閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する貝類の紹介、今日の1匹はセタシジミ。滋賀県南部の水深0.5m程度の川底上部の砂地で、大小さまざまなシジミが採れました。貝頂の膨らみから、みそ汁、しぐれ煮、しじみ飯等に使われている「セタシジミ」だと思います。今年は、河川改修が部分的に行われていた影響か、1匹も採取できませんでした。最近では、放流なども行われ、生息数が回復傾向にあるのかなと思っていただけに残念です。
<データ>
名前:セタシジミ
分布:琵琶湖、滋賀県南部で確認
体長:殻長で20mmから30mmの採取経験あり
生息:琵琶湖、河川の砂地
特徴:
漢字で「瀬田蜆」と書く琵琶湖固有の二枚貝。形状は殻が縦長の三角形で、マシジミに比べて殻頂部が大きく盛り上がりますね。体色は殻の光沢が強めで、幼貝期には淡黄色、成長と共に黄褐色~黒褐色になります(やや黄色が強い?)。繁殖期は未確認ですが、寿命は長いようです。とても美味しい貝らしく、シジミ飯、シジミ汁などにして食されます(味はヤマトシジミよりも淡い)。環境の悪化には弱いようでして、近年では生息数が激減しています(タイワンシジミ種群の移入も問題になっていますね)。
滋賀県漁業調整規則第36条により、滋殻長1.5cm以下のものは捕ってはいけません。捕れてもその場で逃がしてあげましょう。
滋賀県版レッドリスト:要注目種
参考・引用文献
私見:
美味しいと言う噂は耳にするが、食べるほど捕った事が無いですね。
採取:
砂地の川底をタモ網でさらう。
飼育:
日のあたる場所に水槽を設置し、古い飼育水を入れて砂利を敷き、酸欠に弱いのでエアーポンプで酸素を送る。(うちのシジミの一部は、これだけで1年以上生きています。)餌は、植物プランクトンを主とする有機懸濁物を鰓でろ過して摂取しているため、クロレラなどを与えると良いそうです。個体数が多いと、餌の関係から長期飼育は困難だと思います。
動画:
画像:
セタシジミの拡大画像。
07.12.06追加画像。左セタシジミ、右マシジミだと思います。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:セタシジミ
分布:琵琶湖、滋賀県南部で確認
体長:殻長で20mmから30mmの採取経験あり
生息:琵琶湖、河川の砂地
特徴:
漢字で「瀬田蜆」と書く琵琶湖固有の二枚貝。形状は殻が縦長の三角形で、マシジミに比べて殻頂部が大きく盛り上がりますね。体色は殻の光沢が強めで、幼貝期には淡黄色、成長と共に黄褐色~黒褐色になります(やや黄色が強い?)。繁殖期は未確認ですが、寿命は長いようです。とても美味しい貝らしく、シジミ飯、シジミ汁などにして食されます(味はヤマトシジミよりも淡い)。環境の悪化には弱いようでして、近年では生息数が激減しています(タイワンシジミ種群の移入も問題になっていますね)。
滋賀県漁業調整規則第36条により、滋殻長1.5cm以下のものは捕ってはいけません。捕れてもその場で逃がしてあげましょう。
滋賀県版レッドリスト:要注目種
参考・引用文献
私見:
美味しいと言う噂は耳にするが、食べるほど捕った事が無いですね。
採取:
砂地の川底をタモ網でさらう。
飼育:
日のあたる場所に水槽を設置し、古い飼育水を入れて砂利を敷き、酸欠に弱いのでエアーポンプで酸素を送る。(うちのシジミの一部は、これだけで1年以上生きています。)餌は、植物プランクトンを主とする有機懸濁物を鰓でろ過して摂取しているため、クロレラなどを与えると良いそうです。個体数が多いと、餌の関係から長期飼育は困難だと思います。
動画:
画像:
セタシジミの拡大画像。
07.12.06追加画像。左セタシジミ、右マシジミだと思います。
よろしければこちらにもお越し下さい。
ブログ村の新着ブログを見てやってきました。
うちは静岡県で日淡のガサ&飼育をしています。
琵琶湖固有種など、今後楽しみにしていますね。
ブログ村の新着ブログを見てやってきました。
・きつねさんはじめまして、コメント1号ありがとうございます。
>うちは静岡県で日淡のガサ&飼育をしています。
琵琶湖固有種など、今後楽しみにしていますね
・こちらこそ、オイカワ情報楽しみにしています。(オイカワは、遥か昔に飼育に失敗して以来、手をだしていませんので。)
婚姻色が出るまでに育つとは思いませんでした。
これまで1年でしたが、来年に向けて少し小さめの固体を飼おうか悩んでいます。
水槽をもう1本置ければ簡単に決断できるんですけどね。
塩水で泥抜きしますが、琵琶湖産の場合、如何するのでしょう
コメントありがうございます。
そういえば、私は自分で調理したことが無いので
如何すんでしょうね?同じく塩水か金気のあるものを付けるのかな?答えが出なくてすみません、今度調べてみますね。