ゴミ箱の中の花

偏った趣味の音楽とかもろもろブログ!気が向いた時にゆる~く更新中w

宝島 1982年9月号

2013年07月22日 | SEX PISTOLS
PiLが活動拠点をNYに移した82年のインタビュー。

まだ、翌年の日本初来日が決まっていない時期。



昔はジョンが日本の雑誌の表紙を飾るのは珍しかったよね(今もか)。



この時のフォトセッションの別ショットが、



「This is Not A Love Song」のプロモポスターに使われている。(現物をなくしたので画像は他サイトから拝借しました。)

そういえば以前紹介したブートのジャケットにも使用されていた。

ジョンへのインタビューは実に10ページ!



髪は伸びまくって普通のイケメン。



ジャネット(このときはジュネットと紹介されているがw)との2ショット。



珍しいジュネットのインタビュー。

あの「PUNK ROCK MOVIE」の製作に携わっていた事をこの記事で知ったな。

「Flowers of Romance」のジャケットの女性と認識していたが、PiLのメンバーという認識はなかったよ。

そして、当時キースの彼女だったなんて事も当然知る筈もなく…(笑)

A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!

Pistols in Prison (Goodtimes Music GTM-LP 007)

2013年07月13日 | SEX PISTOLS


1990年にいきなり日本のVAPから出た



CD「Live at Chelmsford Top Security Prison」(VPCK-85080)

には当時、度肝を抜かれた。

ピストルズが刑務所でライブ? なんで、そんな音源が今頃でてくるんだ?と思いつつ、

森脇先生がラナノで書いていた通りに「Day by Day」を見てみると、

確かに1976年9月17日



との記述が。

CDは、当時の他のブートと比べるとまあまあ、良い音質だった。

ギターは所々でチューニングが狂ってたりするが、

ベースがドライブしまくり、グレン凄えな!と思っていたのだが…


「騙された気分はどうだい?(ベース部分はグレンが後から足したモノだった!)」


…ジョンの自伝によると「殺されるかも」と思いつつも、体当たりでライブをした様である。

この破れ被れのパワーがPistolsの凄さだろう。


さて、2009年、マスターテープから起こしたという、



Pistols in Prison (Goodtimes Music GTM-LP 007)と

題名通り、アンコール部分をシングルにした、



Pistols In Prison The Encore e.p. (Goodtimes Music GTM-EP 007)だが、

VAP盤とまるで違う音源かの様に、ギターもシンプルで、生々しい。

客(囚人!)の声も殆んど聴こえない!VAPのあのザワザワした感じはなんだったのか(笑)。

VAP盤にかかっていた、ジョンのVo.の変なエコーは皆無。

VAP盤がいかにデイブ・グッドマンによってOVER DUBされたモノだったかが、再確認出来た。



以下が当日のセトリ。

ANARCHY IN THE U.K.
I WANNA BE ME
SEVENTEEN
NEW YOEK
NO LIP
STEPPING STONE
SATELLITE
SUB-MISSION
LIAR
SUBSTITUTE
NO FUN
PRETTY VACANT
PROBLEMS

ENCORE#

ANARCHY IN THE U.K.
DID YOU NO WRONG

1曲目のANARCHYは恐らく未録音。NO FEELINGSも演った筈だが何故か未収録。

この日のライブは例によって名を変え、多数CDが出ているが(「ALIVE !」のDISC2とか)、

アナログ盤はこれしか出ていないのかな??

「刑務所ライブ」を過剰に演出したVAP盤、

シンプルかつオリジナルなGTM盤、どちらも違う魅力がある。

しかし、7インチ(33RPM)Pistols In Prison The Encore e.p. の、

ANARCHYとDID YOU NO WRONGは実に素晴らしい出来で、

このアンコール部分に関しては、VAP盤よりこのGTM盤の方が個人的には好みです。

Vap盤しか聴いた事のない古参のファンの方々にも、この7インチはオススメ…かな?


A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!