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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

ぼくは元気でした

2024年05月17日 19時08分12秒 | 日記

 朝いちばんで左膝の電気ビリビリに。そのままちょっと遠くにある公園に行ってきました。昨日から約1000歩ほど距離を延ばしています。

 某社より、7年前に届けていた絵本テキストの打ち合わせ日が届きました。画家さんの休業やあれややこれやでお休みしていたものです。

 マンション管理組合の用件など混ぜながら、こんなものを書いていました。

 

     ぼく
 
  ぼくはぼくのせなかにこえをかけた
  ──タケダさん。
  ぼくがふりかえった
  ──やあ、しばらくぶり。
  ぼくがぼくにわらった
  ぼくたちはわらいながらはなした
  いまのくらしぶりを
  やりたいことを
  ──それじゃ、また。
  ぼくたちはてをふってわかれた
  ぼくをみおくるぼくに
  うしろからこえがした
  ──タケダさん。
  ふりかえるとぼくがいた
  きれいなひとといっしょだった
  ぼくはさかをおりていきながら
  ぼくにいった
  ──ぼくは、げんきそうだったね。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自己肯定 (木枯しモンジャロウ)
2024-05-17 20:51:05
「ぼくにいった
 ──ぼくは、げんきそうだったね。」
こういう気持ち分かりますね。
自己肯定感って大切ですね。
牛缶 (ひでちゃん)
2024-05-18 05:12:21
内田麟太郎さま
ホームで通過する貨車を見るたびに思います。飛び乗れそうだと。どうしても一度は――。「ぼく」を真似するみたいなの書いていました。またあした。
ぼく (内田麟太郞内田麟太郞)
2024-05-18 11:06:15
木枯らしモンジャロウ様
 ほんとうの私など居ないのじゃないか。そのことを書こうとしていたら、こうなりました。意図を外れていくのが好きです。

ひでちゃんさま
 「ぼく」のようなもの。いいですね。ちょっとシュールなのかな。

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