みなさん、メイドカフェって行ったことありますか??
日本のサブカルチャーの聖地・秋葉原が生んだ、コスプレ系喫茶店の代表ともいえる「メイドカフェ」。そう、ウェイトレスさんがみんなかわいいメイドさんの格好をして、「お帰りなさいませ、ご主人様!(女性の場合は「お嬢様」と呼んでくれます)」と迎え、うやうやしく注文を取ったり料理を運んできたりという「ご奉仕」をしてくれる、というあのメイドカフェです。
日本発のこのメイドカフェが実は、数年前から台湾にも上陸しています。台北市内、台北駅近くにある「FATIMAID」はその代表。しばらく前、日本の人気テレビ番組「あいのり」が台湾を訪れた際に紹介されたので、このちょっと唐突な看板(上の写真)に見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません(お店の名前は「秋葉原」ではありません!)。
こちらの「FATIMAID」では、毎週のように楽しいイベントが盛りだくさん。オーナーさんかや店長さん、そしてもちろんメイドのみなさんも全員、日本のアニメや漫画などのサブカルチャーが大好き、というだけあって、お客さんと一緒にこの特別な空間を心から楽しんでいるようです。
日本のお客さんも多いそうで、日本語猛特訓中のメイドさんがすてきな笑顔で「ご奉仕」してくれますよ。
人気メイドのルカさん。日本には何度も行っている、という大の日本好き。
今年の春先に行われたコスプレ大会では、日本語の歌を歌って優勝をゲットしたそう
(写真提供:FATIMAID)
「メイドカフェ評論家」を自認するある日本人は、台湾のメイドカフェは、元祖である日本のメイドカフェよりずっといい、と断言します。
・食事がおいしい
・気軽に入れる
・メイドさんがとてもフレンドリー
などがその理由なんだそうです。台湾ではどんなお店でも、味やサービスが悪ければお客さんは入りませんから、「FATIMAID」でもオリジナルメニューは研究に研究を重ねているそうです。よほど混んでいなければ日本のような時間制限もないので、店内に置いてある漫画をゆっくり読みふけったりする事もできちゃいます。
店内に置いてある交換日記にメッセージを書くと、メイドさんが手書きで返事を書いてくれるという嬉しいサービスもあり、ついついまた足を運んでしまします。
大満足の味とボリューム。
デザートを頼むと、担当のメイドさんがお皿にオリジナルの絵を描いてくれます。
明るく開放的な店内
いたるところにかわいい仕掛けが
(以上三枚の写真提供:FATIMAID)
台湾と日本の結びつきは遥か昔から色々な形で存在していますが、こうしたサブカルチャーなどの新しい結びつきが加わっていくのはとっても嬉しい事ですね!
もし台湾にくるチャンスがあったら、不思議で素敵な楽しい空間・台湾版メイドカフェを一度ぜひ試してみてはいかがでしょうか!?(華)
FATIMAID
台北市大同区鄭州路21巷2F(台北駅地下街Y13出口目の前
TEL:02-2550-0963
http://blog.yam.com/fatimaid
カラオケ、漫画喫茶、メイドカフェ...と若者のたまり場が出来ていきます。
そこで両国の将来を考えていって欲しい、なんて思ってます。(←あはは、年寄り目線)
被災地復興、台湾加油!です。
台湾の器用さには本当にいつも驚かされますよね。
よいもの、新しいもの、珍しいものなど、何でも取り入れて「台湾風」に更に進化させるあたり、さすがです。
厨房システムやメニューの研究を続けている、という姿勢は、ぜひ日本のメイドカフェにも逆輸入されていって欲しいですねぇ。笑