望みは遠く去り往く。

わたしの欲するものは恋だの愛だのと
浮ついたものではなく
もっと精神の根幹に関わる物であるのに


周囲はその事実にすら眼を向けず
気付けないまま、
それしか知らない機械のように
「愛だ、恋だ」と騒ぎ続ける




欲しいのは恋心でも愛情でもない

信頼。

ただ、それだけなのに
気付かない輩ばかりでは、
望みが叶う訳も無い

幸福論。

幸福とは何か。



不幸を自覚しないこと。
ただそれだけ。

フラッシュバック。

過去のトラウマが鎌首を擡げる。

自分が消えるべき存在だと
呪文のように繰り返していたあの頃。
光も見えぬ深い闇に閉ざされていた頃。

そんな時代への遡り。

な訳で、オートリバース発動中。


お薬で誤魔化せば大丈夫。
実は本当の解決ではない罠。

でも、仮面を剥がすと
余計に狂う精神もある。
だから、このままがいいの。