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●【グロ注意】九相図(九想図、くそうず)死体の朽ちて行く図

2012年04月25日 19時43分39秒 | 色んな情報
●【グロ注意】九相図(九想図、くそうず)死体の朽ちて行く図
★九相図 - Wikipedia http://bit.ly/IRi1q1
屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階にわけて描いた仏教絵画である。
名前の通り、死体の変遷を九の場面にわけて描くもので、死後まもないものに始まり、次第に腐っていき血や肉と化し、獣や鳥に食い荒らされ、九つ目にはばらばらの白骨ないし埋葬された様子が描かれる。
九つの死体図の前に、生前の姿を加えて十の場面を描くものもある。
九相図の場面は作品ごとに異なり、九相観を説いている経典でも一定ではない。
『大智度論』『摩訶止観』などでは以下のようなものである。
1.脹相(ちょうそう) - 死体が腐敗によるガスの発生で内部から膨張する。
2.壊相(えそう) - 死体の腐乱が進み皮膚が破れ壊れはじめる。
3.血塗相(けちずそう) - 死体の腐敗による損壊がさらに進み、溶解した脂肪・血液・体液が体外に滲みだす。
4.膿爛相(のうらんそう) - 死体自体が腐敗により溶解する。
5.青瘀相(しょうおそう) - 死体が青黒くなる。
6.噉相(たんそう) - 死体に虫がわき、鳥獣に食い荒らされる。
7.散相(さんそう) - 以上の結果、死体の部位が散乱する。
8.骨相(こつそう) - 血肉や皮脂がなくなり骨だけになる。
9.焼相(しょうそう) - 骨が焼かれ灰だけになる。
死体の変貌の様子を見て観想することを九相観(九想観)というが、これは修行僧の悟りの妨げとなる煩悩を払い、現世の肉体を不浄なもの・無常なものと知るための修行である。
九相観を説く経典は、奈良時代には日本に伝わっていたとされ、これらの絵画は鎌倉時代から江戸時代にかけて製作された。
大陸でも、新疆ウイグル自治区やアフガニスタンで死屍観想図像が発見されており、中国でも唐や南宋の時代に死屍観想の伝統がみられ、唐代には九相図壁画の存在を示唆する漢詩もある。
仏僧は基本的に男性であるため、九相図に描かれる死体は、彼らの煩悩の対象となる女性(特に美女)であった。
題材として用いられた人物には檀林皇后や小野小町がいる。
檀林皇后は信心深く、実際に自身の遺体を放置させ九相図を描かせたといわれる。

★『大智度論』(だいちどろん)http://bit.ly/JpdsDw
龍樹の著作とされる書で、『摩訶般若波羅蜜経』(大品般若経)の百巻に及ぶ注釈書である。
初期の仏教からインド中期仏教までの術語を詳説する形式になっているので仏教百科事典的に扱われることが多い。
★『摩訶般若波羅蜜経』(大品般若経)http://bit.ly/I8XWMU
摩訶般若波羅蜜経は般若経典の一つ『二万五千頌般若経』の、鳩摩羅什による漢訳(403)である。90品(高麗大藏再雕本は27巻、思溪資福藏、普寧藏等は30巻)の比較的規模の大きな経であり、通常大品般若経(大品)と呼ばれている。
鳩摩羅什の訳した経の中には、摩訶般若波羅蜜経と名づけられるものがもう一つあるが、そちらは『八千頌般若経』の漢訳(408)で、大品に対し29品(10巻)しかないので小品般若経(小品)と呼ばれる。
★摩訶止観(まかしかん)http://bit.ly/J8OTZl
仏教の論書の1つで、止観(禅定の1種)についての解説書。
10巻。594年に中国荊州(現在の湖北省)玉泉寺で天台宗の開祖智によって講義され、弟子の章安灌頂によってまとめられた。
天台三大部の1つ。
★帷子辻(かたびらがつじ)http://bit.ly/Jpe4sz
京都市北西部にあったとされる場所。
現在の「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」付近と言われる。
「九相図」(九相詩絵巻)は檀林皇后(または小野小町等)の遺体が朽ち果てる様を九つの絵で描いたものとされる。
また詩書には「檀林皇后の御尊骸を捨てし故にや、今も折ふしごとに女の死がい見へて、犬鳥などのくらふさまの見ゆるとぞ、いぶかしき事になん」とある。
この意味について「もともと帷子辻は、こうして自らをなげうって人々の魂を救済しようとした檀林皇后の遺志の源であったはずであるが、その後この辻を通りかかると、犬やカラスに食い荒らされる女の死体の幻影が見えると恐れられるようになった」との解釈もあるが、「後にも檀林皇后の例に倣い、女の死体が捨てられることがある」との意味に解釈すれば怪異でも何でもない、との指摘もある。
★【グロ注意】九相図の写真・絵・画像集【朽ち果てていく肉体の美】http://bit.ly/JFwO9n
★【グロ注意】九相図-NAVER まとめ http://bit.ly/Jz6hx5 右へスライド 20枚
★とみ新蔵 ブログ:小野小町の九相図 http://bit.ly/JniaE3 
★「九相図」の変容ー死の現前化から非現前化ー http://bit.ly/J8R27m
★松井冬子さんと九相図(くそうず)http://bit.ly/J8RoLe
★果たして現代の「九相図」か?《松井冬子展  レビュー》 http://bit.ly/K9fGph
★「九相図」と、松井冬子の「浄相の持続」、「夜盲症」を考える http://bit.ly/I4PGvf
★検索してはいけない言葉 Wiki - 九相図 http://bit.ly/J8RLFx
★九相観図 http://bit.ly/I8PShP
檀林皇后は嵯峨天皇のお后で才媛の誉れたかく絶世の美女と謳われ,深く仏教に帰依なされていた。
お亡くなりになる時に「私が死んだ後は葬儀を用いず野に棄てよ。
色欲におぼれる者は我が燗穢を見て警護すべき」と。
人の生命が終わった後,必ず訪れる肉体の醜い変化其の現実を此の目で確かめ淫欲に溺れることなく悟りの世界に導き給う皇后の思し召しである。
★死の王に捧げる九相図 - BIGLOBE 動画検索 http://bit.ly/IfekOo
★「死」の起源と意味/九相図から学ぶ http://amba.to/I128xe
★『九相図 』 http://amba.to/Jnjkj3 正木秀尚 高知を活動の拠点とする漫画家の紹介
★正雲寺/福島県会津若松市 http://bit.ly/K2xva8
★文献案内:『九相図資料集成-死体の美術と文学-』http://bit.ly/ItITi8

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