大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

リンカネーション!最終回

2009年08月20日 19時40分16秒 | ヘケヘケTF
いよいよヘケヘケレビューも今回が最終回、トリを飾るはサイバトロン戦術家“スモークスクリーン”。


通しナンバーはアラートより後になるので、実質ヘケヘケ最終アイテムとなったのがこのスモークスクリーン。来た来た来たぁぁぁぁぁッッッ!!!
プロール系リペアイテムは他にもストリークがありますが、私は少年時代からこのスモークスクリーンが一番好きだったので、ようやく待ち望んでいたスモーク
スクリーンが来たぁぁぁぁぁッッッッッ!!!彼の特徴はその派手なラリー仕様のカラーリングでして、お前のカラーに俺が泣いた・゜・(つД`)・゜・


ご尊顔拝見。基本がプロール&ストリークのリペなので形状は同一ですが、水色が基調となって、
なんだかソーダアイスが食べたくなる感じ。でも、相変わらず余計なオートモーフのせいで首の座
りが悪い…_| ̄|○|||

アニメ設定では、エキゾーストパイプから煙幕を出す能力を備えており、これが非常に使い勝手が
良く頻繁にサイバトロンの窮地を救っていました。さすが戦術家。その能力の為、スモークスクリ
ーンは中期参戦キャラでは上位に登るほどの実力者でありました。それでいて無類のギャンブル
好き(同時にイカサマ師)であり、彼が主役のエピソード“ギャンブル惑星モナカス”では、エネルギ
ーを抜かれ奴隷商人に売られたコンボイ司令官達を買い戻す(救う)為にギャンブルでぼろ儲け、
必要な金額が溜まったと言うのに最後の一勝負をしたりと、どーも半分は楽しんでいたとしか思え
ないんですよね’`,、( ´∀`) ‘`,、

付属コミックでは、アラートとペアでオクトーンを追跡…オクトーンの前に回り込み得意の煙幕を張り
ますが、オクトーンには空中に逃られた挙句にアラートの視界を遮り妨害してしまうと、初代スモー
クスクリーンの様に効果的に煙幕を使えないみたいです。しかしアラートよ、お前には高性能センサ
ーがあるんじゃなかったんかい…・゜・(つД`)・゜・


プロールと比較…スモークスクリーンは上記の通り派手なカラーリングが最大の特徴なので、プロールと比べると随分と…です。しかしこうして並べてみる
と、プロールはプロールで地味なりに味があってかっこいいですな。自分の思い入れから絶対にスモークスクリーンの圧勝になると思っていたのに、これは
意外でした。


可動は元々がプロールのバリエーションなのでそれに準じますが、プロール自体がサンストリーカーに匹敵するほどの良く動く好アイテムだった
ので、派手なポーズがバシバシ決まります。背中の翼が少し邪魔ですが、その翼のお陰でただ突っ立っているだけで他のキャラより派手な印象
を受けます。翼と両肩ミサイルがこのタイプ最大の特徴ですが、元となったダイアクロンカーロボットがもう今から25年以上も前の製品であり、そん
なに前から派手な印象を与えやすい“翼と両肩ミサイル”の二要素、これを変形ロボット玩具に取り入れていた先見性は素晴らしいですね。今見
ても充分かっこいいですもの。

武器はZ・ビームガン、何やら無駄に派手な名前ですが“電気破壊できるライフル”だとか…意味が分からん。ちなみに武器の方は、プロールと全
く同じ銀メッキ一色となっています。アラートの様にはいかんか。



ビークルモードはレーシングカー、こっちの方も相変わらず派手。プロールの方はボンネット部分がパトカーの割には不自然
なディテールがあって不満でしたが、こちらの方はレース用チューンと解釈すればそれほど気にもならないので、やっぱり色
って大事なんだなあと思った今日この頃。


ではプロールと比較。プロールでは銀メッキだったリアウイングがレッドメッキに、プロールには有ったルーフのパトライトの削除、
そしてアラート同様にフロントガラスの透明度アップ。ただアラートみたいにガラスの向こうに見えて嬉しいものが無いので、こち
らの方はあまり意味の無いギミックに。そりゃ透けて見えた方が車という雰囲気が出ていていいのですが、スモークスクリーン
の様に“本来ならあっちゃならないものがある”となるとまた話は別でして。


側面の比較。スモークスクリーンはラリーカーらしくゼッケンがマーキングされていますが、プロールの方は御覧の通り
細かい文字。塗装的にはプロールの方が情報量多いですが、スモークスクリーンの方はホワイト、ブルー、ブラックと
三色も使っているのでプロールよりも地味な印象は受けませんね。


スモークスクリーン:生憎、俺はギャンブルの天才でね!

総評としては、長年待ち望んでいた事も有りあって感涙の出来!ヘケヘケカテゴリーはスモークスクリーンで終了とな
ってしまいますが、トリを飾るに相応しいベストアイテムでした。ただこれは個人的な要望なのですが、アラートと違い
元になったプロールから削除されている要素があるので、塗装以外にもそれを補うセールスポイントが欲しかったです
ね。例えばスモークスクリーンらしく、エキゾーストパイプ部だけは目立つ形状に新造するとか。

タイトルにもある通り、ヘケヘケシリーズレビューは今回で最終回となります。足かけ半年以上続けてきたレビューですが、シリーズ全体の総括としては大変素晴らしいシリーズとなったと思います。旧作玩具を現代の技術でリメイクするだけでなく、25年以上の積み重ねで培ってきたアイディアを盛り込み、積極的にオートモーフを取り入れたり(旧作では殆どオートモーフはありませんでした)と、ただの懐古主義では無く“意欲的なチャレンジ精神”に満ち溢れています。私はこのシリーズとマスターピースを弄っていて思ったのですが、仮にバンダイが同じ試みをやったとしても、絶対に同価格帯に収める事は出来ないと思います。変形ロボを作らせたら世界一、それがトランスフォーマー開発チーム。これからも、我々を驚かせ、楽しませ、感動させる傑作を生み出して下さい。


でも、中国とは早いトコ手を切って下さいね。


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