リンカネーション！その22

長らく続いてきたヘケヘケもいよいよ大詰め、そんな本日にご紹介するのは、サイバトロン保安員“アラート”。


基本がランボルのリペなので最初は購入予定は無かったのですが、店頭で実物を見て一目惚れ。そして自宅で開封してロボットモードに…
ムチャクチャかっこええ！ランボルは赤一色でしたけど、こちらのアラートはホワイトをベースにレッド部分塗装と、紅白模様を思わせるゴージャ
スな配色となっています。でも後方から見るとホワイト一色と、なんだか“びんぼっちゃま状態”ですね’`,、( ´∀`) ‘`,、



ご尊顔拝見。ランボルのリペなので形状は全く同じですが、レッドで全面塗装されているので質感も良く派手な
印象を受けます。ランボルの時は形状が初代とは全く違うのが気になりましたけど、アラートの場合は第23話
“ネガベイターを奪え！”にて耳の辺りをしきりにスパークさせていたので、これはこれで許せるかなー？と言う
気持ちになってきます。

アニメ設定では、高性能センサーと優れた注意力を兼ね備え、そのスキルを買われ戦士だけでなくサイバトロンの
保安部長を務めています。しかし彼自身は、真面目ではありますが疑り深く刺々しい性格が災いし、仲間たちから
は煙たがられている様です…でも実力は認められているんだとか。サイバトロンではこういうキャラは珍しいですね。
アラートのエピソードと言ったらやはり上記の第23話、フレンジーの発射したミサイルを食らい頭脳回路の一つ“ブレ
インサーキット”がショートし、それが原因で彼は精神障害を起こし、疑り深いを通り越して被害妄想の塊の様になっ
てしまいました。仲間のサイバトロン達は本気で彼を心配していたのですが、アラートはバラバラに分解されると思い
込み逃走、そしてスタースクリームの口車に乗りサイバトロンに牙を剥くのでした。結局、早くリペアしないとアラート
は爆発する事を知ったスタースクリームが、自身のナルビームを使ったショック療法で一時的に回復していました。
でもアラートはやっぱり初期メンバーの中でもその他大勢扱いの一人であり、中盤以降はすっかりなりを潜めてしま
いました…。周りから嫌われてる保安部長と言うキャラ設定が面白いので、うまく使えば名物キャラになれたと思う
のですが、本当に残念です。

付属コミックでは、同時発売されたスモークスクリーンと組んで工場を襲うオクトーンを追跡していました。追い詰め
たオクトーン相手にイヤな笑いを浮かべながら指をボキボキ鳴らしていた所を見ると、どうやら性格的にはランボル
に近い荒っぽいタイプみたいです。でも、バックカードだと性格設定が“仲間の信頼は厚い”となっていたり、一人称
が“私”なのに、コミックだと“オレ”になっているのが、個人的には気になってしょうがないです’`,、( ´∀`) ‘`,、


ではランボルと比較…ランボルはランボルでまたかっこいいんですけど、胸部マーキングの分アラートの方が塗装部分は多いです。ランボルはパワフルな
印象を与えますが、アラートはホワイトとレッドのお陰でなんだか引き締まった感じ。普通はホワイトと言うと広がりを感じさせる色なのですが、そう見えない
のは胸部マーキングのおかげでしょうか？


可動はランボル同様…っつーかサンストリーカーと比べてコイツで三体目、いくらトップクラスの可動域を誇るサンストリーカーのバリエーション
ったって流石にポージングもネタ切れ気味ッス！助けて！


武器はロケットランチャー&微粒子ミサイル…とバックカードには記載されていますが…あのー、武器は一個しか付いてないん
ですけど_|￣|○|||これじゃこの武器がどっちなのか分かりませんがなタカラトミー！参考にと思ってサンストリーカーとランボルの
バックカードの武器設定を見てみたんですが、前者は“専用地対空誘導ミサイル”、後者は“照明弾ランチャー”と、どちらも“な
んちゃらミサイル”とか“なんとかランチャー”でして、返って分からなくなりました…・゜・(つД｀)・゜・ランボルと違い右肩に付ける
のがデフォですが、これまでの画像で右手に持っていたのは単なる私のミスです’`,、( ´∀`) ‘`,、サンストリーカーから三代続い
たこのバリエーション、流石に三回連続で単なる銀メッキはマズいと思ったか、ちょっとだけクリアレッドの塗装が追加されてます。


おっと、忘れてました。先程“アラートはランボルのリペ”と書きましたが訂正します。背中にパトライトが追加されていているので、正しくは
“アラートはランボルのリデコ”となります。このパトライト、残念ながらサンストリーカーのエアダクトみたいに着脱は出来ません。この部分
はレッドのクリアパーツの上からの塗装処理となっているのですが、残念ながらホワイトは隠蔽力の弱い色なので下地の色が表面に浮き
上がってますね。


ビークルモードはバックカードの記載によるとスーパーカー。
ロボットモードと比べブラック部分が極端に減ったので、ちょっとだけ地味になった印象を受けます。パトライト同様、
ルーフ部のホワイト塗装が隠蔽力不足で、下地のクリアブルーが浮き上がってしまってます。


こちらもランボルと比較。アラートと比較すると、ランボルのビークルモードって随分とのっぺりした印象を受け
ますね。ボンネットのマーキング、ルーフのパトライト、そしてランボルよりフロントガラスの透明度が増した事
で、透けて見える様になったサイバトロンマーク、これがアラートとランボルの初見での相違点となります。
もちろん、最も大きな違いはカラーリングですけどね。


他にも細かい相違点はあり、ナンバープレートがアラートの場合は御覧の通り“ALERT”、ランボルは“LANBOR”となっています。
さり気無く自己紹介する二人にちょっと萌え。


そして忘れがちなのが、サイドドアにもマーキングがある点。これは胸部マーキング同様、サンストリーカーや
ランボルには無い彼だけの物です。


アラート：しかし心配だな、スーパーウェポン“ネガベイター”が出来たと知れば、メガトロンがすっ飛んでくるぞ。
…！デストロン達だ！直ちに迎撃態勢をっ！

総評としては、いや本当にかっこいい！サンストリーカーのバリエーションは本当にハズレ無しですわー。
塗装の凝り具合と言い、このバリエーションではアラートが一押し！このカッコよさは手にしてみなきゃ分からない！
ええい、漢なら三種類コンプリート！