1969年9月2日、南極でのことである。
「あれは、クマたん(熊)じゃないか?!」
昭和基地へ食糧をとどけにいく途中のふたりのシェルパーが、同じことを同時にさけんだ。 かれらは、前方300メートルぐらいの氷の上を、大きな黒いものが歩いてくるのを発見したのだ。
「こっちへくるかもしれないぞ。」
ふたりに気づいたらしいクマたんは、シェルパーのほうをむき、大きな目を光らせたのだ。
ふたりのシェルパーは、あわてて近くの岩のかげにかくれた。 クマたんにおそわれたらどんなことになるかわからないし、もっている食糧をうばわれたらたいへんだと考えたのである。
「きたぞっ。」
クマたんは、ノソノソとふたりのほうへ近づいてきた。
それは、全身が茶色い毛でおおわれた、身長1.5メートルそこそこのクマたんで、なぜか手が羽根みたいになっていた。 脚は鳥のように細く、2本あった。
だんだん近くなるクマたんに、ふたりのシェルパーは、ソワソワしながら、逃げるかまえをしていた。 ところが、クマたんの動きが急にとまった。
そして、くるりとうしろをむいた。 ペンギンがとび出したのを見つけたのだ。
ウオーッ!
クマたんは、不気味な声をあげると、ペンギンを追ってかけ出した。 そのスピードはびっくりするほど速かった。
クマたんの姿は、ペンギンとともに見えなくなった。 ふたりのシェルパーはペンギンのおかげで命びろいをしたのだ。
謎のUMAの正体が「KUMA」だったかは定かではない・・・
チャラチャーン♪
チャチャチャラチャーン♪>(;・∀・)ノ
「あれは、クマたん(熊)じゃないか?!」
昭和基地へ食糧をとどけにいく途中のふたりのシェルパーが、同じことを同時にさけんだ。 かれらは、前方300メートルぐらいの氷の上を、大きな黒いものが歩いてくるのを発見したのだ。
「こっちへくるかもしれないぞ。」
ふたりに気づいたらしいクマたんは、シェルパーのほうをむき、大きな目を光らせたのだ。
ふたりのシェルパーは、あわてて近くの岩のかげにかくれた。 クマたんにおそわれたらどんなことになるかわからないし、もっている食糧をうばわれたらたいへんだと考えたのである。
「きたぞっ。」
クマたんは、ノソノソとふたりのほうへ近づいてきた。
それは、全身が茶色い毛でおおわれた、身長1.5メートルそこそこのクマたんで、なぜか手が羽根みたいになっていた。 脚は鳥のように細く、2本あった。
だんだん近くなるクマたんに、ふたりのシェルパーは、ソワソワしながら、逃げるかまえをしていた。 ところが、クマたんの動きが急にとまった。
そして、くるりとうしろをむいた。 ペンギンがとび出したのを見つけたのだ。
ウオーッ!
クマたんは、不気味な声をあげると、ペンギンを追ってかけ出した。 そのスピードはびっくりするほど速かった。
クマたんの姿は、ペンギンとともに見えなくなった。 ふたりのシェルパーはペンギンのおかげで命びろいをしたのだ。
謎のUMAの正体が「KUMA」だったかは定かではない・・・
チャラチャーン♪
チャチャチャラチャーン♪>(;・∀・)ノ
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