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鹿児島県阿久根市 市議選を告示-出直し市議選

2009-03-17 09:16:12 | 竹原信一-元阿久根市長
【phote 竹原信一阿久根市長】-出典 夕刊フジ09-03-17

 ブログ問題のほかにも,昨年9月の就任直後から議員定数の大幅削減案の提出などを繰り返し,反発した市議側が2月に不信任決議を全会一致で可決した。

 不信任議決を受けた竹原信一市長(50)による市議会解散に伴う鹿児島県阿久根市議選(定数16・有権者数は2万210人 2日現在,市選管調べ)が15日告示され,前職11人と新人12人の計23人が立候補を届け出た。22日に投票,即日開票される。
 
 出直し市議選は,人件費の削減を公約に掲げ,全職員の給与を市のホームページに公開するなどして物議を醸している竹原市長の政治手法の是非が最大の争点であるが,疲弊する地域経済や雇用問題など様々な課題への対策も求められている。

 改選後に不信任決議案の再可決を目指す反市長派と,市長の改革姿勢を支持する市長派で市を二分する激戦となりそうだ。市民からは,「地縁血縁などのなれ合いではなく,候補の考え方を見て決めたい」との声も聞かれる。

 立候補者のうち,不信任決議案の再可決に「賛成」とするのは前職9人,新人5人の計14人。「反対」が前職1人,新人6人の計7人で,ほかの2人は態度を保留。
 地方自治法では,改選後に初めて開かれる議会に3分の2以上が出席し,過半数で不信任決議案が再可決されれば市長は失職する。
 
 反市長派は改選後の議会で市長不信任案を可決させ,竹原市長を失職に追い込む考えだが,地方自治法によると,同案可決には議員数の3分の2以上の出席で,過半数の賛成が必要。このため反市長派は再可決が確実となる11議席確保を目標にするが,市長は再可決で失職した場合は出直し市長選に出る考え。

▽阿久根市
 農業や漁業が基幹産業の阿久根市の人口は1955年の4万1000人をピークに減少一途であり,現在,約2万4500人。高齢化率34.3%は全国平均(21.5%)を大きく上回る。市中心部ではシャッターを閉じた店が多い。

 5年前に九州新幹線の部分開業を期に,並行在来線はJRから切り離され第三セクター<肥薩おれんじ鉄道>として運行されているが,これも阿久根の衰退の一因とされる。
                    -明日 関連情報を掲載予定-
  
▽関連ブログ
鹿児島県阿久根市 市長のブログ騒動

http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/96b7c278bd901eb94e22d8e2530d468d

阿久根市議>市長不信任決議案を提出へ
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/70df9a61b2c02f91993ff7815f3ec58e


▼参考となる新聞記事
毎日新聞ニュース

読売新聞ニュース

西日本新聞ニュース



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村松 岐夫,稲継 裕昭
東洋経済新報社

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