経営破綻した北海道拓殖銀行の巨額融資を巡り、整理回収機構が、旧経営陣を相手に起こした5件の損害賠償のうち三つの融資先を巡る3件の控訴審判決が札幌高裁であった。。
裁判長は、旧経営陣の控訴をいずれも棄却し、元役員らに対し、連帯して総額約41億4200万円の賠償を命じる判決を言い渡した。3件での賠償額は、1審より約32億円増額された。
1審で機構側が唯一全面敗訴したノンバンク「エスコリース」では、1審判決を破棄し30億円の賠償を命じた。
裁判長は、旧経営陣の控訴をいずれも棄却し、元役員らに対し、連帯して総額約41億4200万円の賠償を命じる判決を言い渡した。3件での賠償額は、1審より約32億円増額された。
1審で機構側が唯一全面敗訴したノンバンク「エスコリース」では、1審判決を破棄し30億円の賠償を命じた。