4月15日の1st stageに行ってきました。
実は何気なくBillboard Live TokyoのHPを検索してて見つけた公演で、「CLUB BBL 300ポイントキャンペーン」の対象にこのKT Tunstall のライブがあった訳です。内容は読んだ通り、300ポイントあれば公演を無料鑑賞できるシステム。
Billboard Live Tokyo KT Tunstallライブページ
『プラダを着た悪魔』は大好きな映画なんだけど、サントラにテーマソングの "Suddenly I See" がなんで入ってないんだろう?というのは前から気になってました。いろんな理由があると思うんですけど、あの映画と言えばこの曲なだけにやっぱり聴きたいって思うのが自然じゃないでしょうかね。
そのアーティストが来日する、しかも公演をポイント鑑賞できるってことで、これは1も2もなく行くしかないじゃん!! と喜んでチケットゲットしました。ポイント鑑賞の際は座席はサービスエリアでもカジュアルエリアでも選べるということなので(BBL会員特典のワンドリンクはつきませんが)、ここは当然サービスエリアの自由席をチョイス。そしてこんなすごい場所が選べました。
もうがっつり見えちゃいます!!
このお席、ちゃんと買えば8500円。これは相当お得感ありました。
成り行きで選んだアーティストなんで、アルバム2枚、一応予習をして行きました。"Eye to the Telescope"と、" Drastic Fantastic"。どちらも骨太なフォークギターが印象的。
そしてライブ始まりました。セットリストはこちら(違ってたら教えてください) ↓
1. Invisible Empire
オープニングからすごくすごく気さくな人柄のKT。「Konbanwa, TOKYO !」とフランクに話しかけてくれる。
2. Miniature Disasters
3. Other Side Of The World
「東京じゃない都市の人と恋愛してる人いますか? 私にとってロンドンから東京はとっても遠すぎて」
と話してくれたあとにしっとりとこの曲。雰囲気出て好きなんですよね。
4. Saving My Face
キーボードへ移動。「椅子の高さが合ってないわ! 直さなきゃ、小学生みたい」って笑い取ってました。
5. Through The Dark
6. Yellow Flower
7. Black Horse and the Cherry Tree
「1週間くらい前に来日して、日本の桜が見れたのー!」と嬉しそうに語るKT。
興奮気味。だってあの満開の桜を偶然見れたんだからラッキーですよね。満開の日に合わせて来日するのって難しいし。
「私の曲にも桜を歌ったのがあるけど!」って始まりました。
この動画、彼女の今回のライブスタイルに近いです。
8. Feel It All
9. Alchemy
「Atoms For Peaceが大好きなんでこの曲をちょっと入れさせてもらってます」ということでカバーを披露。
10. Default(from Atoms For Peace)
11. Universe & U
12. Hold On
間奏で「みんなPOP MUSIC好きでしょー??」って振って、そのあと直ぐに The Banglesの "Walk Like An Egyptian" を入れてましたね。
最後の曲ということで皆さんノってました。
そしてアンコール。拍手はもう全員でやってて、全然お待たせされることもなく、KTはすぐ出てきてくれました。
長々と待たせないところはいいですね。
EN1 Crescent Moon
EN2 Suddenly I See
最後はやっぱりこれでしょう! というかこれしかない。
全員スタンディングで観客も掛け合いしました。 "Suddenly I See~"とかぶせるあのところですね。
こういうのはやっぱり楽しいし、ちゃんとツボを心得ているKTだなあとすっかりうれしくなりました。
演奏のスタイルとして、彼女はループペダルを駆使して自分で音を作りながら、ギターを弾いて、結果として「1人バンド状態」なんですね。これ、見ていて本当にすごい。音を最初に刻んで録音して、それをリピートしながら自分の演奏と歌を重ねていくという神業。慣れていないとリズム間違っちゃうし止めるタイミングも重要ですよね。運動神経よくないとできないよ。
1人でサウンドを作り出しちゃうところ、そしてサウンドも新境地を開拓しながらも、彼女独自のワールドを作り上げていくことなどが評価されているんでしょうね。
そして単純に、ライブの空気がいいんですね。いろんなアーティストを見ていますが、中には大物だけど明らかに手抜きしている人もいたりしてそういう公演はがっかりしてしまうんだけど、KTに関してはそれはたぶん一切ないだろうっていうのがよくわかる。とにかく気さくだし飾らない、気取らないよさって確実に伝わってきます。そのアーティスト個人が普段どういう風に生きているのかがライブでは如実に出てくる。それはごまかせないんですね。KTのライブに関しては、本当にライブができて嬉しいっていう気持ちがあちこちにあったことが何よりも観客としてもうれしいのです。
次回来日時も必ず行きたい! と思えたアーティスト。楽しいひと時でした。
予習をしていって、堪能されたようでよかったですね!
生は、伝わり方が違います。
そんな様子が文章の合間から伝わってきました。
お料理も楽しめるって感じで、ライブレストランってカテゴリです。
でもライブの時には立ち上がることもありますよ。
オールスタンディングって私たち世代には結構厳しいものがあるので(苦笑)、ここはよく利用するライブハウスです。
>生は、伝わり方が違います。
特にアーティストと観客の間が近いとそう感じますね。なので小さいハコのライブは大好きです。