旅のおもいで

その足あとをたどる

奈良 県・ 桜井市の三輪山

2013-12-21 20:59:12 | Weblog
大鳥居越しに見た大神(おおみわ)神社の神体山・三輪山です。この神社には神殿がなく巨石群を祀る

出雲系起源の磐座(いわくら)信仰です。大神神社は大国主神が出雲・越など日本海側の国作りを終え、

大和に進出して大物主神としてまつられたといいます。

村井氏の『出雲と大和』がユニークなのは、『魏志倭人伝』にいう邪馬台国の4官とは官職名では

なく、奈良盆地の領域名だというのです。たとえば伊支馬(イコマ?)は北にある物部氏の生駒。

以下南西には鴨氏の葛城、東は大神氏の三輪、そして中央が唐古・鍵で邪馬台国の王宮の地だと。

この邪馬台国が出雲系の氏族連合に擁立された王朝で、のちに神武東征によって滅亡すると‥‥。