思いつくまま日記

前に道が無い・・・歩くのに苦労の連続。
色んな意見を聞きながら進みたい。

奇跡が私に・・・

2016-09-23 18:05:52 | 日記
 車椅子で移動は、午後2時30分だった。迷路の様な廊下を進むと手術室のドアーが現れ、そのまた向こうに又、手術室がある。数回の手術室を通過してやっと私の手術室に到着した。
 高い手術台があり、その周りを数人の医師と看護師がとりかこみ、私の手術台への移動を待っていた。
 右手からのカテーテル検査で血圧計、心電図等の機器が取付られて、いよいよ検査の開始。
 右手に局部麻酔を行いシースを挿入してカテーテルを入れ冠動脈入り口迄入れ、造影剤を注入して冠動脈造影(CAG)を行った。 カテーテルが二の腕を通る時カテーテルの通過が押し分ける様に進むのが分かった。あれよあれよと思う間に検査は終了した。ええっ、本当なの?僅か20分たらずの検査だった。 
 看護師が慌てて迎えに来て、「もう、終わったのですか?」早いですね、私が病室にやっと帰ったところでした。こんなに早いのは初めてですよっと言った。一時間後担当医が説明に来てモニターを見ながら冠動脈の状態を動画で見ながら説明してもらった。新たな狭窄もなく、きれいな状態での動画だった。
 陣旧性心筋梗塞・・・心筋梗塞を発症してから、1か月以上経過し完全に血管が詰まった状態で壊死の見える状態を云うそうですが、私の詰まった血管の下部の血管は壊死せず生きていた。これは私には奇跡の出来事だった。下部の血管に他の血管が接合し血流が発生していた。詰まった部分は改めて手術する必要もないと思われる。 担当医の説明である。
 身体の神秘さと運の恵みに感謝している。
 


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