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府中刑務所文化祭 PART1

2011-11-03 | イベント
府中に住み始めて1年と半年が過ぎた。今年で2年目の新年を迎えることになる。我が家は昨年喪中だったので、初めての正月と言うことになる。
ここ府中は、大國魂神社のくらやみ祭を初め、数多く地元で催されるイベントが盛りだくさんで、なかなか楽しめる街だ。
そんな中 府中の中でも負の遺産とも言われる「府中刑務所」で、毎年11月3日 文化の日に開催されている「府中刑務所文化祭」に、初めて参加してきた。
実は、昨年も催されていることは知ってはいたのだが、あまり乗り気では無く別のイベントに参加してしまい今年こそは!と、思っていたのだった。

当日、朝9時。iPhoneで何気に昨年催されていた模様を紹介されていたブログ記事を読んでいると・・・。
何でも「柵の中のバスツアー」なる目玉イベントがある事を知る。
その記事には「開門は10時だが9時過ぎには、長蛇の列になる」
「バスツアーは、定員が決まっているので開門されたらすぐにバスツアーの受付を済まさないと乗車出来ない」と言う情報を入手。
9時半過ぎ 急遽支度をして自宅を出る。刑務所まではチャリで移動。何しろ府中刑務所は、同じ町内にあるので5分くらいで程なく現着。


うお~~っ! 既に凄い行列になってる!

サクラさんの話では、全国の刑務所で造られている様々な商品が販売されているんだとか。
中でも、府中刑務所で製造されている「醤油と味噌」は、安くて人気があるそうだ。
並んでいる間、白糸台からチャリで来られたと言う御婦人から「カレンダーが安い」と言う情報もゲット。
刑務所内で、製造されている「コッペパン」も安くて大人気なのだそう。

何でも一日所長とかで毎年 有名タレントが来られているそうで、一昨年は国中涼子、昨年は飯田圭織とかが来ているとの情報も
これにはちょっと期待!? と思っていたら・・・。
今年はタレント島崎和歌子だって・・・。_| ̄|○
そうこうしているうちに、後方を見るとあっという間に入り口ゲートまで列は延々と伸びていた。

いよいよ入場開始時間。列の先頭の方で、島崎和歌子さんのテープカットなどセレモニーがあった様だが、既に100m以上後方にいた我々には、全く姿さえ見えず。

島崎さんは結局どこにも見ることは無かった。

来場者の殆どのお目当ては、やはりバスツアーの整理券。ようやくアーチをくぐり会場内へ。
バスツアーは、どこで受付するのかなぁと思っていたら横の人が係員に聞いていた。ラッキー♪♪
近代的な庁舎を横目で見ながら小走りに受付場所へ。


ゲゲッ!また並んでる!!
予想はしていたモノのこりゃやはり無理かなぁ。と思いつつも最後尾へ並ぶ。
昨年の模様を紹介していたブログ記事では、10時前に来場していたのに結局 午後の最終ツアーになってしまった。とかあったのでそれなりの覚悟はしていた。


さすがムショ 塀の中に入るには例えゲストでも例外は無い。身元を明かさないとダメらしい。

苦労して?手に入れた整理券 今朝バスツアーがある事を初めて知った我々はラッキーだったのかも。

順調に列は進み係員がカウンターで、人数を確認し始めていた。どうやら我々の席は確保できた模様 午前の部は定員450名だったとか。
無事にチケットも貰ってようやくフリーに。これからどうしようか?テント回ってみる?
まだずいぶん早いけど限定600食のムショ飯でも食べよう。と言う事になり中央庁舎の列に再び並ぶ。


真新しい庁舎は、1990年に今の庁舎に竣工されたそうだ。


入り口正面に立つ リアルな看督長(カドノオサ 平安京時代の監察員)の蝋人形


巣鴨プリズンの表門


監獄内の模様 手作り感いっぱいのジオラマ せっ狭い この中で他人と一緒に暮らすことを考えると発狂しそうだ。

しかし日本一の規模を誇る刑務所だけはある。敷地面積東京ドーム7個分 塀の周囲約2Km
定員3000名だそうだが常に定員オーバーが続いているらしい。
入所されている人たちは、B級受刑者とF級受刑者と言う囲いがあって、いわゆる「その筋の人」「薬中の人」がB級「外国人」はF級何だとか。
府中刑務所は、何度も服役を繰り返す人が多いのが特徴なんのだそうだ。



さて、ムショ飯 今年は「カレーと厚揚げの煮物」500円也 ご飯はいわゆる麦飯というモノ

味の方は・・・。可も無く不可も無く普通に完食出来た。(もちろん受刑者達が食べているレシピを元に忠実に再現しているもの)
塀の中では毎日規則正しい食生活だろうから、これはこれで健康に良さそうだ。

続いて、テント売店を見て回った。

テント売店では、全国の刑務所で製造された商品を一同に展示販売していた。


タンスやテーブル家具など 市場で販売されているモノとは何ら遜色なく安値で販売されていた。

テント売店で、先ほどのご婦人に教えてもらったカレンダーを購入1部@¥500×3部購入 他に和紙の折り紙とお手玉セットを購入


コッペパンは、長蛇の列で購入をあきらめた。写真だけ撮影

舞台では、和太鼓のパフォーマンス 阿波踊りなどの演目が続いていた。その周囲では飲食売店が立ち並ぶ
特徴は、いわゆるテキ屋では無く(笑)刑務所?地元?のクラブ会員の方達による手作り感ある売店。
そして・・・アルコール類は一切販売なし。

さて、そろそろ「塀の中のバスツアー」の集合時間だ。庁舎に戻ると午後のチケット配布を待つ長蛇の列。午後は定員150名 狭き門だ。

「塀の中のバスツアー」編 つづく


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2 コメント

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Unknown (AYU)
2011-12-07 18:41:02
一昨年の府中刑務所の1日所長は、やすだみさことかって人ですよ~
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Unknown (ruribo)
2011-12-12 17:14:31
コメントありがとうございます。

あっ!?そうだったんですか?
ちょと調べてみました。

 2003年三田佳子
 2005年斎藤慶子
 2007年島谷ひとみ
 2008年国仲涼子
 2009年安田美沙子
 2010年飯田圭織

ホントですね!!ご指摘ありがとうございます。安田美沙子って・・・。競馬好きのグラドルでしたね。
中央競馬のホームページにコラム持ってた人ですね。
しかし 一日所長をやってもらうタレントさんって誰が決めているのでしょうね?
文化祭実行職員の方々の趣味(好み)反映されているんでしょうね。年追う毎に劣化している気がするのはなぜ!?
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