ここはハノンの丘、街道沿いに建っている立札にはフォルテ城下町が近い事が書かれています。長い道のりの果て…いやあんまり長くありませんでしたね、思ってたよりもあっさり着きそうです。先に進んでいると、とある岩壁にアレグレットを気付きます。見慣れない文様の彫られたその岩壁、手を伸ばすと微かに風を感じます。ははーん、これがさっきアンダンティーノトリオの一人ファルセットの言っていた抜け道だな?ですが、現時点では調べても何のイベントも起こらないので無視無視。
ここに登場した新モンスター“エターナルグリーン”、こいつは冗談ヤギのリペイントバージョンでした。その名の通り緑色なのですが、グリーンのヤギってキモいです…なんかカエルっぽくて。しかもこいつら、見た目とは裏腹に体力が多いので油断は禁物です。
ハノンの丘の中央、そこでは道具屋の馬車がモンスターに襲われてました。RPG名物イベント“助けて恩を売る”発生です。アレグレットは助ける為にモンスターに向かっていきますが、現時点では他のメンバーのレベルアップの為にアレグレットはベンチ入りしてましたのでアレグレットに出番はありませんでした…かっこわるいよアレグレット。道具屋を助け出し、早速恩を売って金品をせしめようと道具屋に詰め寄りますが、この道具屋“命の恩人には安くしておくよ”と言うだけでした。命の恩人なんだからタダでくれよ…というのが正直な気持ちなんですが、命の恩人へのお礼が割り引き程度って事はこの道具屋にとって命はガンダムWのヒイロ並に安いみたいです。ですが品揃えは中々によく、新しい装備品やらこれまで売られていなかった状態回復アイテムの数々を取り扱っていました。そしてこの道具屋、高級羽毛布団で休憩させてくれるので回復ポイントとしても使えます。でも、実際にモンスターがまた襲ってきたら、結局アレグレットが戦わなきゃならないんでしょ?これじゃ事実上タダ働きさせられてる用心棒と変わらないんじゃ。
ハノンの丘の北に差し掛かると、そこに掛かった橋の中央にこれまでの道中で何匹も倒してきたザコ巨大モンスター“アースシェイカー”が陣取っています。こいつは動きも遅く体もでかいので攻撃も当たりやすいですが、暗がりに入ると小型モンスター“デビルバッツ”に変身するのが特徴です。それにしてもアースシェイカー…超音戦士ボーグマンの主題歌でも歌うんでしょうか?燃えるような赤いバァ~ラァ~♪夢ぇ~に添ぉ~えぇ~てぇ~♪まぁ冗談はともかく、こいつをどーにかしなければ先に進めません、えーっとどこか適当な紙切れは落ちてないかなーっと。…なんて事にはもちろんならない上に、ここまで来ればアースシェイカーなど図体がでかいだけ(エターナルグリーンの方がまだ手強いです)なのでさっさと血祭りにあげてしまいましょう。
そしてやってきましたフォルテ城下町、街のあちこちに音符や音楽記号をあしらったオブジェが飾られている変わった佇まいの町です。アレグレット達が到着した頃にはもうすっかり日も暮れ、仕方なく今日の所は宿をとり直訴は明日に持ち越しです。しかし…考えてみればポルカ&ショパンとアレグレット&ビートが出発したのは朝、そして到着したのは夕方。おいおいテヌート村&港町リタルダントってフォルテ城下町から徒歩で一日の距離にあったのか!?思ったより近かったんだな…。せっかくだから、宿を取る前に城下町を散策です。掲示板の前にいる女性二人、その片方が“そろそろダーリンが帰ってくるから晩ご飯の支度をしなきゃ!”といそいそと駈け出しました。どんな世界でも主婦は大変だねーと思いながら西側の崖にいくと、そこにいるんですよ“ダーリン”って名前の奴が!こういうオチだったか…ってグランディアでもやってたなこのネタ。余談ですが、その奥さんの名前は“ハニー”でした。
一通り街を散策し、宿屋に入って行きました。さすが城下町、宿も随分と豪華な作りです。早速チェックインしようとしましたが、従業員と思しき少女が何やらそわそわしています。話を聞いてみると、従業員友達のフィルの姿が見当たらない、きっとどこかでサボっているに違いないと言っています。それがバレたら大変、フィルのお母さんは鬼より怖いらしいのです。で、バレない内にフィルを連れ戻して欲しいとアレグレットに頼みました…なんで俺が!と最もな事を言いますが、結局その少女に押し切られ渋々探しに行く羽目に…連れ戻したら宿代サービスしてくれよぉー?
探すついでに街で話を聞いていると、どーもこのフィルってのはいたずらっ子で有名みたいです。そして最後にフィルにいたずらされたお爺さんの話を聞くと、一目散に崖の方に逃げて行ったとの事…あーこりゃ間違いなく崖に落っこちてるな。案の定、崖のすぐ側に子供用の靴が落ちていました。全く世話の焼ける!なんで顔も知らないクソガキの為にここまで骨を折らにゃならんのだ!
と言う訳で、今度のバトルフィールドは絶壁グリッサンド。しかしこのゲーム、これまでプレイしてきていつも思うのですが、本当に自然が美しいですね…はーうっとり。ここは絶壁という特殊なフィールドで、いくつもの小さなフロアに分かれたエリア間をロープを伝って降りて行くというもの。そして、中にはロープが無く飛び降りる、つまり一方通行エリアもあります。だから、場所によっては次のエリアがどういう形なのか、そしてエリアのどこに敵がいるのかさえも分かりませんから、注意して進んでいきましょう。
さて、今回登場の新エネミーは、デビルバッツのリぺバージョン“スイーツウィスパー”。こいつは状態異常攻撃を仕掛けてきまして、喰らうと自分の周囲が暗転し闇属性技しか使えなくなってしまいます。しかし、“自分の周囲が暗転”と言う事はロードオブダークネスの暗転ライトと同じですから、他のキャラが喰らった奴の近くに行けば明るい所でも闇属性技が使えるって事ですね。それを上手く利用し戦略に活かしましょう。もう一つ状態異常技がありまして、むしろそっちの方がやっかいです。その名は“殺人超音波”、これを喰らうと移動時に極端に動きが遅くなり、普段よりも移動するのに時間が多く消費されてしまいます。相手が目の前にいる時はそれほど支障はないのですが、攻撃したい敵が遠くにいたり通常技必殺技の両方で遠隔攻撃が出来ないキャラが喰らうと大変ですよー…ぶっちゃけアレグレットとショパンとポルカの三人です。そしてこいつは暗がりに入ると“キャラバンクラブ”というサソリ型モンスターに変身する特性を備えていまして、そうなるとお約束の毒攻撃を仕掛けてきます。ベリーベリーエンプティーからココナッツグレートへの変身はまぁ百歩譲っても納得がいきますが、どういう原理でコウモリからサソリになっちゃうんでしょうか?ミュータントビーストじゃないんだから…。
ミュータントビーストとは?
変形玩具“トランスフォーマー”シリーズのカテゴリーの一つで、これが販売されていた年代では動物からロボットへ変形というのが基本パターンだったものが、このミュータントビーストでは“動物から動物へ”という異色の変形をする…メリケンの考える事ァよく分からん。ラインナップはワニからコウモリに変形する“サウンドウェーブ”、サソリからカマスになる“ポイゾンバイト”、クズリ(イタチの一種らしいです)からラプターになる“レーザークロー”、シロクマからフクロウに変形する“アイスバード”の合計四種類。あまりに異色過ぎたせいか、2007年現在までミュータントビーストの新製品は発売されていない。
しかし、フィル捜索を始めてから随分経過しました…そして今伝って下りてるロープは一体何本目でしょうか?一体どこまで落ちて行ったんでしょうフィルは…こんな下まで降りてきて何所にもいないって事は、よほど深い所まで落ちたのでしょうか?だったら今頃は、潰れたトマトの様になって地面にへばり付いているんじゃないでしょうか?仮に無事だったとしても、今頃はエネミー共の餌食になってるんじゃ…いやいや、もしかしたら案外、崖になんか落ちていないんじゃないでしょうか?靴だけが落ちていたのは、多分崖っぷちで明日の天気を占っていたとか。
そんな考えが脳裏によぎった頃の事でした。降りた先は辺り一面に水が貯まっただだっ広いエリアでした、どうやらこの絶壁の一番下みたいです。どうかフィルが無事でいますように、子供の潰れた死体を見ないで済みますよーに…と必死で祈りながらフィル捜索を続行。すると、なんとフィルはそこから少し見上げた木の枝に引っかかっていました。おかげでエネミーに襲われずには済んだみたいですが、これまでのいたずら三昧の罰として、少しの間そのままにしておこうかとも思いましたが、それでは話が進みません。第一、宿屋の少女に頼まれたのは“フィルを連れ戻す事”ですから、仕方が無いから助ける事にします。私はここでボスが出てくるかと思ったのですが、フィルはアレグレットにお礼を言って去ってしまいイベントはここでお終い。拍子抜けでした。
フィルも見つけた事だし、宿屋に直行したい所ですがせっかくだから町の人と話してみます。すると町の人々が口を揃えて“フィルの母親は恐ろしい”と言うんですよ…一体どんなお母さんなのか。そう思いながら宿屋に行くと、出迎えてくれたのはフィルでした。無事だったのかお前!そう思うと、フィル曰く“母ちゃんにバレずにすんだ”と…あ、そーなの。あれだけの大冒険をしておいてお前って奴ぁよぉ…。そしてフィルは、命の恩人だからタダで泊めてやるよと言ってくれました。おお、話せるじゃないかフィル!どこぞの恩知らず道具屋とは大違いだ!でもさ、この宿屋を経営してるのってお母さんなんじゃないのか?そんな勝手をしたら大目玉なんじゃ…?まぁ、こっちの知った事じゃないけどさ。あれ?そういえばさっきの少女がいませんよ?フィルの言うにはコトって名前らしいですが…まぁ、またその内に姿を見せるでしょう。
夜が明けました、今日はいよいよフォルテ城へ向かいます。城へ向かう途中で、街道を走りまわってる子供がいます。元気があっていいですね…と思ったらその子供はフィルでした。そしてその傍にはコトがいて、話を聞いてみると二人は幼馴染なんだそーで。やっぱり十年したら、コトは何かとフィルの世話を焼くツンデレ幼馴染になるんでしょうか?
さて、いよいよワルツ伯爵との謁見…鬼が出るか蛇が出るか。
次回に続きます。
ここに登場した新モンスター“エターナルグリーン”、こいつは冗談ヤギのリペイントバージョンでした。その名の通り緑色なのですが、グリーンのヤギってキモいです…なんかカエルっぽくて。しかもこいつら、見た目とは裏腹に体力が多いので油断は禁物です。
ハノンの丘の中央、そこでは道具屋の馬車がモンスターに襲われてました。RPG名物イベント“助けて恩を売る”発生です。アレグレットは助ける為にモンスターに向かっていきますが、現時点では他のメンバーのレベルアップの為にアレグレットはベンチ入りしてましたのでアレグレットに出番はありませんでした…かっこわるいよアレグレット。道具屋を助け出し、早速恩を売って金品をせしめようと道具屋に詰め寄りますが、この道具屋“命の恩人には安くしておくよ”と言うだけでした。命の恩人なんだからタダでくれよ…というのが正直な気持ちなんですが、命の恩人へのお礼が割り引き程度って事はこの道具屋にとって命はガンダムWのヒイロ並に安いみたいです。ですが品揃えは中々によく、新しい装備品やらこれまで売られていなかった状態回復アイテムの数々を取り扱っていました。そしてこの道具屋、高級羽毛布団で休憩させてくれるので回復ポイントとしても使えます。でも、実際にモンスターがまた襲ってきたら、結局アレグレットが戦わなきゃならないんでしょ?これじゃ事実上タダ働きさせられてる用心棒と変わらないんじゃ。
ハノンの丘の北に差し掛かると、そこに掛かった橋の中央にこれまでの道中で何匹も倒してきたザコ巨大モンスター“アースシェイカー”が陣取っています。こいつは動きも遅く体もでかいので攻撃も当たりやすいですが、暗がりに入ると小型モンスター“デビルバッツ”に変身するのが特徴です。それにしてもアースシェイカー…超音戦士ボーグマンの主題歌でも歌うんでしょうか?燃えるような赤いバァ~ラァ~♪夢ぇ~に添ぉ~えぇ~てぇ~♪まぁ冗談はともかく、こいつをどーにかしなければ先に進めません、えーっとどこか適当な紙切れは落ちてないかなーっと。…なんて事にはもちろんならない上に、ここまで来ればアースシェイカーなど図体がでかいだけ(エターナルグリーンの方がまだ手強いです)なのでさっさと血祭りにあげてしまいましょう。
そしてやってきましたフォルテ城下町、街のあちこちに音符や音楽記号をあしらったオブジェが飾られている変わった佇まいの町です。アレグレット達が到着した頃にはもうすっかり日も暮れ、仕方なく今日の所は宿をとり直訴は明日に持ち越しです。しかし…考えてみればポルカ&ショパンとアレグレット&ビートが出発したのは朝、そして到着したのは夕方。おいおいテヌート村&港町リタルダントってフォルテ城下町から徒歩で一日の距離にあったのか!?思ったより近かったんだな…。せっかくだから、宿を取る前に城下町を散策です。掲示板の前にいる女性二人、その片方が“そろそろダーリンが帰ってくるから晩ご飯の支度をしなきゃ!”といそいそと駈け出しました。どんな世界でも主婦は大変だねーと思いながら西側の崖にいくと、そこにいるんですよ“ダーリン”って名前の奴が!こういうオチだったか…ってグランディアでもやってたなこのネタ。余談ですが、その奥さんの名前は“ハニー”でした。
一通り街を散策し、宿屋に入って行きました。さすが城下町、宿も随分と豪華な作りです。早速チェックインしようとしましたが、従業員と思しき少女が何やらそわそわしています。話を聞いてみると、従業員友達のフィルの姿が見当たらない、きっとどこかでサボっているに違いないと言っています。それがバレたら大変、フィルのお母さんは鬼より怖いらしいのです。で、バレない内にフィルを連れ戻して欲しいとアレグレットに頼みました…なんで俺が!と最もな事を言いますが、結局その少女に押し切られ渋々探しに行く羽目に…連れ戻したら宿代サービスしてくれよぉー?
探すついでに街で話を聞いていると、どーもこのフィルってのはいたずらっ子で有名みたいです。そして最後にフィルにいたずらされたお爺さんの話を聞くと、一目散に崖の方に逃げて行ったとの事…あーこりゃ間違いなく崖に落っこちてるな。案の定、崖のすぐ側に子供用の靴が落ちていました。全く世話の焼ける!なんで顔も知らないクソガキの為にここまで骨を折らにゃならんのだ!
と言う訳で、今度のバトルフィールドは絶壁グリッサンド。しかしこのゲーム、これまでプレイしてきていつも思うのですが、本当に自然が美しいですね…はーうっとり。ここは絶壁という特殊なフィールドで、いくつもの小さなフロアに分かれたエリア間をロープを伝って降りて行くというもの。そして、中にはロープが無く飛び降りる、つまり一方通行エリアもあります。だから、場所によっては次のエリアがどういう形なのか、そしてエリアのどこに敵がいるのかさえも分かりませんから、注意して進んでいきましょう。
さて、今回登場の新エネミーは、デビルバッツのリぺバージョン“スイーツウィスパー”。こいつは状態異常攻撃を仕掛けてきまして、喰らうと自分の周囲が暗転し闇属性技しか使えなくなってしまいます。しかし、“自分の周囲が暗転”と言う事はロードオブダークネスの暗転ライトと同じですから、他のキャラが喰らった奴の近くに行けば明るい所でも闇属性技が使えるって事ですね。それを上手く利用し戦略に活かしましょう。もう一つ状態異常技がありまして、むしろそっちの方がやっかいです。その名は“殺人超音波”、これを喰らうと移動時に極端に動きが遅くなり、普段よりも移動するのに時間が多く消費されてしまいます。相手が目の前にいる時はそれほど支障はないのですが、攻撃したい敵が遠くにいたり通常技必殺技の両方で遠隔攻撃が出来ないキャラが喰らうと大変ですよー…ぶっちゃけアレグレットとショパンとポルカの三人です。そしてこいつは暗がりに入ると“キャラバンクラブ”というサソリ型モンスターに変身する特性を備えていまして、そうなるとお約束の毒攻撃を仕掛けてきます。ベリーベリーエンプティーからココナッツグレートへの変身はまぁ百歩譲っても納得がいきますが、どういう原理でコウモリからサソリになっちゃうんでしょうか?ミュータントビーストじゃないんだから…。
ミュータントビーストとは?
変形玩具“トランスフォーマー”シリーズのカテゴリーの一つで、これが販売されていた年代では動物からロボットへ変形というのが基本パターンだったものが、このミュータントビーストでは“動物から動物へ”という異色の変形をする…メリケンの考える事ァよく分からん。ラインナップはワニからコウモリに変形する“サウンドウェーブ”、サソリからカマスになる“ポイゾンバイト”、クズリ(イタチの一種らしいです)からラプターになる“レーザークロー”、シロクマからフクロウに変形する“アイスバード”の合計四種類。あまりに異色過ぎたせいか、2007年現在までミュータントビーストの新製品は発売されていない。
しかし、フィル捜索を始めてから随分経過しました…そして今伝って下りてるロープは一体何本目でしょうか?一体どこまで落ちて行ったんでしょうフィルは…こんな下まで降りてきて何所にもいないって事は、よほど深い所まで落ちたのでしょうか?だったら今頃は、潰れたトマトの様になって地面にへばり付いているんじゃないでしょうか?仮に無事だったとしても、今頃はエネミー共の餌食になってるんじゃ…いやいや、もしかしたら案外、崖になんか落ちていないんじゃないでしょうか?靴だけが落ちていたのは、多分崖っぷちで明日の天気を占っていたとか。
そんな考えが脳裏によぎった頃の事でした。降りた先は辺り一面に水が貯まっただだっ広いエリアでした、どうやらこの絶壁の一番下みたいです。どうかフィルが無事でいますように、子供の潰れた死体を見ないで済みますよーに…と必死で祈りながらフィル捜索を続行。すると、なんとフィルはそこから少し見上げた木の枝に引っかかっていました。おかげでエネミーに襲われずには済んだみたいですが、これまでのいたずら三昧の罰として、少しの間そのままにしておこうかとも思いましたが、それでは話が進みません。第一、宿屋の少女に頼まれたのは“フィルを連れ戻す事”ですから、仕方が無いから助ける事にします。私はここでボスが出てくるかと思ったのですが、フィルはアレグレットにお礼を言って去ってしまいイベントはここでお終い。拍子抜けでした。
フィルも見つけた事だし、宿屋に直行したい所ですがせっかくだから町の人と話してみます。すると町の人々が口を揃えて“フィルの母親は恐ろしい”と言うんですよ…一体どんなお母さんなのか。そう思いながら宿屋に行くと、出迎えてくれたのはフィルでした。無事だったのかお前!そう思うと、フィル曰く“母ちゃんにバレずにすんだ”と…あ、そーなの。あれだけの大冒険をしておいてお前って奴ぁよぉ…。そしてフィルは、命の恩人だからタダで泊めてやるよと言ってくれました。おお、話せるじゃないかフィル!どこぞの恩知らず道具屋とは大違いだ!でもさ、この宿屋を経営してるのってお母さんなんじゃないのか?そんな勝手をしたら大目玉なんじゃ…?まぁ、こっちの知った事じゃないけどさ。あれ?そういえばさっきの少女がいませんよ?フィルの言うにはコトって名前らしいですが…まぁ、またその内に姿を見せるでしょう。
夜が明けました、今日はいよいよフォルテ城へ向かいます。城へ向かう途中で、街道を走りまわってる子供がいます。元気があっていいですね…と思ったらその子供はフィルでした。そしてその傍にはコトがいて、話を聞いてみると二人は幼馴染なんだそーで。やっぱり十年したら、コトは何かとフィルの世話を焼くツンデレ幼馴染になるんでしょうか?
さて、いよいよワルツ伯爵との謁見…鬼が出るか蛇が出るか。
次回に続きます。
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