旧UFJ信託銀行との経営統合を白紙撤回されたのは契約違反として、住友信託銀行が三菱UFJファイナンシャルグループなどグループ3社に1000億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であり、請求を棄却した。
判決は、「旧UFJ側が住友信託側と誠実に交渉する義務や独占的に交渉する義務に違反した」と認定しながらも、「最終契約の成立が確実だったとは言えない」とし、統合実現で得られたはずの利益を賠償する義務はないと指摘した。
判決は、「旧UFJ側が住友信託側と誠実に交渉する義務や独占的に交渉する義務に違反した」と認定しながらも、「最終契約の成立が確実だったとは言えない」とし、統合実現で得られたはずの利益を賠償する義務はないと指摘した。