Cafe 美術準備室 

ゆるーくつづる 生活と制作の日記

ちょっとせつない春

2007-02-28 | 日常+雑記
(別ブログから移動:2007 7月)
暖冬の冬が終わろうとしています。雪のすがたを見ないまま迎える春はすこし切ないのでした。色々な思いはあるけれども、もう別な時間が待ってるのさ。

 いつか、
 いつか、こんな風に感じていたという自分の記憶も、無くなってしまうんだろうと、思う。
思い出したくても思い出せないくらい、時が経って行くんだろう。

2月も終わります

2007-02-28 | 仕事
年度末ですな。

あうー、一年間溜めに溜めた書類が・・・片付けないとね。

明日は卒業式さ。いろいろと感無量です。

お掃除のついでに考えたことなど

2007-02-27 | 日常+雑記
きょうは自宅学習日(という名前の春休み)期間である3年生の生徒たちが、美術室のお掃除を手伝ってくれました。ありがたい。年度末、事務に美術室用の引き出しを買ってもらい、日頃ごちゃついていたモノたちを収納。

 生徒3名+1名(入試準備)+教員1名にケーキをエサにお手伝いしてもらった、。もうすぐ新入生も入ってくるし、美術担当者はあたし一人で人手が足りないので助かりました。みなさんありがとう!

 掃除後の美術室は見違えるように美しい・・。なんでもっと早く掃除しなかったんだあたし。あとは細かいものを1、2年生と整理すれば来年の美術室も素敵な環境になることでしょう。きょうもグッジョブ☆☆

 今日は天気のよい穏やかな一日、ちょっと寒かったけれど、かわいがって来た3年生との時間は楽しいものでした。彼らも来月卒業かあ、寂しいけどまた会いに来てね。今日は「20歳になったら飲もうぜ!」との固い約束をして、(そしてUNOで遊んで)解散。


 夜8時、家に帰ったら、プランジャパンWelcome to Plan Japan websiteの年間活動計画書が届いていました。

去年から始めた月々わずかな額のお手伝いだけれども、今日届いた資料を見て、考えされされてしまった。

 ユニセフの世界子供白書2006によれば、

ある国では、5歳に満たないで死んでしまうこともが、1000人あたり、259人もいる。日本は1000人あたり4人なんだそうだ。普段私が接している生徒たちは15-18歳、その頃までに生きられない人たちが何百人もいる国があるんだな。また、ある国の平均寿命は37歳、日本は82才。成人の識字率はといえば14パーセントの国もある。日本で文字がわからない人はほとんどいないだろう。

 資料に並んでいる数字は淡々としていているが、リアルな様子を表している。このことは新聞やニュースでも聞くのだけれど、こうして表になっていると、なんだか変にリアルな感じがする。自分は全然世界のことを知らない。

こういう活動を始めたのはいろいろな思いもあるが、途中で途切れないように細く長く続けて行くのが大事なんだな、と思いました。

師匠のお話

2007-02-27 | 日常+雑記
私にはひそかに、「師匠」と思っておつきあいしているひとがおります。

 年の離れた友人と言うには年が離れすぎているのだけれど、手紙を書いたり、時々美術館に行ったり、お茶飲んで帰って来たりする、そんなおつきあい。

 彼女はエステを紹介してくださったり、着物のことを教えてくださったり、お金の使い方、生活の楽しみ方、妻のあり方(というかオンナのあり方と言うか)、そういうお話なんかも嫌み無く、なおかつ押し付けがましくない様子で話されるので、用事もないのに会いに行ってしまうのです。

 先日、用があった帰りに遊びに行ってきました。

 いまは隠居し、ご主人とともにのんびりする時間が増えたらしく、充実した毎日を送られているご様子。伺うといつも隅々まで美しく整頓された部屋で、美味しいお茶と、手作りのおやつでもてなしてくださるのです。今回の黒豆寒天も美味しゅうございました。

 信心深い彼女は、時々仏教のお話をしてくださるのだけれど、これがまた、喩えが絶妙で落語のようなオチがあったりして、非常に面白い。最近は彼女の説法ライブ(?)を聞くのが楽しくて、会いに行くというのがあります。寺好き仏像好きの私だけれど、仏教のお話はあまりよく知らないので、素朴な疑問をぶつけてみたりすると、和尚様のように何でもお答えになるので、いつもながら師匠恐るべし、って感じです。

 きょうの雑談は、「蛇縄麻の譬え」というもの。

 “うす暗い草むらに細長いものが見え、「ヘビだ!」と思った瞬間に、怖くて震えてしまった、でもよく見ると、縄の切れ端であったことがわかった。自分の勝手な思い込みで蛇と勘違いして、勝手に震えていただけ。でも、その「縄」だと思っているものだって、麻の繊維が縒り合わされたものであって、人間が勝手に縄だと言っているだけのこと。だから恐怖や不安は、自分のこころが生み出してるってことよ。” お話を聞いていると、いろいろと面白いのでした。 師匠に会うと背筋がピッと伸びる、そんな感じ。 師匠今回もカッコいいっす。

 あ、今日の雑談では、小林秀雄と中原中也と長谷川泰子の三角関係の話がおもしろかった。おお、壮絶。いいぞどろどろ恋愛。(痛そうだけどな)。

キモノ特訓2日目

2007-02-25 | おしゃれの話題
きょうは2日目。

 帯結びは腕を使うので軽く筋肉痛・・。あうー、運動不足・・・。

 昨日の復習をしつつ、家で教えていただいたことを実践してからレッスンへ。今日も1時からスタート。今日は二重太鼓のレッスンだけれど、昨日の復習が効いていて、なんだかとても簡単にできました。ポイントは、“「たれ」の位置を決めてから形を整えて太鼓を作る!”こと。

 ムフフ、かなりの手応えを感じるぞ。

 これまでお太鼓は結べても、二重太鼓がうまく行かず、袋帯の時は美容院に行って来つけてもらっていた私・・・・。もうこれで大丈夫(な気がする)。

レッスン終了後もステキな時間が!

 私のレッスンを見に、ごひいきのお客様も同席したのだけれど、骨董好きというそのお客様がとっておきの宝物を見せてくださった。ステキな犬の香合。きゃー、うつくしい。

 着物のいいところは、年齢関係なく“乙女ちっくな気持ち”になれること。30代も、80代も「きゃー、かわゆい」っていうお話に花が咲く。

ああ、オトナな女性とおつきあいするとたのしい。着物師匠を持つと、勉強になってたのしい。なぜか着物をステキに着ているひとは、話かたや生き方もステキなひとが多かったりするので、目標になるのです。しかし、まだまだ遠い道のりなのさ・・。


 家に帰ってからはまた復習して、今度は部屋でテレビ見つつゴロゴロ(おい!大和撫子目指している者がゴロゴロするな!)

 きょうの「華麗なる一族」もおもしろいわ。万俵家、本日も揉めておりますが、頑張れキムタク。「華麗なる一族」にハマってしまった・・。お金かかっているだけあって、見応えがある。(でも「おじいさま」の肖像画、もうちょっと描き込んでも良いと思う。キムタクには似ているが、絵に品がないのが残念。短い時間で描いたって感じなのが惜しい。)

 おお、着物でゴロゴロしながらテレビ見ても、襟元が崩れない。感動。

キモノ特訓1日目

2007-02-24 | おしゃれの話題
行きつけの呉服屋の女将にお願いして着付けの特訓をすることになった。 

 呉服屋さんは着物を買うところというよりも、着物のことをいろいろ教えてもらえる。ここのお店はしつこく商品を売りつけたりするのではなくて、好きなようにしてくれるからスキ。お金がない時は無理に勧めないし、似合いそうなものをちゃんと解ってくれるし、おかみさんも社長も、若旦那も感じが良い。たまに冷やかしに行ってもやさしくしてくれる。大好きです。

 若旦那が染織作家なので、今回は彼の作品をあつらえてみた。カワイイたまご色の友禅。ウフフ。

先日いよいよ完成しましたよ。こりゃーステキだ!

 着物は数年前から着ているが、いまひとつかっこ良く着こなせない。いつもではないけれども、うまく着られる日とそうでない日の差が激しい。あか抜けない着こなしはイカーン!頑張って特訓してキモノ美人への道をモリモリ歩んでいくのじゃあ。(その前に痩せろ、という声もある)

 私の着こなしダメダメポイントは次の4つ。

1)襟元がぴっちり決まらない(幅がきれいに出ない)。

2)襟がうまく抜けない(うまくいくときとそうでないときの差が大きい)。

3)裾が行灯になってあか抜けない。

4)お太鼓がきれいにつくれない。

 この駄目ポイントを克服して、一人でもちゃっちゃっと着られるようになるぞと、1時からレッスンスタート。

 す、すごい!

やはり、毎日着ているひとに教えてもらえると全然違う!!

 わたしの駄目ポイントの理由がわかりましたよ。

きょうのまとめ☆

1)襦袢を着る時にしっかり形を作っておく。博多の伊達締めでキチンと締める。

2)コーリンベルトは緩く結んで良し。(襟元がキツくならない)

3)着るときに裾前の先をキュッと高くして切ると裾がスッキリする。

4)背中をきれいにするために背中にちょっとダーツを取る

5)帯枕で結んでから帯揚げは被せる。

6)帯揚げを結ぶ時はキツくしない。

7)帯の「たれ」は最初に位置を決めて仮紐を結んでおく

8)最後に「たれ」を入れる時には下のお太鼓の下側のそろえるようにして始末する。

これだけでびっくりするくらい、きれいに帯を結ぶことができました。やっほう。

あしたはいよいよ「二重太鼓」です。

最後のお仕事

2007-02-19 | 仕事
(他ブログから移動:2007年7月)
渡米まで40日。
 今年度いっぱいかかった仕事が、今週やっと終わりを迎えつつあります。
 今の私に出来ることのすべてを費やして作ったものが印刷されて完成していく姿を思うとちょっと感動する。
 モノを作っていくということは時間がかかるけれど、その時間を楽しみ、大切にできたことは良かったなあと思います。制作にあたっては細かい部分を入れると、何百もの調整をしました。めんどくさいし、孤独だし最初は嫌々始めた仕事ではあったけれど、責任のある仕事を与えられると人は成長するんだなと思いました。

 最初のラフスケッチやデザイン案を描いたノートを紛失してしまったのは残念だけれど、作っていく過程で生じた問題点を一つずつ洗い出し、自分なりに工夫をし解決できました。まだまだ技術的に足りないところはあるとは思いますが、退職を前に情熱を注げる仕事ができて幸せに思います。 なにかの目標に向かって一生懸命働けたことが本当によかったな。本当に勉強になりました。これからは主婦になるけれども、帰国したらまた働いて誰かの役に立つことをしてみたいと思います。

ビザの面接

2007-02-15 | 日常+雑記
(別ブログから移動:2007 7月)
昨日と打って変わってきょうはめっちゃいい天気。

私は初めてのアメリカ大使館での面接です。
なんだよー、英語じゃないじゃーん、受付の人たち日本語オッケーじゃん。
めちゃめちゃ緊張していたのに・・・思っていたよりすぐ終わって拍子抜け。

 (いまでは私も仲良しの)夫の友人に時間を作ってもらってお昼を食べました。彼はちょっと前までニューヨークで暮らしていたのですが、こんなに早くビザの面接が終わるとは思わなかったみたい。昨日買ったチョコレートとお土産を渡す(どっちもチョコレートでごめん)。

 お昼はお蕎麦で瓶ビールで乾杯。ちょっとだけ打ち上げ気分さ。

雨の東京

2007-02-14 | 日常+雑記
明日の午前中にやんごとなき用事のため、東京に出かけてきました。

あめじゃんよ~~~!!!

 銀座におとまりしたのに、全然盛り上がらないじゃんよ~~~。雨なんか嫌いじゃー。

今回のホテルは私の好きな三井アーバンなのだ。ここは80年代な外観ではあるが内装や設備は結構良くて、なにより朝ご飯がおいちい。

朝ご飯は野菜中心のおかずがいっぱいで、前に彼氏(今の夫)と泊まったときご飯に満足したものさ。

銀座三越でチョコレート買った。自分のために、一粒400円もするチョコレートを買ってしまった。(で、ホテルで一人で食べるってどーよ)

あー 銀座は彼氏とくるのが良い。

一人で遊んでもつまんないぞ~。

バレンタイン

2007-02-13 | 日常+雑記
あうー、チョコレート食べたい。

 それより、コーヒー飲みたい!とても飲みたい。

お酒禁止はどうでもいいけど、コーヒー禁止は無いっすよ。

今日は仕事が捗りました。

くまひょんに感謝なのだ。

静かな放課後

2007-02-09 | 日常+雑記
 うちのクラスで美術部の女子生徒が猛烈な勢いで絵を描いている。

3年生で美大に合格した生徒を見て、2年生の彼女も受験モードにスイッチがはいったらしい。
今日でアグリッパの鉛筆デッサンが終了。先々週あたりに進路面談を終えてからなんだか顔つきも変わったように思う。

 ほかの生徒が帰った後、7時頃まで一人描いている彼女に、私の「なんちゃって課外」が始まりました。
 こんなことは自分自身がスキだと思えないとめんどくさくてやってらんない。聞くところ、放課後4時頃から7時まで描いて、家でも2時間くらい描くらしい。

 みんなが帰った後の静かな時間がスキだな。
 誰もいないんだけれど、寂しいのとは違う、贅沢な時間を彼女は毎日過ごしているんだな。こういう時間を大切にしてほしいなと思った。

 毎日みるみる上達しているのを見ると、なんだかうれしい。きっとこれからものびて行くことでしょう。
実際に、この1週間であっという間に絵を描き上げ、あしたからは油彩に取り組むという。
 
 うーん、たのしい、あたしは進路のお手伝いが一番楽しい。


EBウイルス

2007-02-08 | 日常+雑記
今日検査の結果をきくために病院に行ったら、例のEBウイルスの抗体反応があったらしい。数値が高いから、多分普通の風邪じゃなくてEBウイルスだねー、と医者。

とりあえず、ほっとけば直るらしい。が、肝機能の数値や、体の痛みはこれのせいでした。むちゃくちゃな体調不良も、もう少し出よくなる気配。でもまだだるいので、養生するぞ。

 しかし気になる一言が。「まれに、脾臓が腫れることがあるので、CT撮りましょう」えーマジでー?!

今週末撮影の予定。

 脾臓以前に内臓脂肪で指導されそうな予感。重い場合は入院らしーよ。

素敵な奥さん

2007-02-08 | 日常+雑記
「すてきな奥さん」3月号を買ってしまった。

 わたしも奥さん歴はトータル4年になるのだけれど、出たり入ったり、そのうえ遠距離結婚だったりして、「奥さん」とは名ばかりの偽奥さんです。

 一緒に住んでいないから「奥」でなく「表」にばっかりいる私ですが、たまたまスーパーに買い物に行ったら、「B型はなぜ悪く言われるのか」という記事と「リラックマの袋分けセット」に引かれてしまい衝動買い。そう、わたしはB型なのさ。

 実はわたくし、こうした「奥さんもの」の雑誌はほとんど買わない(というか雑誌そのものを買わない。たまると捨てるのめんどくさいから)ので、結構新鮮だった。

 偽奥さんの私は遠距離結婚中なので、(というのは理由にならないと思うが)実は夫がどのくらい稼いでいるか知らない(会計は独立採算制)し、お小遣いも各自で使いたいだけ使う(というかあたしが額を考えないで買い物をする。夫は常識的です)。料理をするのはスキだが、外食するのも好きだ。

 貯金より、使う方がスキだなー・・・。(←使い過ぎ。)ボーナスとかもらっても、大抵スッテンテンに使う。買い物をしても後悔したことは一度も無いからいいのだ。しかもこのギリギリ感が何とも言えずにスキ☆

だからB型は計画性が無いとか書かれるんだな・・・ふっ。

 奥さんたちの工夫に満ちた貯蓄、財テクの記事とか、節約の記事とかすごい!みんな偉い。素敵だ・・・・ご飯がうまそうだ。うーん、家事やってないぞ。最近。

見習わなきゃなーと思いつつ、熟読。