やまなしの便り

山梨のいまを写真でお届けします

Facebook 田舎体験ハウス「蛍雪寮」

ぐみと桑の実のスコーン

2016-06-27 17:04:29 | 日記

なかなかすっきりしない梅雨空が続きます。
でも、時おり雲間から溢れる光の筋や水玉をのせた紫陽花、畑や山々の緑が
キラキラ生き生きとしていく光景はこの時期ならではの美しさです。

6月も、たくさんの農産物が収穫の時期を迎えてきました。梅、たけのこ、たまねぎ
さくらんぼに小麦、じゃがいも、そしていよいよ桃の収穫も始まりました!

さて、そんな日々の一日、桑の実とグミの実を知人の木から採らせていただきました。

私にとっては、どちらも生まれて初めて食べる味なのですが。酸味と渋みがあるけど
野趣あふれる果実といった感じでクセになりそう。

それと、桑の実にはビタミンEとポリフェノール、グミの実にはビタミンEとβカロテン、
リコピンなどがとっても豊富、アンチエイジングにはもってこい・・・

 


多すぎて、生で食べきれず、スコーンに練りこんで焼いてみました。
ほんのり甘酸っぱい香りとプチプチ感が、なかなかのハーモニーで、
皆様におすそ分けしたい出来栄えでした !
 
 

ホタル ! 素敵な夜のひと時をおすそ分け

2016-06-19 01:26:29 | 日記
夏本番を思わせる日差しを浴びて、緑はすっかり濃くなりました。
紫陽花が咲き、田んぼのおたまじゃくしに足が生え、ゲコゲコ合唱団も団員が急増中。
 
一年で最も日が長いこの季節、夕飯もお風呂も明るいうちに済ませ、
すっかり日が暮れた頃、ふらりとほたるの棲む沢へでかけました。
 
集落の中の、民家もすぐ脇にある沢ですが、とても水がきれい。
 
近所の人たちもつっかけ履いて集まり、子どもたちがはしゃいでいて、
この季節だけのちょっと特別な、夜の時間が流れています。
 
 
 
 
 
撮影地:韮崎市穂坂町

天空のお花畑

2016-06-08 23:52:41 | 日記
甘利山のレンゲツツジです。
 
関東各地で入梅とか、、、
てもこちらでは今のところ、ふんわり曇ってはいるものの、
なーかなか降らないです。
(日照時間日本一の明野地区にほど近いエリアのせいか・・・)

お願い !
朝だけざっと降って、畑の水やりしてほしいなー
の気持ちの今日この頃です。
 
さて、山梨百名山の一つ、甘利山にベストシーズンが来ました。
この時期、山に入ると、晴れた日には青空に映える真っ赤な
レンゲツツジの大群落が迎えてくれます。
 
甘利山の標高は1,731mなので韮崎市内から上がると、明らかに涼しいです。
といっても、約1,600mまでは車で行けてしまうので、全然きつくはありません。

登山というより、ハイキング感覚ですね。
ゆっくり歩いても、駐車場から20分ほどで山頂。
体力に少し自信のない方や、子供連れでも気軽に登頂気分が味わえますよ。
(我が家では乳児を背負って毎年3、4回散歩に来ます)。
 
そうそう、山の頂きの方まで上がらなくても、
駐車場からほんの2、3分歩いたところにも群生地があり !
 
そこでも富士山×レンゲツツジの絶景を十分楽しめます。
 
でも残念ながら、今年の見頃は今週末ごろまでのようです。
 
(レンゲツツジ越しに富士山を見ました)

数日前のぶどう畑での事

2016-06-04 15:09:25 | 日記

山梨県韮崎市の穂坂町、
茅ヶ岳
(かやがたけ)の麓のなだらか斜面にぶどう畑が広がっています。
先日、この穂坂にある知人のぶどう農家で「ぶどうの房作り」作業を体験させてもらいました。

今回はその報告記です ~♪

この日の作業は「ピオーネ」の房作り。
房作りとは、ぶどうの不要な枝やつぼみを除去して、房のもとになる形を決める作業です。
つぼみの数を制限することで養分の分散を防ぐとともに、房がきれいな円錐形に育つように
不要な部分を落として形を整えるのです。
ここでしっかり選別できるかどうかで、房の形や色、味が決まると言って過言ではなく、
房作りはぶどう作りのメインともいえる重要作業の一つとのこと。

しかもこの作業、つぼみができてから花が満開になるまでの間にやり終えないと、花が落ち、
実にならなくなってしまうので、まさに時間との戦いだそうです。

これ、(初心者の) 私がやっていい作業なの ? と思いつつも、ご厚意に甘えて作業開始!

どれくらい落とすかというと・・・、
それはもう、一般人から見ると「ほとんど!?」といってしまう量。
(お店に並ぶ高級ぶどうを買うのをためらったことのある庶民には、ちょっと思いきりが必要です)

もったいない気がするのを胸にしまい、教えられた通りどんどん摘みます。
と、「ポキっ」! 房ごと折ってしまうことも・・・(ゴメンナサイ)
これは本当にもったいないので、気をつけてまた摘みます。

農家の方はすごい。おじいちゃんおばあちゃんも、若い人たちもすごいです。
二つとして同じものがない房や枝の形から、今後の成形を瞬時に予測して、
とても複雑な計算をしたかのように、手が次々と判断を下していきます。
天候や、成長具合といった自然との対話をヒントに、適時の作業内容をその都度決めながら
まさに経験や勘がものをいう、プロフェッショナルの領域です。

そんな工程を初心者に、快く体験させてくれたNさんご一家にとても感謝の一日でした。
道すがら広がる穂坂のぶどう畑を見ながら、その成長がますます楽しみになりました。

 

作業前のぶどう つぼみが一杯です 

 

作業後の姿 先の3cmほどだけを残して、それより上の粒をみんな取ってしまいます


畑の恵み、木の恵み

2016-06-03 11:18:36 | 日記

だんだんと自然の恵みのあふれるきせつとなりました。

わがやの畑では、玉ねぎを収穫しました。
 
まるまると太っておいしそうな新たまです。
 
自分たちでつくっただけに、これはもう至福の瞬間です。
 
 
 
昨日はお隣りさんが庭の梅を採らせてくれたので、梅酒を仕込みました。
 
ほら、こんなにきれいな実です !