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小松帯刀伝 名著復刊・1

2008-11-09 00:49:09 | 小松帯刀
 大河ドラマが始まるまで,主役の篤姫と同様,小松帯刀も出身地鹿児島でも無名に近い存在でした。
 
 小松帯刀は,天保6(1835)年,喜入(現鹿児島市南部)領主肝付兼善の三男,尚五郎として生まれ,後に吉利(よしとし)領主の小松家の養子となりました。若くして薩摩藩家老となり,西郷や大久保ら下級武士を登用し,藩士たちをまとめあげました。坂本龍馬とも交流を持ち薩長同盟を成立させ倒幕の機運を高めるました。

 さらに徳川慶喜に大政奉還を進言し,これを実現させるなど,薩摩藩を明治維新のリーダーに押し上げるとともに,明治維新に貢献しました。こうした活躍と功績が,「幻の宰相」とも呼ばれるゆえんでありましょう。

 小松帯刀の足跡,波乱にみちた短い生涯を,精緻な考証をもとにたどり,1986年に刊行・第13回「南日本出版文化賞」受賞の名著『小松帯刀伝』が,復刊しました。

著者 瀬野冨吉:1912年鹿児島県生まれ。日吉町教育長の後,霧島プリンスホテル支配人をはじめ各ホテル支配人を歴任。 1987年南日本出版文化賞受賞。1994年小松帯刀銅像を鹿児島市に建立。 2000年2月8日永眠、享年89歳。
  

幻の宰相 小松帯刀伝(改訂復刻版)
瀬野 冨吉
宮帯出版社

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