旅のおもいで

その足あとをたどる

京都 ・ 木津川 ・ 椿井(つばい)大塚山古墳

2013-03-04 21:23:18 | Weblog

           JR奈良線の上狛(かみこま)駅から25分も北へ歩くと、丘陵の西端と集落が接する

一画に、「椿井大塚山古墳」の標柱がたっています。この古墳は3世紀末の前方後円墳で、邪馬台国

の女王卑弥呼のころに近いことや、三角縁神獣鏡などが大量に出たことからその関連が取りざたされ

ました。この古墳が発見されたのは1953(昭和28)年・国鉄奈良線の拡幅工事の際で、民家(前方部)と

丘陵(後円部)の間を掘っている時でした。古墳外形図の真ん中にあたります。

西に肥沃な木津川氾濫原を見渡す一大首長がいたのでしょうね。