そよかぜから-映画

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スパイダーウィックの謎

2008年05月10日 | ファンタジー/アドベンチャー


2008年 アメリカ 96分
■原題「THE SPIDERWICK CHRONICLES」
2008.5.5 TOHOシネマズ緑井 with h
■監督 マーク・ウォーターズ
■出演
   フレディ・ハイモア(サイモン/ジャレッド)
   サラ・ボルジャー(マロリー)
   メアリー=ルイーズ・パーカー(ヘレン)
   ニック・ノルティ(マルガラス)
   ジョーン・プロウライト(ルシンダ叔母)
   デヴィッド・ストラザーン
        (アーサー・スパイダーウィック)

 《story》

「さあ、覚悟を決めろ! その『謎』に挑め」
「“この本、読むべからず。少しでも読めば、恐ろしい結末が待つ”」
「スパイダー・ウィック家に封印されていた謎を秘めた手引き書とは・・・」

ニューヨークから引っ越してきた母と子ども達。経済的に苦しくなって、古い親戚の家に移ることになったもだ。その家は80年前にある研究をしていたスパイダー・ウィックの家で、彼は行方不明だった。娘はどこかの施設に入って余生を送っているという。家族に反抗的なジャレッドが不思議な音を追っているうち、屋根裏部屋を見つけ、そこで古い本を発見する。「決して開けて読んではならない」という警告を無視し読んでしまう。そこには、スパイダー・ウィックが研究していた妖精の秘密が書かれていた。そして、家の外では見えない何者かが弟のサイモンを連れ去ろうとしていた。サイモンを救出したジャレッドは、家を守る妖精ブラウニーから、その本をねらっているゴブリンたちのことを聞く。森でホグスクイールの協力で妖精が見えるようになったジャレッドは弟と姉と、スパイダー・ウイックの娘ルシンダ叔母さんに会いに行く。そこで、スパイダー・ウィックは、妖精の世界を守るために妖精に連れ去れたことを知る。今の窮地から脱出するためにはスパイダー・ウィックを捜し会いにいくしかない。家を守っていたサークルが消される。ジャレッドたちはゴブリンたちとの戦いに勝つことができるのか。

 結びつきを強めるの窮地

みんなで協力して戦おうというとき、結束することが多い。これは戦争に使われるから気をつけなければいけない。北朝鮮だ、中国だと駆り立てて、目をそちらに向けさせ、戦争の準備が着々と始まる。戦争そのものはだれかの金儲け。
わがままに見えたジャレットも、家族のみんなも、何か課題をかかえていた。その課題を解決するためには、何か大きなきかっけが必要だ。それが今回の事件だったということだろう。家族の視点から見たらね。
妖精という不思議な生き物を考えたら、映画の映像は今までになくすばらしかったと思う。CGは映画を画期的に変えてしまった。たださびしくもある。リアルにあり得ないことを表現できるが、映画作りとしての工夫がすべてCGに集中してしまって新鮮みがなくなっていくような気がする。現実をいかに造って表現するか、演技をするかに、映画のおもしろさはある。この映画では、二役があった。あとからわかった。違和感がなかった。どんな撮影なんだろうか。
ラストに妖精の世界に行ってしまった二人。向こうでの生活はどんなものなのだろうと、現実に返ってしまった。妖精が見えることが幸せなことなのかどうなのかわからないね。

 公式サイト「スパイダーウィックの謎」



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