そよかぜから-映画

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釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束

2007年09月22日 | コメディ

2007年 日本 114分
2007.9.17 TOHOシネマズ緑井
■監督 朝原雄三
■出演
   西田敏行(浜崎伝助)  浅田美代子(浜崎みち子)
   檀れい(木山珠恵)  谷啓(佐々木次長)
   星由里子(木山温子)   高嶋政伸(高原昌平)
   三國連太郎(鈴木一之助)  加藤武(秋山専務)
   小野武彦(原口取締役)   鶴田忍(社長)
   中村梅雀[2代目] (草森秘書課長)
   村野武範(川島営業部長)  益岡徹(舟木課長)
   中本賢(太田八郎)  平山あや(舞子)
   笹野高史(前原運転手)
   奈良岡朋子(鈴木久江)  小沢昭一(渋谷剛三)
   石田靖(木村)  梅垣義明(渋谷の秘書)  増田英彦(野沢)
   安田大サーカス  渋谷天外[3代目] (藤原) 桂小金治(林)
   持丸加賀(浜崎鯉太郎)

 《story》

「スーさん極秘ミッション発令!? 
           美しい瀬戸内海のリゾート開発をめぐる大騒動!」


スーさんが社長を退任し会長に就任した。社員を集めてのあいさつで、頭が真っ白になり言葉が出ない。胸がいっぱいで言葉が出ないのだと思った浜ちゃんが助け船を出す。認知症ではないかと悩んだスーさんは、朝の散歩に行くと行って行方不明。鯉太郎の携帯に電話が入り、市外局番から岡山にいることがわかった。さっそく浜ちゃんはスーさん探しに出かける。瀬戸内海の島の寺で世話になっていたスーさんに浜ちゃんは出会う。そこではリゾート開発に揺れていた。美しい海岸や自然を守るために、スーさんが身を寄せていた寺の娘、珠恵は恋人の昌平らとともに、開発反対の運動を行っていた。開発の建設業者はなんと鈴木建設。浜ちゃんは、開発説明会に参加し、良き釣り場である良き自然について訴える。しかし、許可を取って進める開発側は、説明会後さっそく工事に着手しようとしていた。座り込みを始める珠恵や昌平たち。東京からかけつけ協力する浜ちゃん。しかし、強引に工事が始められようとしていた。しのときスーさんは・・・。

 ほのぼのと笑える映画
「ヒーロー」よりおもしろかった。あの寅さんのように、会場がほのぼとした笑いに包まれる。映画の楽しみのひとつ。「ヒーロー」も、テレビのシリーズを見てたらもっと楽しめたかもしれない。でも、笑いの雰囲気がちがう。寅さん的笑い。私はあの笑いを思い描いているのだ。どうやって会社を休むかいろいろ考えるところ。がむしゃらに働かないでいいんだよ、みんなで楽しくやろうよ、って言われているような、心の癒し。自然の中にいる、自然をしっかり意識している人間が一番輝いている。そんな肩を張らない自然な笑い。権力に立ち向かう晴れ晴れしさ。お金儲けだけしか頭にないなんて寂しすぎる。寅さんと同じように、ワンパターンの展開だけど、見たくなる映画。やっぱりテレビより劇場がいいな。
西田敏行って、今年還暦だって。信じられない。そういえば登場人物はみんな歳を取ってきたなあ。鯉太郎も中学生だ。スーさんなんて84才だ。まだまだ続けてほしい釣りバカ日誌だけど、ちょっとしんどそう。

 公式サイト「釣りバカ日誌18」


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