂うって…ｗ