3210 あほうむ びぎゃn

暁に逝ってよしとはいわなんだ、千年の幽囚を経ておなぢみあおきひとし伝説が遂に復活!飲んだら詠むな、呼んだら呑むな

囲碁よろしくネットワークだよ~第30期名人戦記念特別対局

2005-12-15 23:28:57 | 囲碁
 第30期名人戦記念特別対局▲大竹英雄名誉碁聖対△林海峰名誉天元

 第30期を迎えた名人戦を記念して大竹英雄名誉碁聖(63)と林海峰名誉天元(63)とで記念特別対局が打たれた。林は呉清源門下で1966年に23歳の若さで坂田栄男を破って名人(読売新聞社が主催していた旧名人戦)になった。新旧名人通算8期、名人リーグ戦在籍38年の記録を持つ。大竹は木谷実門下で1975年第14期旧名人戦で石田芳夫を破り名人に。新旧名人通算4期、名人戦七番勝負出場12回の記録を持ち“名人戦男”の異名をとる。両者は昭和前期囲碁界の双璧呉清源と木谷実の弟子同士ということもあってはやくからライバルとみなされ“竹林(ちくりん)”と並び称された。(この比喩は大相撲のライバル大鵬、柏戸の“柏鵬(はくほう)”にちなんだものである)1961年、共に18歳で林-大竹新鋭三番碁を争ってから今日まで90回対戦、林47勝、大竹43勝。
 この碁は両者の持ち味が遺憾なく発揮されて、オールドファンにはたまらぬ対局となった。勝負は地を稼いで先行する林を、厚みを築いた大竹が追うというお互いの得意の形での展開になったが、林のかつての得意技“二枚腰”が不発では大竹の完勝に終わった。