月曜から木曜まで、職場帰りの六本木は流石にキツかった…というより、私にとっての天敵№2・寝不足が堪えてると言うべきか。(天敵№1は蒸暑さだけど)そんなわけで、今も頭にモヤがかかっているので、簡潔にご報告。
TIFF前半戦の4本、いずれもハズレなしの良作・傑作揃いであった。
まあ、私がセレクトしたのはどれもある意味、安全パイ的なものばかりだったけども、それでも日本モノに関してはどっちに転んでも仕方ない博打ではあったので、まずは『狼少女』『ゲルマニウムの夜』の2本が、水準を遥かに超える出来映えだったことが嬉しい(2人の監督の若さも含めて)。
木曜に観た『ドラゴン・プロジェクト@精武家庭』では、久しく観てなかった軽快痛快!香港カンフー・アクション・コメディ!ってノリが楽しめたしね。
しかし、なんと言っても期待を上回る素晴らしさに感動・鳥肌・泣き濡れたのは『ウォーク・ザ・ライン』であった。私が音楽モノに弱い、ということも関係すると思うし、ここ最近ジョニー・キャッシュばかり聴いてたとか、やっぱり痩せたホアキンがカッコ良過ぎ!とか、いろいろ割増したほうがいいのかもしれないが、敢えて言う。『ウォーク・ザ・ライン』は傑作である!……日本ではあまりウケないと思うけど。
個別の作品についての感想は、後日改めてアップ…できれば、する予定。鋭意努力する所存であります。
さて、ちょっとしたコボレ話としては『ゲルマニウムの夜』で、観客席に内田裕也翁がいらしてたことがビックリでしたね!
モダーンな白髪鬼のような裕也翁、当然ティーチインでは客席から、場を締めくくるスピーチをしてくださいました。開口一番が「大森君(監督)、新井(主演)良くやった!」と大激賞。その後「俺と世界各国映画祭の歴史、俺と仕事した偉大な監督たち」なるお題で一席ぶったのち(笑)「今年の東京国際映画祭は『ゲルマ~』のような作品があって本当に嬉しい。大森は、キューブリックや三島由紀夫に負けない監督になる!」(大意)とまで。いやぁ~~それはちょっと、比較があまり…(略)とはいえ、裕也御大の絶賛もわからずではなく、大森監督の才気と尋常でない気合がビシビシと伝わる作品だったことは確か。原作を知っている者から観ても、原作の精神を掴んでいる秀作だと感じました。
ともあれ氏の激賞に、ティーチインに来ていた大森監督(南朋君と、当然だけどソックリ。但し、あんちゃんの方が硬派度高し!)そして急遽参加してくれた新井くん!も大変頼もしく思われたことでしょう。
……私も、まさかこの場所で御大に拝謁できるとは予想もしてなかったので、遠くからではありましたが、嬉しかったです(笑>だってやっぱカッコいいしね、裕也翁)!
既に今日だけど、土日は後半戦3本。今度はどんなハプニングに遭遇するのかしないのかわかりませんが(笑)楽しみです。
TIFF前半戦の4本、いずれもハズレなしの良作・傑作揃いであった。
まあ、私がセレクトしたのはどれもある意味、安全パイ的なものばかりだったけども、それでも日本モノに関してはどっちに転んでも仕方ない博打ではあったので、まずは『狼少女』『ゲルマニウムの夜』の2本が、水準を遥かに超える出来映えだったことが嬉しい(2人の監督の若さも含めて)。
木曜に観た『ドラゴン・プロジェクト@精武家庭』では、久しく観てなかった軽快痛快!香港カンフー・アクション・コメディ!ってノリが楽しめたしね。
しかし、なんと言っても期待を上回る素晴らしさに感動・鳥肌・泣き濡れたのは『ウォーク・ザ・ライン』であった。私が音楽モノに弱い、ということも関係すると思うし、ここ最近ジョニー・キャッシュばかり聴いてたとか、やっぱり痩せたホアキンがカッコ良過ぎ!とか、いろいろ割増したほうがいいのかもしれないが、敢えて言う。『ウォーク・ザ・ライン』は傑作である!……日本ではあまりウケないと思うけど。
個別の作品についての感想は、後日改めてアップ…できれば、する予定。鋭意努力する所存であります。
さて、ちょっとしたコボレ話としては『ゲルマニウムの夜』で、観客席に内田裕也翁がいらしてたことがビックリでしたね!
モダーンな白髪鬼のような裕也翁、当然ティーチインでは客席から、場を締めくくるスピーチをしてくださいました。開口一番が「大森君(監督)、新井(主演)良くやった!」と大激賞。その後「俺と世界各国映画祭の歴史、俺と仕事した偉大な監督たち」なるお題で一席ぶったのち(笑)「今年の東京国際映画祭は『ゲルマ~』のような作品があって本当に嬉しい。大森は、キューブリックや三島由紀夫に負けない監督になる!」(大意)とまで。いやぁ~~それはちょっと、比較があまり…(略)とはいえ、裕也御大の絶賛もわからずではなく、大森監督の才気と尋常でない気合がビシビシと伝わる作品だったことは確か。原作を知っている者から観ても、原作の精神を掴んでいる秀作だと感じました。
ともあれ氏の激賞に、ティーチインに来ていた大森監督(南朋君と、当然だけどソックリ。但し、あんちゃんの方が硬派度高し!)そして急遽参加してくれた新井くん!も大変頼もしく思われたことでしょう。
……私も、まさかこの場所で御大に拝謁できるとは予想もしてなかったので、遠くからではありましたが、嬉しかったです(笑>だってやっぱカッコいいしね、裕也翁)!
既に今日だけど、土日は後半戦3本。今度はどんなハプニングに遭遇するのかしないのかわかりませんが(笑)楽しみです。