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雑誌世界が指摘、分散型エネルギーの効力

2017-06-01 08:51:04 | 日記
地産地消活動を成功に導くにはエネルギーの地産地消が鍵を握るという考えを述べている方が多くおられます。岩波書店発行の世界10月号に再生可能エネルギーと地産地消についての論考が掲載されていました。
その文章に分散型エネルギーこそ、大手資本に頼らず地域主導でエネルギーを地産地消し地域自給圏を構築するキーテクノロジーであるとの論があります。

そのなかで小水力発電機の長野県飯田市での地元主導の地産地消プロジェクトが紹介されていますが、まだまだ小水力発電機による創電に取り組む地域は少なく、太陽光に比較して影が薄いようです。
その要因としては、落差型の小水力発電機が50メートルの水流の落差を必要として、設置場所が以外と限られること、大規模工事を必要として高額のため、地元住民にとってハードルが高いことが上げられます。
しかし、地産地消に取り組む人々にとっては朗報がもたらされています。相反転方式という、プロペラの逆回転により小さい発電機でも驚異的なエネルギーを新技術が開発されたからです。この技術は九州工業大学と建設コンサルタンツの協和コンサルタンツの産学協同により
開発されたものです。
この相反転方式小水力発電機によるプロジェクトを各地域の地産地消活動に参考にしていただきたいと考えています。