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鹿児島県阿久根市 市議選を告示-出直し市議選 2

2009-03-18 00:08:39 | 竹原信一-元阿久根市長
 鹿児島県阿久根市では,市議会の不信任議決を受けた竹原信一市長(50)による市議会解散に伴う鹿児島県阿久根市議選(定数16・有権者数は2万210人 2日現在,市選管調べ)が15日告示され,前職11人と新人12人の計23人が立候補を届け出た。22日に投票,即日開票される。

 出直し市議選は,人件費の削減を公約に掲げ,全職員の給与を市のホームページに公開するなどして物議を醸している竹原市長の政治手法の是非が最大の争点であるが,市役所の行政サービス水準,疲弊する地域経済や雇用問題など様々な課題も今回の騒動の背景となっている。
      ◇             ◇
 では,阿久根市の行政サービスや財政の実態は,客観的にみて全国の他都市水準と比べてどうであろうか。ここでは,日本経済新聞社実施の「全国市区の行政比較調査データ集(行政革新度・行政サービス度)〈2008年度(第6回)〉」によると下位にとどまる。また,近隣の日置市,薩摩川内市にも遅れをとっている。

全国順位:727都市中の630位
総合評価:cc
透明度評価:ccc
効率化・活性度評価:BB
市民参加度:cc
 

○全国市区の行政サービス調査                  
 日本経済新聞社は全国783市・東京23区を対象に行政運営の革新度合いや行政サービス水準を探る「第6回行政サービス調査」を,08年に実施した。この調査は行政革新度(=行政改革度)と行政サービスの2つの調査で構成。

 行政革新度は住民主体の行政運営に向けた改革度合いを測るモノサシだ。具体的には情報公開や住民参加の仕組み、施設の利便性などを比べた。
「透明度」「効率化・活性化度」「市民参加度」「利便度」の4つの要素について、計91項目の指標を設定、都市ごとの行政革新度を1998年の第1回以降、偏差値や格付け評価の形で算出している。
            出典:「日経グローカル」№113 2008.12.1
 
◆◆◆次回掲載は,阿久根市の財政を分析-自治体の健全化4指標◆◆◆

全国市区の行政比較調査データ集(行政革新度・行政サービス度)〈2008年度(第6回)〉

日本経済新聞社産業地域研究所

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民間の力で行政のコストはこんなに下がる―「公」と「民」のサービス・コスト比較
坂田 期雄
時事通信出版局

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