そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
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ポストマン

2008年03月23日 | 人間/社会派ドラマ
 
2007年 日本 111分
2008.3.22  サロンシネマ2
■監督 今井和久
■出演
   長嶋一茂(海江田龍兵)  
   北乃きい(海江田あゆみ)
   原沙知絵(塚原奈桜子)  犬塚弘(三ツ屋輝夫)
   谷啓(羽田薫)  竹中直人(番)
   野際陽子 (木下園子)

 《story》

「手紙がつなぐ家族の絆」

千葉県房総町。今日も龍兵はバタンコに乗り郵便を配達する。2年前に最愛の妻を亡くし、中学3年生のあゆみと小学校3年生の鉄兵と三人で暮らしていた。あゆみは、母の墓参りにも行かず家の家事一切をやろうとしなかった。鉄兵は毎月命日の日になると母に手紙を書いてポストに入れた。龍兵は家族三人で暮らすことが一番だと思っていたが、あゆみは陸上をやるために寮のある高校を受験するという。あゆみの臨時の担任から話を聞く。二人の関係を怪しく思ったあゆみは、法事の席で「母のことを忘れようとしている」と父を非難する。龍兵は思わずあゆみを殴ってしまう。あゆみの部屋に祖母がそっと大きな箱を置く。その中には、昔龍兵が文通で送った母への手紙がぎっしりつまっていた。龍平が手紙を届けていた老人の姿がない。心配になって家をのぞくと倒れている老人。病院に担ぎ込まれた老人の手に一通の手紙。龍兵は、この老人が助かることを願って、この手紙を届けるために自転車を走らせる。

 さわやかな映画でした
単純でさわやかな涙あふれる映画が好きだ。素直に涙を流して、そーっとぬぐう。映画館の中のまわりの人々も、私と同じように涙をぬぐっていた。感動の共有だ。常々思うことは、映画を見てさわやかな感動が味わえたら最高。時には心をしめつけられるものやハラハラドキドキの映画もいいけど、やっぱりさわやかな映画がいい。わざわざ見に来た価値あり。
今頃自転車で郵便を配達する姿は見なくなった。やっぱりバイクだね。郵便局に限らず、職場の中でこうして人のことを考え、人の心を思い大事にしようとするところに感動する。見せかけのあいさつや仕事だからとわりきりの行動は冷たく思う。仕事に誇りを持つとは、そんな人との関係を大切にすることなんだろう。銀行員だって、タクシーの運転手だって、人のことを大事に考える仕事はちがうと思う。私にもできるだろうか。

 公式サイト「ポストマン」


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ポストマン (takepi-)
2008-03-25 19:33:57
こんばんわ
さわやかさがあるのですね。
このような映画は好きですね。
近日、映画を観に行く予定でいたので、これで決まりになりそうです。
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おすすめ (sachi-to)
2008-03-26 05:59:35
素直に涙を流していいんじゃないかなと思います。ぜひ映画館で見て感動してください。書き込みありがとうございます。
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