JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

ペットの話いろいろ

2006年07月26日 00時07分15秒 | 雑感
捨てカミツキガメ 各地で続出


50cmのカメを飼おうとしたら、やっぱり最低2m×2m×1m(最大深度)くらいの池は必要ですかね。うちのまるごんも、アメリカ人(=家が広い)が書いたような飼育ガイドを読むと60cm水槽以上のケージが必要らしい。グリーンイグアナも、全長2mに達し樹上棲ということを考えると、高さ4~5mの強化ガラス温室と横枝の伸びる樹木が1本必要になるでしょうね(笑)

繁殖・流通技術の進歩などによって動物が安価に販売されるようになったけど、やっぱり安易な飼育は避けたい。飼う方もさることながら、売るほうにも問題はありますよね。

こないだ、こんな本を買ったんですけどね、これがなかなか読んでいて楽しいんです。爬虫類や両生類好きにはたまらん本です。

ビバリウムガイド33号「飼育カタログ515」

タイトルどおり、ヘビからイモリまで、日本で普通に飼育できる爬虫類・両生類のうち515種類の写真と簡単な飼育の目安が書いてあり、俺みたいな初心者も充分に楽しめる(むしろ図鑑としての需要も高いのでは?)本です。

その冒頭に、こんなことが書いてあります。


読者の皆様へ

爬虫類、両生類の飼育は難しくありません。
しかし大変です。
これをはじまりの言葉とします。


まったくその通りだと思うんです。

この本の特徴(編集方針)として、あまり詳細を書いてないのですが(興味を持ったら文献やネットで深く掘り下げて調べてください、みたいなことを書いてました)、良心的だと思ったのが、飼うべきでない種類はちゃんとそのように書いていることです。ナイルオオトカゲは安価で買えるが性格が粗暴な個体しかいないから飼育するべきではないとか、イグアナも大きくなってパワーも強いから基本的に素人が飼うべき種類じゃないとか、逆にボアはおとなしいんだから飼育の届出は本来必要じゃないはずなのに・・・とか。非常に好感の持てる作りとなっています。

ショップなどに行くと、カワイイからついつい飼いたくなる動物って結構多いと思います。まるごんだってほとんど衝動買いですが、大きくなっても15cmくらいにしか成長しないということで購入を決めたんです。動物なんて、子供の頃はみな愛らしいんですよね。

俺が過去に衝動買いして一番後悔したのが高校の生物部時代に飼ったミズオオトカゲ。部費の約半分を費やして購入した1mの個体ですが、1ヶ月で死んでしまった。160cm×90cm×90cmの木製ケージ(日曜大工で親父と一緒に作った)で飼育していたんですが、あれは無茶したなぁと思います。気は荒いし糞はでかいし(また臭いんだこれが)、さらにエサも水も散らかすし。幼体から飼えばまた違っていたんだろうけど、ハッキリ言って猛獣でしたね、あれは。

また、これも後悔したといえばジャンガリアン・ハムスター。これまた俺が完全に悪いのですが、オス・メスをペア飼いしてしまったんです。店の人が「増えますよ~」と言ったのに、「大丈夫ですよ~」と軽い気持ちで考えてました。60cm水槽に金網で手製の蓋を作って、会社のシュレッダーから出た裁断屑を敷き詰めて、それなりの環境で育てていたんです。

そしたら、2匹が2ヶ月で17匹くらいになった!(笑)

メスは2回出産したんですが、2回目はどう考えても、1回目の出産後まもなく交尾したようです。恐るべき繁殖力といいましょうか。結局「アサヒファミリー」だかなにかの「差し上げます」欄でもらってくれる人を募ったり、会社の人にあげたりしましたけどね。


さて動物といえば、デンソーの福田舞選手がウーパールーパーを飼い始めたようです。公式サイトのポップアップニュースに出てました。動物好きのルイス選手の影響かな?俺はマーヴェ以外のチームサイトもちゃんとチェックしてますよ(笑)

 → アホロートル(ウーパールーパーの正式名称)

ウーパールーパーはエリマキトカゲとかと一緒に'80年代にブームになりましたよね。たしかウーパールーパーが日清焼きそばUFOのCM、エリマキトカゲは三菱自動車のミラージュのCMだったかな。

ウーパールーパーは可愛いですよね。しかもあれは飼育がメチャクチャ簡単らしいです。無加温(つまりヒーターなし)で、ろ過装置も外掛けフィルターでOK。エサもたいがいのものは食べるし、陸地も必要ない。アフリカツメガエルが飼育できる設備(水槽は大きくなるけど)があれば飼えちゃうんですよね。

ただ両生類(正式には両生綱)の中でも有尾目(サンショウウオやサイレン、イモリなど)は、比較的水温の低い環境下で棲息していることが多いです。日本の夏は暑すぎるんですよね。だからウーパールーパーも夏の暑さ対策が結構重要になってきます。

あと、ウーパールーパーって、上のWikipediaのサイトにもあるように、幼形成熟(子供の姿のまま大人になる)ですから、飼いかたを間違えたら?変態してしまい、普通のサンショウウオになってしまうこともあるらしいですね。普通のサンショウウオになったら、ちょっと飼育が面倒になるかも。

ちなみに俺は福田さんの飼っているウーパールーパーが何色なのかよく知らないんですが、30cmクラスまで成長したアルビノ個体を見たときは異様な迫力にむしろ気持ち悪さを感じたことを書いておきますw

福田さんは「私ってウーパールーパーに似てますか?」と書いていますが、むしろ両生類というよりは爬虫類、それも一部の樹上棲トカゲに近い雰囲気なのではないかと思います。って、きれいな女性なのにスイマセンなぁw

それにしても福田さん、くれぐれもウーパールーパーを試合に帯同しちゃいかんですよ。動物もストレスたまるんですよ(笑)


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