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■2006年 日本 94分
■2008.11.8 DVD
■監督 古澤健
■出演
沢尻エリカ(木村奈々) 若槻千夏(藤田香苗)
小栗旬(久我俊一) 浅田美代子(木村靖子)
杉本彩
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「拾ってはいけない」
「消えていく。家族が、友だちが、恋人が、
みんなはどこ・・・・・」
小学生の孝は、駅のホームで定期券を拾う。その後、奈々たちと出会ったあと、行方不明になってしまう。その後、今度は奈々の妹の範子が定期券を拾い、駅で孝を見たと携帯で奈々に知らせたあと行方不明になる。孝の家では、錯乱した母親の姿があった。一方、電車の運転手の久我は、トンネルの中で人が倒れているのを目撃し、列車を急停車する。しかし、そこには何もなかった。そんなことが何度もあり、落とし物係に回されてしまう。奈々と同じクラスの香苗のボーイフレンドは「やえこに気をつけろ」と言い残し、列車事故で亡くなった。彼を殺したと噂された香苗は奈々に励まされ親しくなる。二人は、真相を探るべく、落とし物係を訪ね、何度も書類に記入のある「やえこ」を見つける。香苗も行方不明となり、奈々と久我は、事故が多発しているトンネルに向かう。そこで見たものは・・・。
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行方不明になった人間が、またひょっこり出てくるのがようわからんかった。あの「やえこ」も、孝の母親の豹変も、何だか映画全体が素人っぽい感じがした。人が行方不明になったり死んでいるのに、世間が騒がないという違和感のある映画だ。世間と離れると異質になる。世間と交錯しながら進むホラーは、身近に感じるのではないだろうか。これは外れだった。奈々の沢尻が、苦労人に見えない。
私はよく写真を撮るけど、自分の写真を見るのはいやだ。鏡を見るのもいやだ。何て不細工なんだろうと悲しくなるし、自信のなさが大きく出てくるから。パソコンに入っている何年分かの写真には、ほとんど自分の写真はない。今、死んだら、遺影はどんな写真になるのだろうか。現在のひどい写真より、数年まえの少し若い写真ならいいかな。葬儀の話になるけど、密葬か何もしなくてもいい。「え、死んだん」で、通り過ぎてしまえばいい。影は影のまま・・注目されたくはないので、人に集まってほしくない。後でそうだったんだと軽く知ればいい。無になればそれでいい。忘れて欲しい。
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