滋賀県に生息する淡水魚の紹介、今日の1匹はイチモンジタナゴ。滋賀県では『ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例』の施行により、捕獲が禁止されています。滋賀県産の個体を掲載したかったのですが、条例施行までに捕獲が間に合いませんでした(ちなみに画像の個体は、頂いた岐阜県産?ブリード個体です)。
<データ>
名前:イチモンジタナゴ
分布:滋賀県北部の一部
体長:採取経験無し
生息:溜池、琵琶湖、内湖
特徴:
漢字で「一文字鱮」と書くタナゴの仲間ですね。体型は長細い木葉型で、タナゴの中では体高が低い方ですね。1対の口髭は極めて短いように見えます。体色は背面が淡い褐色系で腹部へ向かい白くなっています。一文字の由来は、雄の婚姻食で縦帯が尾鰭の基点付近まで走ることのようです。滋賀県産の繁殖期は分かりません。他県産では、雄の婚姻色が鰓や鰭が桃色、背面が青色系でした。他のタナゴ類と同じように、二枚貝に産卵しているようです。河川・内湖の開発(こちらが主因でしょうね)や外来魚による捕食で数を減らし、滋賀県レッドデータリストでは絶滅危惧種、『ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例』では希少種に指定されています。
参考・引用文献
私見:
県内採取の禁止は良いが、繁殖地の情報を新聞に載せるのは如何なものかと・・・
また、他県産を滋賀県産と偽って逮捕された事件もありましたね・・・
採取:
タモ網では無理かな?だったらタナゴ釣りがベストですね。
飼育:
他のタナゴと同様で良いのでは?
動画:
動画:
イチモンジタナゴの雄(上)と雌(下)。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:イチモンジタナゴ
分布:滋賀県北部の一部
体長:採取経験無し
生息:溜池、琵琶湖、内湖
特徴:
漢字で「一文字鱮」と書くタナゴの仲間ですね。体型は長細い木葉型で、タナゴの中では体高が低い方ですね。1対の口髭は極めて短いように見えます。体色は背面が淡い褐色系で腹部へ向かい白くなっています。一文字の由来は、雄の婚姻食で縦帯が尾鰭の基点付近まで走ることのようです。滋賀県産の繁殖期は分かりません。他県産では、雄の婚姻色が鰓や鰭が桃色、背面が青色系でした。他のタナゴ類と同じように、二枚貝に産卵しているようです。河川・内湖の開発(こちらが主因でしょうね)や外来魚による捕食で数を減らし、滋賀県レッドデータリストでは絶滅危惧種、『ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例』では希少種に指定されています。
参考・引用文献
私見:
県内採取の禁止は良いが、繁殖地の情報を新聞に載せるのは如何なものかと・・・
また、他県産を滋賀県産と偽って逮捕された事件もありましたね・・・
採取:
タモ網では無理かな?だったらタナゴ釣りがベストですね。
飼育:
他のタナゴと同様で良いのでは?
動画:
動画:
イチモンジタナゴの雄(上)と雌(下)。
よろしければこちらにもお越し下さい。
取れるのは、ヤリ・アブラ・タイバラくらい。
カネヒラはお目にかかってません。
しかし、これだけしか取れないって言ったら、
ヤリとかアブラが取れるだけまし!って言われてしまいました。
昨年、私の所ではカネヒラばかりで、ヤリが減っていました。でもタナゴの捕れない地域の人にとっては羨ましい話でしょうね。我々の住んでいる所は、比較的恵まれた環境だと思いますから。それでも、シロヒレ捕りたいとか思ってしまうんですよね。
やはり産卵に使う貝も減っているんでしょうか?
あくまでも私の行くフィールドでの話ですが、ヤリタナゴは産卵母貝であるドブガイがカネヒラと競合するようで、ヤリタナゴが淘汰されました。また同じ様にタイリクバラタナゴは、産卵母貝であるマツカサガイがアブラボテと競合しているので、その水域ではタイバラが淘汰されつつあります。場所器よっては貝も減り、争いが激化しているのかも知れませんね
イチモンジタナゴは遺伝子情報から琵琶湖産ではないかとも言われています。
在来種もいるのかな?
さっぱり、解りませんが、激減しているのは感じています。
春先に篭で3桁採れました。
20匹ばかり持ち帰り飼育しています。
地元ではバラ(ハイブリ)・カゼトゲ・ヤリ・アブラ・カネヒラが釣れます。
タビラを採取してみたいですね!
それでも同じ川でも場所がかわると
ボテの度合いに微妙に違いが有るみたいですぅ
移入・在来の問題もありますよね。最近増えたと思ったら移入でしたなんてことも・・・
九州って折角、カゼトゲやニチバラが生息しているのに、モンジ等が放流されているのが残念ですよね。タイバラのような遺伝子汚染はないかも知れませんが、産卵母貝や餌で競合するでしょうからね・・・