JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

発熱の理由がなんともアレな件について

2009年07月15日 02時23分19秒 | 釣り
先週の金曜日にまた武庫川に釣りに行ったんですが、深夜にでかいスズキ(推測75~80cm)をバラシてしまい、あまりのショックにそのまま土曜の晩まで何もせずひたすら寝てました。もっともキビレは相変わらず40/38/37cmと良型揃い・・・今年はキビレの当たり年なのかな(20cmクラスも多数)。

「逃がした魚は大きい」と言いますが、釣り師の言い訳としては、実際問題でかいから逃がす確率が高くなるわけです。ただ単に負け惜しみで言ってるわけじゃないのよ(ここ重要w)。このスズキは、川の流れがなくなった時間帯に、仕掛けを下流に2~30mほど投げ、スローにリールを巻きながら手前に寄せてくるといったルアー的な作戦がドンピシャと的中しただけに悔しかった。針掛りするなり沖に向かって猛烈に泳ぎだし、一句詠むなら、まさに「エサ食えばドラグ鳴るなり武庫川」。さんざん引っ張りまわしてエラ洗いで水面から飛び出た途端、サオが軽くなりました。「ハリス切れか!」と唖然としながら仕掛けを回収すると、針は付いています。掛かりが悪かったようです。興奮で膝や腕がガクガク震えてましたよ。それくらいデカかったということです。だって水面に飛び出た時の音が「バシャーン!」「ガバッ!」とかじゃなかったんだから。「ギュイィィィィィィン(ドラグの音)・・・・・・ボガーーーンッ!!」ですよ。まさに爆発、エクスプロージョン!

まあ、そういう大きな魚にめぐり合えるほどには、少しはうまくなってきたのでしょうか。スローに仕掛けを引いてきた、イコール仕掛けが多少は浮き上がっていたわけで、実は巨大ボラだった可能性もありますが(笑)、それにしたって釣り上げたかった!

こういう悔しい出来事があるたびに、釣り師なら一度は聞いたことがあると思われる、中国のことわざを思い出します。

1日幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
3日幸せになりたかったら結婚しなさい。
1週間幸せになりたかったら豚をつぶして食べなさい。
一生幸せになりたかったら、釣りをしなさい。

まさにそのとおりで、こういうことがあるから釣りはやめられないと思いながらも、気分はガッデム!ですよ。嗚呼!

しかし2ヶ月ほど前に南武橋の下でルアーで50cmのハネを釣ったのが深夜0時半頃のド干潮、こないだのスズキも同じく日が変わった真夜中1時前、今回逃げられた大物も深夜1時半。この時間って川を遡上したスズキが海に降りてくる時間帯なのかな?


そして日曜日はリベンジとばかりに最近好調と聞いたサヨリを狙いに釣行したのですが、撃沈!サヨリ釣りは実質初めてだったんだけど、ここずっと西宮ケーソンで上手い人は1人30匹とか40匹とか釣れてるようだから俺でも20匹くらいはイケル!と思ってたんです。しかし結果は6時間でたった7匹!ブハッ!

途中から強風で波が高くなり周りもイマイチ、てか根本的に回遊も少なかったようで(ボラは大量にいたけど)。7時から釣ってたのですが、5時くらいから始めたらよかったな、朝方はなかなかだったらしいですよ。そして名人クラスはやはりそれなりの釣果だったらしいですね。

なおサヨリは前述のように回遊魚なので、その日の「アタリ釣り場」ってもんがある。この日は武庫川一文字は好調だったようです。南芦屋浜ベランダはサッパリで、しかし場所によっては上手い人がたくさん釣ってたらしい。

結局ケーソンも南芦屋浜も釣り場が広いだけに、ポイントを見極める目と、あとはもちろん腕が肝心なわけですな。それから「こんな天気(風)の日はここで釣れる!」って情報も、ベテランさんにはインプットされてるんだろうね。いずれにせよ経験は重要!

ちなみにサヨリ釣りのタックルは以下のような感じ。尼エサさんオリジナルの遠投仕掛けは、飛ばしウキ(スーパーボール)とプラ製アミカゴが合体しているから結構重量があり、3号の磯竿がベストマッチでした。サオの適合ハリスサイズを大幅に下回る細ハリスですが、サヨリがかかったくらいで切れることはなかったです。

【サオ】 磯竿3号4.5m
【リール】 シマノの2000番
【道糸】 3号
【仕掛け】 尼エサオリジナルのサヨリ仕掛け(下記のハリスセット同梱)
【ハリス】 0.8号、45cm(だったと思う)
【針】 サヨリ針・赤5号(ハリスとセットになった市販仕掛け)
【撒き餌】 アミブロック(アミカゴに詰める)
【刺し餌】 大粒アミエビ

ちなみにサヨリは、秋から春の釣りモノと書かれている本(やサイト)も多いのですが、ここ西宮近辺ではどちらかというと夏から晩秋の風物詩となっております。関西一帯、そんな感じじゃないのかな。

さてこの釣り、なかなか面白かったんだけど、慣れるまではなかなか難しかったよ。丸いウキがピコーンと横走った瞬間にアワセをくれてやるみたいですが、いつもでっかい虫エサを食わせて半分向こう合わせの釣りをやってますから、なかなか身体が反応せず(笑)。5匹くらいは逃がしてしまいました。それよりもこの日はボラがかかりまくりでした。どちらも遊泳層が水面下の魚ですから仕方がないとはいえ、コイツがかかるとハリスが切れるか針がひん曲がるかで仕掛けがおシャカに。なんかストーカーの如くアミカゴの周りをうろつきやがってさ!サヨリを7匹しか釣ってないのに使ったハリスは計8本。むっかつく~!

そこにきて日曜日はめっちゃ暑かったでしょ、ビールもスポーツドリンクもすべて汗になってしまう。あまりにも汗ダラダラ素肌ベタベタなので、シャツを脱いで上半身裸になっていたら見事に日焼けしてしまいました(馬鹿ですね)。周りの釣り師も釣れないわ暑いわで昼にかけてどんどん帰っていくのですよ。そして撒き餌のアミエビが余ってたら、ありがたいことに「これ使ってや」とどんどん俺のバケツに補充してくださるんですよ。こっちだって使い切れないからお断りしているのに!なんて親切な人たちなんだ、アホー!おかげでバケツがアミエビで満タンになってしまい、持て余して周りに配りまくる始末。ワシゃアミエビ屋か!

それにしてもアミエビを使う釣りは、どうしてこんなにも服とか身体とか臭くなるんだろうか。やっぱりシラサエビかアオイソメがいいな、俺は。あとみなさん、アミエビ使ったら、絶対に波止を海水で洗い流してから帰ってくださいね。くれぐれも放置はNG!特に初心者や家族連れに多いんだけど、それは釣りのルールを知らない云々ではなく常識だと思う。自分で汚したらきれいにして帰れってこと!釣り場でもどこでも一緒!

で、話を戻しますと、さすがに釣れないと俺も帰ろうと思うわけで、大量のアミエビを海に撒いて帰ったわけですが、この日も自転車釣行だったから、帰路はもはやヘヴィエクササイズ。1日の中で一番暑い時間帯、炎天下に大量の荷物を積んで&背負ってタイヤの空気抜けかけのママチャリで西宮大橋(全長590m、高低差20m以上)を自転車押しながら登り・・・しかも貧果で気分も滅入りっぱなし。まさに拷問でしたよ。一口に高低差20m以上って言うけど、300m先にある7階建てマンションの屋上まで一直線に伸びるスロープがあったら、あなた喜んで登りたいと思いますか?

もうすぐ事故の被害金が完全に帰ってくるからとっとと原付買おう!と心に誓ったのでした。

ちなみに西宮大橋というのは、西宮本土と西宮浜(埋立地)を結ぶ自動車/歩行者用の橋です。ところどころにベンチが置いてあるくらい、歩いて渡るには不向きな橋。なんでこんなに高低差があるかというと、この一帯は関西有数のヨットの一大停泊基地になってるからです(特に新西宮ヨットハーバーはキャパシティ700隻と日本有数の規模)。マストの高いヨットが橋の下をくぐれるように、橋げたをこんなに高くしたわけです。「これじゃ不便だ!」というわけで、一応、その横に御前浜橋という歩行者専用橋もあるんだけど、道があまりよくわからなかったのでパス(あとで調べたら、絶対そっちの方が楽だった)。

そして家に帰れば背中の日焼けが軽度の火傷並みであることに気づき、しかも発熱していた(つくづく馬鹿だ)。何年か前も日焼けでひどい目にあったことがあり、高熱が出て、足の皮膚なんてツルッツルになったんだよなぁ(皮膚が鏡のようになって、周りの風景が写るんですよ、おおげさじゃなくて!)。あの時はあまりのヤバさに救急病院に行ったんだよなぁ。そいでもって血液検査をしたら白血球値が普段の倍に跳ね上がってました。俺はもともと白血球値が高く、通常でも9,000~10,000個/μL あるんだけど、このときは19,000まで上昇しましたからね。あ、これって以前書いたっけな。今回はそこまでひどくないけど、日焼けで発熱したの同じ。歴史は繰り返す・・・馬鹿ゆえに!w

ってなわけで風呂で冷たいシャワーを浴びて、クーラー効かせてうつ伏せで寝てたら、姪っ子がやってきてマウントポジションから背中叩きまくり!これが痛いのなんの。何週間か前の「刃牙」で、刃牙がピクル相手に「鞭打」ってのをやっていたのを思い出しました。「ィダーーーッ!」と叫ぶと姪っ子は「キャー!」「ヘヘーw」と大喜びでね・・・ホント、1歳半の子供に叩き殺されるかと思いましたよ。人一倍皮膚の弱い人間が日中に釣りなんかするもんじゃないな。やっぱり俺は夜釣り特化型でいいや!


・・・というわけで、こういうマヌケな理由で体調不良になり更新できなかったわけよ。ホントスイマセン(笑)


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