旅立ち

いろんな旅立ちがあるけど

ボクは 旅立ってもいいかなって 思うんだ


だって こんなに碧い空を一人占めできるし
ふわふわ綿毛のベッドで
たくさんのお友達と飛んだり跳ねたり

本物の金平糖食べ放題で
虹や三日月　すべり放題で

たまに飛行機に便乗して　一緒に雲のチョークでお絵かきなんて　してみたいなって


だから 　ボクは　君に手紙を書きたいの

ボクなりの 文字で

ボクらしさを 見ててって

ボクらしさを


ずっと ずっと ボクはボクだから

100%な

100%な

精神と肉体をもつあなたは
100%な 人間です

それが とっても すごいんです


100%な 犬と 猫と 兎と おんなじ
汚れは　0　です


美しいんです
神様の遣いなんです


あなたと そこのあなたが手をつなげば 200%になれるんです

そして そこのあなたも参加すれば 300%

みんなが参加すれば
無限なんです


そんな世界が 結局は100%なんですね

ひとつ

ひとつ　ほっとしました。
ひとつ　笑顔が深くなりました。
ひとつ　涙がにじみました。

あなたが　がんばってくれたから
今日は　あなたが　　英雄になれた記念日
　　

がんばった後の　　ごちそうの味を　　決して忘れないで
今日の　味を　　よく　よく噛みしめて　　全身で感じてね　包み込んでね


ひとつ　心臓が　笑えるようになりました。　
ひとつ　灰色の空気が　桃色になりました。


あなたが　　がんばってくれたから

あなたが　　がんばってくれたから

自分について

三月の 無機質な 生暖かい風の匂いが
私を とてつもなく 懐かしく　温かく
そして無性に 切ない気持ちにもさせるのです

10年という経過が あまりにも早かったので
”切ない”という言葉の奥を掴めてないかもしれない私に

まだまだ 子供の名残を感じる私に

嫌気や吐き気がさす私もいるし 『これでいいんだよ』 なんて 頭を撫でてくれる私もいるし
どちらも正直な私であり

労ろう
なんて思う私もいます


自分について

考えた この数分によって 猫背が治った自惚れ屋さんに変身できる気もします


現在の車内からの視界ですが
荒れに荒れた春雨模様


懐かしいな 温かいな

嫌いじゃないや

どちらかというと 　好き かもしれない