07・16年はWARNER / RHINOからの再発だった。
今回もRHINOが絡んでいるとのことだが未確認。
使用しているリマスター音源は07・16年の再発(R1 3147)と同じなのだろうか(明記なし)。
限定数は不明だが、恐らく5,000枚ぐらいだろう。
意外と綺麗なネオングリーンのカラーヴァイナル。
収録順もA6がGSTQという、伝統的なアメリカ方式。
さてここで、オリジナルプロモ、3ステッカー盤(BSK 3147)と07年(R1 3147)と今回(RCD1 3147)をプチ比較。
ジャケット。色味は結構違う。07年がくすんでいるのに対して今回は派手。
インナースリーブ。07年、今回共に濃い紺色。
07年は袋ではなく、見開きポスターみたいな形態だったが、今回はちゃんと袋状に戻り、インナーとしての役割を果たしている。
レーベル(順に77年、07年、今回)。
今回、ロゴがWARNER BROS.ではなくWARNER RECODSロゴになってしまったのが残念(19年に会社名変更)。
1番下の「1977 Warner Bros. Records Inc.」表記も当然オミット。
SUBMISSION表記。(撮影ミスって右から77年、07年、今回となってます。)
77年のプロモは当然として、07はステッカー仕様だったが、今回は残念ながら印刷!以上!
45周年だというのに、ユニバーサルからはあのドラマ関連の「オリジナルレコーディングス」だけ。
50周年に期待⁈
ドラマ「PISTOL」のマーチャンの一環として出されたベスト盤。
まさかの日本盤。密林オリジナルの意味不明なデカジャケ付き。
NMTBから10曲、シングルやTGRRSから10曲の寄せ集め。
ドラマ「PISTOL」を観て初めてSEX PISTOLSに興味を持った人向けのつもりなんだろうが、そんな人ほぼいないだろ。
TGRRSからの楽曲はユニヴァーサルになってから改悪された、ここら辺の音源の流用。
当然SILLYはポールのVoヴァージョン。スティーブの本原作のドラマの筈なのにね。
BLACK LEATHERとHERE WE GO AGAINはマニアックだと判断したのだろうか、今回もガン無視された模様。
今回もお布施みたいな感じで購入してしまった。レコードも購入済み。(未着)
GSTQの2種の7インチとカセットテープはスルーしました。カセットのジャケ違い商法は本当に酷い。ジャケ全種同梱で良かったのでは?
まあ、自分はドラマは観ません。
スティーブの本は良かったけど、PROFESSIONALSの件が少な過ぎだったなー。
【220611追記】
イギリスよりやっとレコード+CDが到着。
イエローをセレクトしました。日本盤CDが出ると知ってたら…。
2021年9月に出た「76-77」。
このBOX、皆さんはどう感じただろうか?
NMTBを聴いて初めてピストルズに興味が湧いた人に、このデイヴ・グッドマン音源のMIX違い攻撃は、正直辛すぎやしないか?
自分からすれば、何で今更デイヴ音源のMIX違いなのか?となる。散々聴き飽きたテイクのちょっとしたMIX違いに意味があるのか?これはデイヴ・グッドマンのBOXなのか?
つまり、このBOXのターゲット層が良く分からないのだ。
レーベルインフォに「今回リリースされるセックス・ピストルズ『76-77』は、アルバム『勝手にしやがれ!!』が完成するまでの道のりをデモ音源やアウトテイクを通じてたどるサウンド・ドキュメンタリーとなっている。」とあるが、
内容的には「SPUNK完成迄のデイヴ君の試行錯誤の記録」が6〜7割といった所だ。
ボーナスDISCとしてSPUNKが収録されているのが象徴的だろう。8曲の未発表曲も殆どがインスト。これで1万円は流石にボリ過ぎだろう。
もうかなり昔から思っていた事だが、NO MORE SPUNK!なのである。(だからこのボナCDは未聴)
唯一聴けるのはDISC3のクリス・トーマスセッション、NMTBの音源となったセッションだ。自分的には今回はこのDISC3だけで良かった。2,500円ぐらいで。
BODIESのオケは成程、まんまラモーンズだな、シドが好きそうだなと感じる事が出来た。ジョニーの歌が入るとラモーンズ色が消える不思議。
しかしながら「NMTB完成するまでの道のり」と言うのなら、このクリス・トーマスセッションの「全音源」を出すべきだった。これだったらMIX違いばかりでも喜んで購入しただろう。
あの奇跡的に完成度が高いNMTBが、WESSEX スタジオでどうやって作り上げられたのか。それこそスタジオ・ドキュメンタリーだと思う。ビル・プライス亡き今、クリス・トーマスが存命中に彼の説明文付きで「NMTB アウトテイクス」を是非出してもらいたい。
ではまた。
A-haha, Ever get the feeling you've been cheated ? Good Night!
今回の記事はショッキングな画像が使われておりますので、苦手な方は読まないでくださいね。
マトリクスはA1 EXHUME TO CONSUME / B1 DEATH'S GOOD FOR YOU
レーベルにMOSHではなく、MUSH 006と誤表記。しかしMUSHには「ドロドロシテル」という意味合いがある事から、強ち間違いでもないかも。
しかしながらこのスタジオは各バンド(HERSY、NAPALM DEATH、UNSEEN TERROR等)からの評価は押し並べて低いという。
その劣悪なプロダクション、最悪な音質だからこそ良い!というタイヘンにヘンタイなファンは多いと思います。
以下、グロ注意!
グラフィックはカルフォルニアのGruesome Graphics Incが担当。写真自体はヘドバンVol.31に『ビルとケンが図書館にあった医学書から切り抜いたもの』とあるのだが、それって素材提供したって事ですかね?(厳密にはパクリになんだけど。)
丸出しの●器は輸出の際、検閲に引っかかってマジックで塗り潰されるか、カッターで引っ掻かれる等の処理がされる事が多かったとの事。そういやそんな話もあったなと、改めて所有レコのジャケをつぶさに探しまくってしまった(そして気持ち悪くなった)。
結局、該当箇所が判らなかったので自分のは未処理なのかも。
音楽雑誌のメンバー募集に住所や電話番号を載せてたりしたのも、ネットなんて無かった時代だからこそ。
海外バンドとの交流も電子メールやデータ交換ではなく、フィジカルな手紙とテープトレード。そんな時代でした。
このインナーの住所を頼りに、日本の女性ファンがビルの家に行った話は有名。(掟ポルシェさんが言う処の「ビルギャル押し掛け事件」。)
肝心の音に関してはご存知の通り「ジャケットをそのまま音楽にしました」ウルトラ・ヴォミット・サウンド(褒め言葉)です。
アナログで聴いた方がそのMUSHさは高いかも。自分は面倒なんで専ら08年リマスCDを聴きます。何にせよ最狂にMADでMUSHでMAGGOTYなCARCASSが聴きたいならこのアルバムですね。
この1st.をして「ゴア・グラインドの祖」なんて言われたりしますが、ゴア・グラインドなどと言う、ちょっと笑っちゃうジャンル名は当時はなかった筈。「精神病理学的グラインド(psychopathological grind)」が由緒正しい呼び方です。
マニアとしてはこの初回盤、何枚リリースされたのか知りたい所です。
ジェフはVo.を2種類使い分けていますが、当初はピッチシフターをマイクにかます荒技なんて知りませんでしたから、狂っているなぁと思ってました。
89年の2nd.CDでボナトラ扱いだった1st.ですが、6曲オミットされてました。(画像は90年の日本盤 TOY’S FACTORY 「疫魔交響曲」 TFCK-88520 )
しかし、EARACHEがビビったのか、オリジナルのゴアジャケは封印。お洒落なデジタルなデザインに差し替え。
08年にはSWAN SONGまでの全5作(当時)がDVD付きのリマスでリリースされました。翌09年には日本盤も出ました。
では、また。
2020年のFDR(フルダイナミックレンジ)CDです。
デジパック仕様。そのせいか写真が見切れてる。(21年のHEARTWORKのリマスデジパックはもっと酷い事に…それはまたの機会に…)
裏面の画像も実は全取り替えです。(左がリマス)権利関係かな?
デスメタル系の昔のアルバムはリイシューされる時にジャケ変される事が多いとの事。発売当時の倫理観が現在に通用しなくなったとか、最近のアルバムとの整合性を持たせたいなんて言う理由からの改変なんでしょうが、コレクターはたまったものではありませんね(笑)。
CARCASSの初期2枚は何度も改変されたジャケの好例?ですね。
しかし、この3rd.のジャケ写真、初見時は絶妙なダサさに苦笑いしました。
ちなみにNECRONYはカヴァーミニアルバムで、このジャケをオマージュしてます。
はっきり言ってHEARTWORKよりも好きです。なのに自分は初期の日本盤1枚しか持ってなかったので、現段階の最新リマスを購入しました。
アルバム本編は本当にダイナミックレンジリマスターなの?って位、オリジナルとの差があまり判らない、安定の耳痛クオリティ?
ボナトラは「いつもの3曲」と、今回はなんと94年、初来日時のライブ音源「Corporal Jigsore Quandary」「Incarnated Solvent Abuse」を収録。例のチッタ川崎のブート音源とは違ってました。大阪かな。あーこれ何処かで聴いた事あるなー。思い出せん。まあ、今回はこれ目当ての購入でした。
今迄に公式で発表された日本でのライブ音源は「解体全書」収録の「Carnal Forge」と「Heartwork」だけだったと思います。
『追記: 嫌な予感、的中!
今回のリマスのボナトラのライブ2曲Corporal Jigsore Quandary (Live In Tokyo)とIncarnated Solvent Abuse (Live In Tokyo)は大嘘でした。
これらは東京公演のモノではなく、「解体全書」に収録されていたイタリア公演の音源でした。しかも「解体全書」のCD起こしでは?と思える程の明らかな音質劣化!
公式でこれは酷い。本当にEARACHEはもうダメですね。』
ちなみにこのアルバムでの私の推し曲は、後半3曲「肉体不協和音」「リゼルジン酸による嘔吐、吐瀉物による洗浄」「若き臨床医の肖像」です。
再結成後のライブで中々やらない奴ね。
ではまた。
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少し遅くなりましたが、来日記念&初来日35周年記念企画です。
オリジナルのVHSは所有してません。(その代わりレンタルでアホみたいに見た)
85年の「アナーキームービー’85」もVHS→レーザーディスクと来て、DVDも発売のアナウンスがあったのですが、未だに発売されていません。(海外ブートは除く)
83年の日本ライブは予定だけでも全部で9本!9本中、6本が中野サンプラザで、
このアルバム「LIVE IN TOKYO(日本コロムビア YS-7148〜7149)は7月1日と2日のニコイチ。
ビデオ(DVD)の方は7月1日のフルとロスの公演の一部を収録。
アルバム「LIVE IN TOKYO」の背景等は散々、リアルタイムでライブに行かれた諸先輩方が言及しているので…カットします。(オイオイ)
今回は切り口を変えてみます。
「83年!来日時、ジョン・ライドンは何処に居た?」ですw
PiLのロゴが映るスクリーンはアルタです。(ちなみに「笑っていいとも!」は前年の82年スタート)
新宿通りを渡ったライオン広場に立っていると思われます。
赤坂だという事が判明しているこれらの場所は何処でしょうか?
当時の赤坂と言えば、日本コロムビアの本社。そして併設された赤坂スタジオですね。
コロムビア本社の跡地は現在、タワーマンションが建っています。
2枚目のビルはコロムビア本社のはす向かいに建っていて、現存してます。
で、こっちの写真。(1)
と同じフォトセッションの写真。(2)
実はこの画像はミュージックライフ83年9月号の伊東みのるさんのインタビュー時のモノです。
(2)は(1)の左側の黒い建物の2階のベランダからのショットと思われます。壁の矢印や、街灯の位置が一致します。
ポスターもあります。
でコロムビア本社の写真。
向かって右側の低層の黒い壁が先の写真の壁と一緒のものに見えます。
当時のコロムビア付近の地図。L字型の本社の裏にスタジオが併設されていました。
本社付近で民家が隣接するのはココだけです。恐らくはこのスタジオの端っこのココで撮影されたのではないかと思われます。
同フォトセッションより。
でこの写真。
鳥井賀句さんのインタビュー(音楽専科)の時のハービー山口さん撮影のモノと思われます。
ここはどこなのでしょうか?
情報をお待ちしております(他人任せかい!)
PiLのTGHSFネタ、第3弾(かな?)
最初の日本盤は海外盤(90年)から遅れる事、4年後の94年に出されました。
海外盤からの変更はざっと言うとMemoriesがThe Order Of Deathに、WarriorがAcid Dropsにそれぞれ差し替えに。
それに伴い曲順も変更されました。なんで、インナーの歌詞やジャケットの裏面も当然、変更されております。
日本盤のみ別冊のラナノが付きます。
写真は何故かモノクロに。(下が日本盤)
権利関係の問題だったのか、しかし重要曲2曲をなくすなんて改悪もいい所ですね。
「ファン必携の完全ベスト盤」の文字が虚しいです。
世界的に見ると珍盤になりましたが、誰も気にしてなさそうですw(俺ぐらいかな?)
2011年ぐらいに出たCDの日本盤(紙ジャケ)は元の輸入盤14曲にAcid Dropsを追加した完全盤です。最初からそうしていれば良かったのにね。
あっ、そうそう!忘れていたけど、日本盤最大のミスはこれね!w
差し替えた曲のスペル間違えるなんて…!DEAHって何かな?
TGRRSのイギリス版カセットです。
TGRRSのイギリス版TCVD 2510はDiscogsで確認出来るだけでも4種類あります。
1、ジャケ白、カセット白地に赤文字。
2、ジャケ白、カセット白地に黒文字。
3、ジャケピンク、カセット白地に青文字。
4、ジャケ白、カセット黒地に白文字。バーコードあり。
今回入手した物は4と同じですが、バーコード無しだったので、1・2・3→4の移行期のモノと推察されます。
曲数は24曲です。以上w
色んな意味で話題のPUBLIC IMAGE IS ROTTENのボックスセットですが、その話はまた後日って事で…。
今回はPiLのベスト盤の元祖、THE GREATEST HITS, SO FARのイギリス(よく考えたらレコもCDもVirgin USAだったからアメリカ版かも…)カセット版です。
しかし、よくカセットに全曲入れたな!って感じです。
インレイカードは蛇腹式。ミニチュアみたいで可愛いです。
このイラスト、オーストラリアの画家でありミュージシャンでもあるREG MOMBASSAによるものです。
温かみのあるグラデーションが特徴のPOPな絵柄のイラストですね。
私もツイッターのアイコンに使わせて頂いてます。(無許可)