春夏秋冬お散歩日記

ガーデニングと愛犬のお散歩。徒然なるままに…

庭のバラ 11 大風吹いて

2011年05月30日 | 春~夏の開花2011

暴風の中、咲いたルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールとクレマチスのアラベラ
アラベラがやっと咲いてくれました。立ち枯れなくて本当によかったです

昨日、日付が変わった頃から、この辺りでは暴風が吹き荒れました
雨もひどかったのですが、なんといっても風でした!
台風が温帯低気圧になり、東に進んでいったと聞いていたので、ホッと安心していたところを不意打ちされました
寝静まった頃に・・・ドタン・・・バタン・・・と始まり、叩き起こされました。
デッキの上の鉢は背の高いものはすべて倒れ、家裏軒下の鉢も次々に倒れたので、午前1時前に、合羽を着て救出作業
元の場所に置き直しても必ず倒れるので、家裏の鉢たちは、新聞を床に敷いて、とうとう家の中に避難させました。
デッキ上の鉢は不安定なものは倒れたままにしておき、心配なものはガレージに降ろしました。
三本足の重たいはめ込み式のオベリスクも倒れました
散った花弁が舞い散り、花はグショグショ、塵まみれ、枝折れがなかっただけよかった。
咲きかけのピエール・ドゥ・ロンサールがどうなってしまうかと、さっちゃんも飼い主も明け方までゲッソリ
この暴風、なかなかおさまらず、なんと朝の9時頃まで、吹き荒れること吹き荒れること、深夜から丸9時間も!
毎年の台風なら数時間でおさまるのに、今まで経験したことないくらい長く荒れ狂ってました。
ようやく風がおさまって庭に出ると、野分のあと、あたり一面ちりあくた、ゴミだらけになってました
さっちゃんが鬼のように掃除しまくり、すずはこの大風を忍んだバラを記録に撮るべく、写真撮影
下を向いたり、花傷みがありましたが、バラはじめ植物たちは大したもので、風をうまく受け流すようで、
花は傷んでも、しなやかな枝とツボミたちは健在葉は青々としていました。
こうなると花についたチリや傷みも勲章にみえてきました
今回の大風でゲッソリしたのは、バラよりも人間たちの方だったかもしれません


9時間吹き荒れた暴風を忍んだ、満開のルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール
花がグッショリと重たく下を向いています。花傷みもありますが、一輪も散らず、よくがんばったなぁ(TT)
デッキフェンスにシュロ縄でくくり付けたラティスが、突風のたびにグワーグワーと煽られていました。
8号深とんでもないポットにおられます。

大風を忍んだルージュ・ピエールのお花たち強いもんです。大したもんだ・・・
大風の後は低温になったので、花傷みをおさえられます。助かります



ポールズ・ヒマラヤン・ムスク花弁を散らしながらもがんばってくれました。
北西の風だったので、まともに強風を受けたと思うけれど、シュートは無事で、花もしっかり残っています。
強風にもみくちゃにされながらも受け流し・・・漂えど、沈まず えらいの~(TT)
ジギタリスには補強の支柱を立てました。全員無事でおられました



嵐のあとの庭 みんなよくがんばってくれてます。植物は大したもんやなぁ~。

今年から地植えになったジャック・カルティエ、風雨のなか開花
花の左端にクモがいます。花と一緒に強風をやり過ごしたのでしょうか。



フィリス・バイドとアプリコットジギタリス
バイドもかなり開いた状態で暴風を受けました。

小ぶりでしっかりとした花弁で、花持ちのよいバイドさん、風を忍んでくれました。


地植えのピエール・ドゥ・ロンサールこの三日の間に、花がかなり開いてきたのですが、よく辛抱してくれました。

雨粒を含んで、お花は重たげですが、まったく大したもんです

花壇側から撮影 道路側の枝たちもがんばってくれました。



ピエールさんの隣りにおはします、ラベンダードリーム
去年は調子が悪かったけれど、今年はたくさん咲いてくれそう!
小さなセミダブルの花ですが、暴風でも散ることなく・・・。己の散るべきときを知ってるんやろなぁ。



雨で枝がしなだれて風情あるアンジェラさん蛍光色のような強いピンクで咲いてます。



デッキの上にいるジュード・ジ・オブスキュア
雨風の中、何輪か開いてきました。花弁に風の痕跡が見えます。オンリーワンの香りは健在!

コロッとしたジュードさん、こわいほど風に煽られていましたが、大したもんです。

これから満開へと進んでゆきます。



ジュードさんの隣りにおはします、ジュビリー・セレブレーション
この御方も風雨のなか、開花が始まっていました。

無事だったジギタリスと一緒に。後ろにはローブリッターが見えます。
花のあちこちに傷みやゴミが付いていますが、これは勲章!

がんばったねぇ・・・と、風雨のなか開いた花たちが可愛くて仕方ない飼い主です。



デッキの上のハリボテ、ミニアーチにおられる鉢のピエールさん嵐のなか、巻き巻きで咲き始めました。

雨粒で頭が重くて、殊更に下を向いていらっしゃいます。アーチ片側のクナイプさんとともによくがんばってくれました。
紫の草花はリナリアさん。この御方もしなやかに風を受け流したようです。



スプレー咲きのハナグルマすべての枝をひとくくりして、デッキの上でがんばってくれました。
かわいい花なんですが、大風の後、野趣あふれる雰囲気で咲き始めてます



雨風がおさまって、まもなく開花したグラハム・トーマス。灯りのよう。



まだ風と時雨止まぬなか、シャンテ・ロゼ・ミサトの咲き始めの花が、光るように浮かび上がって見えていました。

せっかく咲き始めた花の中にはグッショリと濡れそぼって、復活できなさそうなものもあり、
残念だけど、カットしたものもあります。



ウチ史上初!!ウドンコフリー・ローブリッター、開花はまだ1割くらいです。コロコロと可愛らしいお花です。



ガレージで強風の過ぎ去るのを待った、フェリシテ・パルマンティエ
オベリスクに巻いています。中小輪の素晴らしい香りの花が開いては散ります。これからまだまだ咲いてくれる。



こちらもオベリスク仕立て、ガレージで過ごしたヨランド・ダラゴン
鉢はめ込み式オベリスクですが、倒れかかりました(危なー!

この台風の三日間でだいぶ開花しました。素晴らしいダマスクの香り。

風がやんだので、表札付近に戻ってもらいました。



風がおさまり、表札付近に戻っていただいたザ・ファウンとスカボロー・フェア、小鳥さん付近のもずくは宇部小町
ファウンさんとスカボロー・フェアの鉢もデッキの上で、思いっきりひっくり返ってました
けれど、枝折れなしバラの枝ってしなやかなんやなぁ~

倒れた鉢を起こした直後、スカボロー・フェア。嵐のなかで次々開いていました。かわいい花です



玄関付近でがんばっていた・・・この御方、ラベンダーピノキオ
何気なく見た瞬間、誰かに似てる・・・そうそう、クチュール・ローズ・チリアに似てない
花弁のシャーリングがよく似とる~~と驚きました。虫食いかと思ったけど、ちがう!
ピノキオさん、こんなふうに咲くこともあるんですなぁおもしろいです。



風雨がおさまったあと、ずっと固まっていたセプテンバー・モーンさんが開き始めました。

明日は晴れるから、とうとう御尊顔を見せていただけるかな?やさしいピンクがたまらん!



続々開花中!!みやこさんとても華やかです。風対策のため、すべての枝をひとくくりにしていました。
みやこさん、黒点の症状が出てますこの御方だけ防除を飛ばしてたんやろかー治療薬あげました。

淡いイエローはカンタービレさん。お二方一緒に、階段付近を彩っていただくべく、移動してもらいました。



プティット・コケットさん、初めてのお花が開花深いカップ咲きで8cmほどの大きさ。ミルラ/アニスの香り。
軒下にいますが、強風で雨が吹き込むので、どうしてもお花に雨があたってしまいます。
それでもなかなかきれいに咲いてくれています。風で鉢が倒れたので、深夜~お昼まで家の中にいました。



マダム・ルナイーさんも風雨のなかで、かわいらしく開花 すぐに軒下に移動させました。その後、風のため家の中へ。
小さいのに非常~~に香る香る!この御方の香りは、やめられん中毒性あるかも(^^;



この御方の香りもやめられない薫乃さん。豊かなローズの香りに、フルーツやスパイシーさも混ざって、特徴のある香り。
室内での撮影です。薫乃さんと一緒にクモさんも、いらっしゃいすずもさっちゃんもクモは全っ然っ平気です
足があるものは全部平気(蛇とミミズは平気)ですが、無いものは・・・・・・(ぎゃあああーーー
これはどうやら血筋のようで、イモムシなんて何もしないのにね。よくこれでガーデニングやっとるわ。

こっぽりとしたベル型のお花。今回の花はなぜか大きく咲いて、とてもかわいいです。

薫乃さん近影。一枝に一花、咲いてます。本来は房咲きになるんやろね。



雨の中、満開を迎え、風雨のなかがんばり続ける、ハイディ・クルム・ローズ
嵐のあと、ルージュピエールのお足元に行っていただきました。



グレイ・ドーンさんは、房咲きの花首が、風でポキッと折れるものが続出
カットして、さっちゃんの大盛りアレンジメントに参加していただきました。
実にシブい、上品なグレーが出て、ロゼット咲きになってますティーの香りもあります。

見惚れてしまう花色です (´Д`;) (´Д`;)



ボレロさんもまだまだがんばってくれてます

すべてのツボミに咲き切っていただけるかな。風雨の中、ありがとう~おひねり肥えドカーン投下いたします!


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