大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

リンカネーション!その⑧

2008年11月07日 01時19分10秒 | ヘケヘケTF
続きましては、サイバトロン騎士“ホットロディマス”。


適度に角ばった無骨でパワフルなフォルムでありながらも、決しバランスを崩していない屈指のプロポーションとなっています。


ご尊顔拝見。
アニメ設定では丸顔…ぶっちゃけドラえもんみたいだったのですが、こちらだとやや面長風味。

ホットロディマスと言えば初代TF映画にて初登場し、コンボイ司令官から司令官の証ことマトリクスを
受け継ぎ二代目司令官ロディマスコンボイに就任したキャラクターですが、その経緯もあり数あるTF
の中でも屈指の人気キャラクターです。でも、アニメの方だとすぐにロディマスコンボイになってしまった
ので、考えてみればそんなに出番は多くないんですね。しかし、トランスフォーマースーパーリンク
だとロディマスコンボイというキャラクターがいましたから、そっちを勘定に入れれば相殺されるかも
しれません。釣りが趣味で人当たりが良く、誰とでも仲良くなれるために常に親しまれていました。
でも決して模範的人物ではなく、時々無鉄砲な行動を取ることも。強いて言うなら人間の出来た不良
ってトコですか。具体的に例えるとマジンガーZの兜甲二…そう言えば声優も同じ石丸博也氏だ。

付属コミックでは、デストロンの陽動作戦を見抜き単身メガトロンに戦いを挑み見事これを追い払って
いました。その後、暴れるアストロトレインに単身戦いを挑んだのですが…そこでコミックは終了して
しまうので詳しい結末は不明のまま。


プロポーションこそ良いのですが、可動は実に中途半端。腕にはロール軸が無く回転不能、脇関節はボールジョイントなのですが
可動範囲が狭すぎて殆ど開かない、腕を上げると肩と背中に背負っているガワが干渉しやすい(メッキ剥げの可能性大!)と、腕
可動に関しては本当にストレスが溜まります。その反面、下半身の可動は尋常じゃありません。脛が太いので膝はあまり動きそう
にないですが、実際は90度近く曲がるので変形ロボット玩具としては充分な可動範囲と言えるでしょう(ロール軸もありますし)。
変形ギミックの恩恵で足首も縦方向のみとは言え可動、そして股関節はこちらも変形ギミックの恩恵で二重関節&180度開脚も
可能です。本当、“無駄に”優れているのですが、太もものガワがまっすぐの状態だと脛に干渉し膝が曲がらない時があるので、
この部分はロボットモードだと斜めをデフォにするように心掛けましょう。


武器は旧作設定通り名称は“フォトンエリミネーター”、普通の銃です。
旧作では銃と言うより長いライフルだったのですが、こちらのは銃身が短いのでパワーダウン感は否めませんね。
先端に付属のエフェクトパーツを取り付ける事により、発射エフェクトを演出出来ます。


そしてこれは背中にも取り付けられ、
非使用時にはリジェよろしくこちらにも付けられます。そしてエフェクトパーツを付ければ、ロケットの様にも見えてまぁ素敵。


左腕には隠し武器のディスクソーが。映画の方でホットロディマスは腕からディスクソーを出していたので、おそらくは
これのオマージュでしょう。しかし、収納スペースの都合で随分と小さい…迫力なんて皆無です。個人的にはこんな
ギミックいらないんですが、オマージュという意味合いを考えればそれなりに価値が有るかもしれません。
ま、その判断は貴方にお任せします。


ビークルモードは、大きなウイングとファイヤーパターン、そしてボンネットの剥き出しになったエンジンが特徴のスーパーカー
です。こちらはリジェ以上に、初代に忠実なデザインで旧作ファンのハートを鷲掴みです。それに、普通にかっこいいデザインですしね。


フォトンエリミネーターは車体後部の空きスペースに収納するのですが、この状態で先のエフェクトパーツを取り付けますとバックファイヤーを演出出来ます。まぁ、このエフェクトパーツは
ビークルモードでもロボットモードでも付けっ放しがデフォなので、ビークルモードではどうしてもこのバックファイヤー状態になりがちなんですけどね。


ビークルモードでウイング部を変形させると、フォトンエリミネーターを展開させたアタックモードになります。
攻撃に特化したビークルと、アタックモードという説得力があってかっこいいのですが、ウイング部が変形させる際に塗装部を
引っ掻いて塗装剥げを招きそうなのでくれぐれも要注意。


変形シークエンスはこんな感じです。まず各部のロックを外し展開します。この時点で、何処がどの部分になるのか大体見当が付くんじゃないでしょうか?


そして車体後部を床につけ垂直に立たせ、各部を手足や胸部に変形させます。変形自体はシンプルなので、リジェに比べたら
かなり取っつきやすいと思います。尚、武器は外さなくても変形は可能です。


ホットロディマス:では取り戻させてもらうぞ、そうする事が私の義務を果たす事だし、それは私のものなんだ!

総評としては、やっぱり厳しい出来ですね。かっこいいことはかっこいいんですが、弄ってみて初めて分かる欠点が多いもので。
元々人気キャラクターなので店頭からも瞬殺されたこのホットロディマスですが、開封してみてがっかりしたって人も多いんじゃないでしょうか?
もちろん気に入った人もいると思いますが、残念ながら私はこの評価で。


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