木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

人生初の胃カメラ

2013年11月23日 | 日々つれづれ
22日 胃カメラ検査をしてきました

毎年の健康診断時に実施する 胃のバリウム検査
 その結果 いつも言われるのは
「慢性胃炎を認めます」

痛みも無く 自覚症状も無く
 なので「特に治療はしなくっても良いです」と言われ
「経過観察 来年も様子を見ましょう」との見解

もう7~8年前 
健康診断の折 オプションで受けたピロリ菌検査
 結果は<陽性>

そちらの方も胃痛とかない為
 「わざわざ ピロリ菌除菌しなくても良いです」
と言われ その言葉に甘んじてそのまま過ごしてきました
 

ところはここ数年
「ピロリ菌の存在は胃癌リスク」とアチコチで目にするようになり
益々気になりはじめ…

でも胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの疾患がなければ健康保険の適用がきかず
 …胃癌になること思えば自費診療であっても それは高いものではないとは思うのですが…

ところが今年にはいって間もなく 
 慢性胃炎でも保険適用されるようになったと聞き
「ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌をしよう」と病院を探しだしました

「〇〇クリニックは眠っている間に胃カメラ検査ができるから楽よ」と知り合いから聞き
 受診したのは9月半ば

問診 血液検査など経て 胃カメラ予約は11月22日^_^;
「混んでいる」とは聞いていましたが2ヶ月待ち?とは


さて本題の 胃カメラ検査
 前日9時以降は飲食禁止 但し 水・お茶は飲んでも良し

先ず検査着に着替え…上半身は締め付ける衣類は脱ぎ 下半身は着替えなくって可

カーテンで仕切られた細長いスペース
 4番目のスペースのストレッチャーに座り(私の順番は4番)
 
胃の泡を消す為の 盃一杯程の白濁した様な液を飲み
 …まずくは無いけれど甘い様な 後から鉄臭い様な感じ

それから横になり 水分補給の為の点滴を入れ
 あらためて生年月日 年齢 名前を応え

1番の人から順番に運ばれて行く様子を聞きながら しばし待ち

ストレッチャーに寝たまま隣の部屋に運ばれ

横向きにされ
 喉の感覚を麻痺させる為のスプレーをシュッシュッと3~4回
「その液は『ごっくん』と飲んでください」と

苦~い!

喉にジワジワと痺れ感 だんだんとおおぼったくなり…
 口に丸い形のマウスピースをくわえ マウスピースはテープで固定され 

点滴の中へ
 「眠くなるお薬入れます」
ふわ~っ 眠くなってきましたと言おうと思った瞬間 意識は遠のき

手術のときもこうだったっけ


「点滴を抜きますね」の声で目覚め
 
気が付けば最初に寝かされたカーテンの中に戻っていて

「どの位寝てました?」
「35分位ですよ」

検査は5分ほどで終わったそう
 検査室に入ったことも 検査中の事も 全然知りません

間もなく「起きて 着替えして下さい」で起き上がると
 何となくフワフワ

着替えを済ませ 休憩室 名前が書かれたテーブルの在るリクライニングシートへ
 テーブルの上に お茶2杯と飴玉

雑誌を読みながら休憩

その後 カメラで撮った写真を見ながら 医師の説明

お~ 意外と綺麗な色してるではないですか
 もっと腹黒いと思ったわ^_^;

「此処に胃癌ができること多いですよ…宮迫さんは此処に出来たそうです」とか
 「逆流性食道炎になりやすい形をしてます」とか
部分部分を指差しながら説明

最後に 
「全体に綺麗ですよ」と(^^)

来週に旅行が控えているので 除菌の薬は 2週間後の検査結果を聞いてから処方して貰う事にしました


医師の説明を受ける順番を待つ間
 隣で待つ私の後の方に
「胃カメラ 初めてですか?」と聞いてみたら
「3回目です」と

「えらいですねぇ じゃ他の検診も受けてるんですか? マンモとか?」
もし受けてないなら受けて欲しいとの願いも込めて…

「胸は… 乳がんやったんですよ…」
え~っ!
「私もですよ」

「どちらで手術なさいました?」
「浜松〇〇」
「じゃ O先生? 一緒ですね(^^)」

彼女は2年目 抗がん剤も受けたそう

奇遇です
 なんと言っても15人にひとりが乳がんに罹る時代ですもんね
こんな事もあるんですね

病友に会って 同じ話題にちょっと盛り上がり
 お互いに元気でいましょうね と言い合ったのでした

 





  


コメント (2)
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乳がんフレンズと温泉「華咲の湯」へ

2013年11月18日 | 患者会
14日木曜日
 スノードロップ患者会で計画された「皆で温泉に行こう~」に参加してきました

今年は<近場でのんびりしよう>と 地元の舘山寺温泉に在る「華咲の湯」

参加者は5人…6人の予定でしたが お子さんが体調を崩したそうで参加取り止め
 Tさん次の機会には行きましょうね

10時集合

受付に靴箱の鍵を預け
 ゆかたのサイズと色…白地にピンク 白地にグリーン 白地に紫 3色の中から選べます 
普段あまり着ないピンクをチョイス
 何だかウキウキ
  
ゆかた 帯 バスタオル フェイスタオルの入ったバックとロッカーの鍵を受け取りロッカーへ

ゆかた(館内着)に着替え 先ほど受け取ったバックに携帯やお菓子など必要な物をいれ
 ロッカーに鍵を掛け…

このロッカーの鍵にはバーコードが付いていて
 館内での食事 買い物などすべてこのバーコードで読み取り(*^^)v
最後 退出時に精算できます

なのでお金やカードなど貴重品は持ち歩かなくって良くって(*^^)v
 その代わり 絶対に落とさない事 しっかりブレスレットの様に腕に装着

最初にお目当ての温泉「桧香の湯」へ
 ちなみに今月は「桧香の湯」が女性 「石景の湯」が男性ですって

グンと冷え込んだこの日
 明るいうちからお湯に浸って 極楽 極楽 
まぁ なんて贅沢なんでしょ

なんだかトゥルンとした肌ざわりのお湯
 肌がし~っとりしそう

黄金の湯 黄土色のお湯
 白金の湯 透き通ったお湯も体験

お湯から出て 休憩室<ねころび処>へ



ねころび処と言っても椅子
 ゆったり リクライニングシートにテレビが一台ずつ
椅子の頭部分から音が出るようになっていて 音楽が流れると音に包まれていい気持ち
 
ひざ掛けを借りて お昼までゆ~ったり テレビ観賞 
 火野正平さんの「こころ旅」
福島の景色 ドウダンツツジの赤色 銀杏の黄色が鮮やかで印象的
 この辺よりずっと確実に秋は深まっていますね

お昼は「秋の季節膳」



秋の天ぷら 大きな舞茸が美味しい~
 サーモンのお造り 秋の肉じゃが(秋じゃが?ってことかな)シラス若布の酢の物

食べながらおしゃべりも弾み
 日頃の事 病気の事 取りとめもなくいろいろ
同じ病いを経験した仲間たちなので ウン ウン そう そう 気を遣わないでいろいろ話せます
 
Mさんが「いろいろ聞け 来て良かった~」と
 
食後は売店を覘いて
 ストール ポシェット チュニック アクセサリーなどなど
これカワイイね これステキ! アッこれも良いね

女子して しまいました^_^; 


ねころび処でお休み うとうと ちょこっとお昼寝

<ダイダラボッチの湯>へ
 こちらは露天風呂 炭酸泉 スチームミストサウナ 座湯 寝湯など備えています
  
高濃度炭酸泉は初体験
 肌にシュワシュワ 気泡が弾け なんとも気持ち良い

効能は
 血行促進 腰痛肩こり 疲労回復 基礎代謝アップ
  美容効果 保温効果 筋肉痛関節痛にも…
芯まで温まり 冷めにくいのだそうです 


温泉を堪能し 美味しい物を食べ
 おしゃべりに花を咲かせ の~んびり過ごし

贅沢な一日を過ごせ(*^_^*) 

皆で
 良い一日だった~ ありがとう 又来ようねと言い合ったのでした


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映画「清洲会議」

2013年11月13日 | 映画
映画「清洲会議」を観てきました

三谷幸喜さんがおよそ17年ぶりに書きおろした小説を自ら映画化した作品

本能寺の変で織田信長が亡くなった後 織田家後継者と領地配分を決める為
 役所広司扮する柴田勝家 大泉洋扮する羽柴秀吉の主導権争いを軸に それぞれに駆け引きを繰り広げていく



三谷作品といえば<爆笑>ってイメージですがこれはクスッ!って感じ

三谷さんは子供の頃から戦国武将が大好きだったとか
 そのこだわりが織田家の鼻 秀吉の耳…掛け軸とかに描かれている
さあ 誰が付け鼻で誰が本物でしょう
 女性の化粧 とか
柴田勝家の脂ぎった感じ…
 その為 役所さんのメイク 撮影中<粉をはたき>に来なかった それどころか油をつけに来るほどだったとか

三谷さん曰く「歴史物好きには 分かって貰える」とか…

中谷美紀さんの田舎くささのマユゲ太ッ!化粧 はじけた踊り
 妻夫木さんのバカっぷり
大~好きです

それから更科六兵衛さんがちょこっと出てきた時には思わず拍手したくなっちゃいました
 …心の中で拍手してましたよ
BGMもあの音楽でしたもんね

マジメな話しから突然のタメ口

現代でいえば余所行き言葉と普段着言葉と言うか
 あぁ 言葉は違うかもだけど ニュアンスは一緒のこういう場面って在ったかもと思っちゃいました

大泉洋さんは秀吉のキャラクターにピッタリ 
 役所広司さん勝家は真面目で男っぽく純粋さで秀吉の策にはまり… 

でも男の力の影には<お・ん・な> <母>の強さ?在りですか

それから前記の
 つけ鼻じゃないのは?
  …伊勢谷さんだけとか… 
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N響団友オーケストラコンサート

2013年11月06日 | コンサート
池辺晋一郎&N響団友オーケストラ
  ~オペラ・ドラマ・映画音楽の世界~


「11月3日の午後空いていますか?
  コンサートの招待券があります…
   もし都合が良く 興味がおありでしたらいかがですか? 」  」

と 弟嫁Kさんからのメール

ちょっと前に新聞で見かけ
 アッこれ聴きに行きたい と思ってたコンサート

でも友人を誘うにも日も迫り…
 なんとなく諦めてたところにこのメール


弟嫁Kさんは浜松百〇に載っていた懸賞に応募したら当たって(*^^)v
 夫婦で聴きに行く予定をしていたそう
でも弟に仕事が入ってしまい
 私だったら<好きそうだから>とお誘い白羽の矢

まぁ 思い出してくれありがとう 

「喜んで
  このコンサート行きたいと思ってたのよ」とメール

Kさんは音大出身 池辺晋一郎さんに教わったこともあるとか… 
 懸賞応募に当たって ひと言欄に<懐かしい>とその事を書いたそうです

そんなひと言が功を成したのかも

さてコンサート



第1部
池辺さんが出てきて突然
 ビゼーの「カルメン」前奏曲の聴きなれた音楽で開始
楽しい解説を交えながら次々演奏

第2部 3部
 池辺さんが作曲されたNHK大河ドラマ「黄金の日々」「独眼竜政宗」「元禄繚乱」テーマ曲
懐かしい曲の数々
 特に元禄繚乱には故中村勘三郎さん(当時は中村勘九郎さん)を思い出し しみじみ

映画音楽集 「雨に詠えば」にはウキウキ
 「トゥナイト」「南太平洋メドレー」には うっとり

映画「南太平洋」
 DVD借りて 落ちついてじっくり観賞したくなりました


ちなみにN響団友オーケストラとは
 NHK交響楽団に永年在籍していた奏者 10年以上コンサートマスターとして在籍した奏者
  特にN響から功績を認められた奏者に対し NHK交響楽団から「団友」と名称があたえられます
 その限定されたメンバーによって1982年に組織されたオーケストラなのだそうです  
コメント (2)
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今日は紅茶の日

2013年11月01日 | お気に入り
朝晩はめっきり冷えるようになって
 カレンダーもあと残り2枚 なんだか気持ちだけ慌しく…
でも気持ちだけ^_^; 
  

買い物に出掛けた輸入雑貨のお店 〇ルディの店先に
 「今日 11月1日は紅茶の日…」の文言を見つけ
 
紅茶好きの私だけれど 知らなかった~

思わず傍にいた店員さんに「今日は紅茶の日なんですか?」と聞いてしまいました
で、若い店員さんも
「そうなんですって 私も今日初めて知ったんですよ…」

11月1日? 紅茶?
 何の繋がりがあるのでしょう
語呂合わせでもないし…
 

家事を済ませ一段落
 ふと「紅茶の日」を思い出し
調べてみました

1983年(昭和58年)に日本紅茶協会により定められたそうで

その由来は
1791年(寛政3年)の11月1日に、伊勢の国出身の船頭・大黒屋光太夫が
 ロシアの女帝・エカテリーナ2世のお茶会に招かれ
日本人として初めて本格的な紅茶を飲んだ、という逸話からきているのだそうです

なぜ
江戸時代後期 伊勢の国の船頭大黒屋光太夫達17人が米や木綿を積み
 江戸に向かった船が嵐に見舞われ遭難してしまいます
光太夫らは7ヶ月もの間漂流を続け ロシア領・アレウト(現アリューシャン)列島の小さな島アムトチカ漂着しました
厳しい寒さの中 多くの仲間を失いながらもこの島で4年間を過ごし…

帰国嘆願の為 数々の困難を超え
 エカテリーナ2世に直接帰国の許可を願い出る為ペテルブルグを目指し
ペテルブルグに到着できたのは
 漂流してから8年の歳月が過ぎていました
 
並々ならぬ苦労と努力の甲斐あってついに謁見が叶い
彼らの境遇に深く同情した皇帝は直ぐに帰国の許可を与え
 翌年光太夫達はオホーツク港からついに帰国の途についたのです

皇帝の謁見から帰国まで 光太夫は様々な招待を受け 当時のロシア文化 社会を体験し
 エカテリーナ2世の文化的事業にも協力するなど大きな足跡を残しているのです

そうした貢献からか ペテルブルグを離れる直前の1791年11月1日
 光太夫はエカテリーナ2世のお茶会に招かれ 日本人として初めて
本格的な欧風紅茶を楽しんだといわれています
                …日東紅茶ホームページから…

そういう経緯があったのですね

エカテリーナ2世ではないけれど
 〇ナスの紅茶「マリーアントワネット」を淹れて
しばし至福のひととき
 甘い香りに癒されます



温かい紅茶が美味しい季節になりました  
コメント (4)
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