大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

トラスティベル プレイ日記 ACT.5フェルマータの砦を突破せよ!

2007年12月21日 23時24分16秒 | ゲーム
新たな仲間を迎え出発したアレグレットと愉快な仲間たち。彼らが最初に見たものは、ビオラ宅の前で必死で何かを探す中年男性でした。話を聞いてみると、彼がビオラに配達する三通の手紙、それが無くなってしまい困っているとか。ここは風が強いからきっと飛ばされてしまったんでしょうね…ああ、そう言えばさっきヤギに食わせた紙は一体何だったんでしょ?

そしてやってきましたカバサ大橋、文字通り巨大なつり橋です。つり橋と来るとお約束の“落ちたら死んじゃうよ~”イベント発生、その後にアレグレットによるこの近辺のレクチャーが。フォルテ城へ行くにはこの橋を渡らねばならず、そして橋のすぐ先にはフェルマータの砦なるものがあると。まずこのカバサ大橋はつり橋ですから、フォルテ城へ行くにはここを必ず通らねばなりません、そして障害物がありませんから砦からは丸見えです。つまり、砦と地の利を生かした二重の防衛ラインと言う事になります。いや、君たちフォルテ城を攻め落としに行くんじゃないんだから、そんな物騒な話をせんでも…。

その頃フォルテ城では、フーガが戻ってきていました。そしてフーガは先程のクソガキを前に報告します、フーガはクソガキをこう呼びました、ワルツ伯爵と。ほほう、やはりこいつが伯爵だったか。フーガとワルツのやり取りによると、フーガが探していたのはやはりアゴゴで、その中でも光るアゴゴが探索対象でした。しかし、なぜワルツはそんなものを欲しがるのか?その理由は鉱封薬にありました。光るアゴゴを鉱封薬に混ぜると、その効果は数十倍にも跳ね上がるとか。しかし鉱封薬は知っての通り危険な薬物です、このワルツの真意は何なのか…それはまだ誰にも分かりません。でも、国民の健康を守るためと言いながら高笑いする所を見ると、胡散臭さがプンプンしますけどね。っつーか、フーガ一人だけで地元の人も知らんようなUMAを見つけろとは無茶もいいトコなんでは。

場所は戻ってカバサ大橋、普通は突然発生したイベントでロープが切れて転落するもんですが、本作では何のイベントも無しに無事に通過。さて、橋を渡り切りましたから今度は砦です。まぁ、別に攻め落としに行くんじゃないんですけど…。砦に来ると、おかしな事に衛兵がいません。というのも、アレグレットが言うには現在ではフォルテ城が攻め込まれるなんて事はまずあり得ないので、衛兵が砦を守る必要も無いと…。しかしビオラがそこに付け加えます、今では鉱封薬のせいで正気を失った者達の巣窟となっていると。あー、やっぱり穏便に通してもらうって訳には行きませんか。

砦の中は、政府からは放置されたも同然で荒れ放題でした。しかし、流れる水と砦の中に侵食してきた植物のお陰で、荒れつつも不思議に美しさを感じさせる場所でもありました。さっさと砦を抜けたい所ですが、砦の出口はカギが掛かっていて進めません。必殺技なり魔法なりで扉なんてぶっ壊せばいいのですが、それが出来ないのがRPGの辛い所。と言う訳で、回り道を探すことになりました。

しかしその中には、やっぱりいるんですねーエネミー共が、ビオラの言うとおりメラディクターは当然いますが、話に聞いたよりは人数が少ないです。それにビオラを助けた時に奴らの戦い方は見切りましたので、集中攻撃で一気に仕留めましょう。それよりも、今回登場した新モンスター“ロードオブダークネス”が気になります。こいつは港町地下用水路に登場したフローライトマウスの強化タイプ、フローライトマウスは尻尾の先端にチョウチンアンコウよろしく発光器がついており自分のまわりを照らす、つまりこいつに接近戦を挑むと光属性技しか使えなくなったもんですが、ロードオブダークネスの場合は逆に周囲が暗転し闇属性技しか使えなくなります。それに近距離攻撃に遠隔攻撃、さらに回復技まで使う芸達者なオールラウンダー、レベルが低ければ苦戦するかもしれません。それにしても、ロードオブダークネス⇒暗闇君主(直訳)とは随分と大袈裟な名前です。

戦いの中で、ビオラの性能が分かってきました。アレグレットは近接攻撃オンリーの切り込み隊長、ビートは遠距離攻撃を得意とするスナイパー、ポルカは回復係ですがそこそこ近距離&遠距離攻撃もこなす防御寄りのアシストタイプ、ショパンは接近戦を得意としますがちょっとだけ回復技も使えるモンクタイプ。ビオラはと言うと、弓で相手を殴打するだけでなく、実は遠距離射撃を得意としています。その際にアナログスティックで狙いを定め射るのですが、距離によって命中率は変動します。まぁ弓矢ですから、近距離では当たらないし遠距離は銃ほど射程が長くないので仕方が無いでしょう。しかし、その破壊力はビートのライフルとは比べ物にならないほど強力で、これがまた中々頼りになります。ただし破壊力は間合いで変化するので、距離の取り方がビオラを使いこなすポイントですね。距離で破壊力が変動するのはビートも同様ですが、ビートはビオラと逆で近距離攻撃の方が威力はあります。ただ、ビオラの弓殴打と違いモーションが長いので行動時間に大きく制限が出来てしまいます。そして射撃は威力は低いけど速射が利く上に必ず命中するので、攻撃よりもエコーを稼ぐのに向いています。そしてビートの攻撃可能な必殺技はどちらも遠距離射撃なので、やはり最終的には近接戦よりもアレグレット&ショパンのアシスト向けですか。


セーブポイントの先の小部屋、その中央に何やらスイッチがありますよ?押してみようか?と誰に言ってるんでしょうかアレグレットは。こんなもん押すに決まってるじゃないですか、ゲームなんだから。すると、轟音が響きわたり“何かが動いた?”とアレグレット。そんなもん、スイッチ入れて今まで行けなかった所が行けるようになったに決まってるでしょう。という訳で、その新ルートを探しに行きましょうか。でもセーブポイントがあったという事は、これまでそうだった様にボス戦が近いに違いありません…そう思っていたのですがなんかこの砦だだっ広いですよ!?まぁ砦ですから、そう簡単に攻め落とされちゃ困る訳なんですが、これまでダンジョンはヌルめだっただけに急に広く感じます。それにその新ルートの先にもセーブポイントがあったりするし…まだまだ先は長いって事ですか?まぁRPGはそれが普通なんですけど。

しかしこの砦、思ってたより広くなかったらしく、戦いながら進んでいると“ちょっと長かった”程度の距離に門番らしき巨大モンスター発見!両手に持った巨大なハンドアックスが凶悪な“キラーナイト”、ナイトとか言いながら背中から骨状の長い尻尾の生えた獣人系モンスターで、ガタイの割には軽い足取りでバトルフィールド狭しと走り回り襲いかかってきます。ハンドアックス&尻尾を使った集団&連続攻撃が少々手ごわいですが、ビオラの遠距離射撃(もちろん最高の破壊力が得られる間合いで)&砦の中で習得した全体回復技“ヒールアロー”を駆使すればなんなく倒せます。かくしてキラーナイトを倒し、砦のカギを手に入れました。

ポルカ:それにしても、砦とは名ばかりだったわね。

ナイスツッコミ。そしてそのツッコミに答えたのはアレグレットで、この砦を守っていた衛兵は今ではバロック領との睨み合いの為に撤退してしまったんだとか。バロックとはどうやらワルツ伯爵をよく思っていないらしく、伯爵の言っていた反政府勢力アンダンティーノを支援し、陰で操っているともっぱらの噂だとか。うーむ、側近とのやり取りを見てると、その噂はどーやらワルツ伯爵の耳には入っていないみたいですねぇ。それとも、噂では信憑性に欠けるって事でしょうか?話を纏めると、国民に多額の税金をかけそれを利用し鉱封薬を投与し何かを企んでいるフォルテ領領主ワルツ伯爵、フォルテ領でクーデターを起こし政権打倒を狙っているアンダンティーノ、フォルテ領の敵対勢力バロック領。この三つの勢力がある訳ですね。それぞれに思惑がある以上、一概にどれが悪でどれが善かを判断するには、その三大勢力の内のどれにも属していないアレグレットには無理な話です。そこにも属していないからこそ見えてくるものというのもありますが、それを見極めるには事態を知らなすぎるし、そもそもアレグレットの目的は闘争じゃありません。

ポルカ:じゃ、何を基準に正義と判断すればいいのかしら…?

少なくとも腐女子の判断基準は“イケメンであるか”です。腐女子のロジックでは、強姦しようが無差別テロしようが“イケメンなら無罪むしろ正義”ってコトになってますから(例 キラ ヤマト)。

その頃、ある所で始めてみる三人組が相談していました。その内容と言うのは、フォルテ城の地下牢に幽閉されているアゴゴの森の番人救出作戦でした…それってマーチの姉さんじゃないですか。やっぱり大人しく直訴を聞くようなタマじゃありませんでしたかワルツ伯爵…それに光るアゴゴの情報を聞き出そうとしているみたいです。そしてこの三人組、その正体はアンダンティーノのメンバーでした。光るアゴゴは鉱封薬の効果を高める事、そして鉱封薬は彼らは狂戦士と呼んでいますが人間をメラディクターにする危険な薬物。どうもワルツ伯爵は、鉱封薬を使い国民をメラディクター化し軍に取り入れ兵力として利用する…そういうハラみたいです。そんな事をする理由は一つ、バロック領との戦争の為でしょう…アンダンティーノはそう考えます。いずれにせよ、ワルツ伯爵の暴挙を見過ごすわけにはいきません。アンダンティーノは動き出しました…。

これまでは単に“直訴しに田舎者が上京する”という内容のやや退屈だったストーリーが、キナ臭さを含みようやくストーリーが進んできました。勢力対立とかこういう構図は大好きなので、これからのストーリーは期待できそうです。

さて、砦のカギを使いキラーナイトの守っていた門をあけ、砦の外に出ました…フェルマータの砦、陥落。あれ?入口の所にあった鍵の掛かった扉はキラーナイトの持っていた鍵とは無関係だったんですか?砦を抜けると、そこは一面の緑で彩られた街道のあるハノンの丘。さて、これからどんな冒険が待ち受けているのでしょうか?

次回に続きます。


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