そよかぜから-映画

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マシニスト

2006年04月17日 | サスペンス/ミステリー


2004年 スペイン/アメリカ 102分
■原題「The Machinist」
■2006.4.17 wowow
■監督 ブラッド・アンダーソン
■出演 クリスチャン・ベール(トレヴァー) ジェニファー・ジェーソン・リー(スティーヴィー) アイタナ・サンチェス=ギヨン(マリア) ジョン・シャリアン(アイヴァン) マイケル・アイアンサイド(ミラー) ラリー・ギリアード・ジュニア(ジャクソン)

《story》

「WHO ARE TOU?」

「すでに365日眠っていない」

機械工として働くトレバーは、不眠症に悩み、365日寝ていなかった。食事もあまり取らなく、やせ細っていた。ある日冷蔵庫にはったメモ書きに異変が起きた。そして、職場にアイバンという男がやってきて、不思議な現象が次々と起こる。トレバーじゃアイバンを追跡して真相を探ろうとするのだが・・・。

◎ここまでできるのかと思うほどの減量だと思った。この映画に出るために、クリスチャン・ベールはかなりの減量をしたそうだ。罪の意識をやせ細っていく姿で表現していくのだった。まあ、ここまで本気で演じようとするから迫力がある。今にも壊れてしまいそうな危機感が、針で突き刺されるように襲ってくる。
罪の意識、ここまで感じられたら、反対に人間の善を信じたくなる。どんなに平気でいても、体の中から悪への拒否を示す何かが吹き上がってくる。今の世の中、悪に対し自分を責めるほどの善を持っていない場面の方が目立つ。平気で人を殺せる。戦争を起こせる。人をいじめ苦しませる。しかし、きっと人は心の中のどこかで、そんな悪魔の行為に対して拒否反応を示すにちがいない。

オフィシャルサイト「マニシスト」



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