そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

8月のクリスマス

2006年09月10日 | ラブロマンス/青春

2005年 日本 103分
■2006.9.10 wowow
■監督 長崎俊一
■出演 山崎まさよし(寿俊)  関めぐみ(由紀子)   井川比佐志(鈴木雅俊)  西田尚美 (純子)  大倉孝二(宮田亮二)

《story》

「君は神様がくれた最高のプレゼントでした」

「もしも、あなたに残された時間がわずかだとしたら、
           大切な人にどんな愛を残しますか?」


父から譲り受けた町の小さな写真館。店先で、店主の帰りを待つ由紀子。急いで写真の現像を頼みに来たのだった。店の前のベンチでたたずむ彼女に声をかけたときから、二人はたびたび出会い、会話するようになる。彼女は彼のことを「おじさん」と呼び、次第に好意を深めていく。しかし、寿俊は重い病気を持っていて、わずかな余命しかなく、ある日病状が急変し入院することとなった。写真館は閉じたまま、事実を知らない由紀子は何度も足を運ぶのだった。転勤を知らせる手紙をドアの向こうに残したまま、彼女は町を去っていった。一時回復した寿俊は、彼女の手紙を見て、彼女の転勤先に向かった。遠く彼女を見るだけで去るのだった。そして、寿俊は・・・。

◎淡々と物語が進んでいく。大きな盛り上がりはないけど、彼の優しさがしみじみと伝わってくる。彼女が無邪気なだけに、包み込むような愛が何とも言えない。
もし自分が余命短かったら、こんなに落ち着いて生活できるだろうか。毎日荒れ狂うだろうな。人のことなんて考える余裕なんてないだろうな。
何も語らない、ただ話をしてそばにいることが彼の愛であり、無邪気に寄り添うことが彼女の愛であり彼へのプレゼント。だからこそ、心に響くんだな。

公式サイト「8月のクリスマス」


最新の画像もっと見る