人型ロボットが目指すのは人間。日本はロボットといえば人型ロボットだけど、欧米だと人型じゃないとか。

2015-06-14 | ロボットの時代

写真: nippon.com記事より


なぜ、日本の研究者は人型ロボットを作るのって記事を読んでてロボット=人型ってのは先入観で思い込んでいたこと、なんでそう思ったのかってことがなんとなく見えた。


人型ロボットの目標は人間。

「人型ロボット研究の最大の問題、あるいは宿命というのは、『人という明確な目標がある』ということです。スタスタ歩いて、あるいは走って、さら には五輪やW杯に出るような素晴らしい運動もするし、片や言語を獲得して自在にしゃべり、文字を発明して脳に高度の機能を持つ――。こうした素晴らしい人間を目標としていることです。ロボットに人のまねをさせようとすればするほど、永遠にゴールに行きつけないと痛感します。そのために、やめられなくなってしまいます。



そういえば、囲碁の趙治勲も囲碁棋士はコンピータに負けないのは、囲碁が目標がないものだからといったニュアンスのことを言っていた。

目標が人である必要はよくわからない。一部、人のサポート的なところができれば十分な気がする。
100年は言い過ぎかもしれないが長期的な目標という意味で人なのかな。


あと、欧米と比べ日本は人型ロボットが多いらしい。理由は以下のようです。


『人を創るといった神と同じ行為をやってはいけない』というキリスト教の影響が根底にあり、人的な形をした自動機械に対して、まだ根底的に抵抗感がある


キリスト教ってこんな教えがあるんですね。
日本人は宗教的な縛りは少ないし、鉄腕アトムやドラえもんとかの影響で小さい頃から慣れているのもあるのでロボットと言えば人型を連想する。小さい頃に見たものへの憧れ的なのも影響してそう。



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