グランマの扉

女4代にぎやかな日々

ハワイ島   最終日  後半  

2014-05-09 | 旅行










午後から出かけたキラウエア火山。



前回は雨の中訪れたサーストン・ラヴァ・チューブ。






入口を振り返るとこんな感じ





そして出口






この中を昔々、溶岩が不気味な音をたてて流れていたのです。

ところがもっと驚く事は、このトンネルの上は最早ジャングルのようになっていて、その木の根がこの溶岩を貫き通してトンネル内に彼方此方に下がっているのです。

恐るべき植物の力




見て下さい、この巨大なぜんまい。  







白の〇で囲んであるのは、何だと思いますか?






実はこれは、この木の根なんです。
この木の種類は自分の命の危険を察すると、木の枝にこういう根が生えて、再生を図るそうです。
己が倒れても、倒れた先で根を張ろうとするのですね。
この付近にはこういう根がある木が沢山あったのですが、多分この付近で昔、何かと思った事態があったのでしょうね。




そして突然ですが、我が家のベランダのラベンダー。





ネットで調べて秋に剪定したのですが、冬の間は雪の下。
春先に雪の下から出てきた時は枯れていて、やはり小さな鉢植えでの越冬は駄目だったのかと思っていたのですが、どんどん緑の葉が伸びて来ました。

本当に植物の生命力には感動します。




さて、前回は夕方に訪れ、噴煙に映るマグマを感じる事の出来たハルマウマウ火口。

今回はキラウエア・カルデラの反対側のボルケーノ・ハウス前から眺めました。昼だとこんな感じに見えます。






この火口は、しかしながらキラウエア・カルデラの中のほんの一部。


今回はカルデラの中の、こんな場所も訪れました。






日本人にはお馴染の、蒸気が吹き出し硫黄の匂いがする・・という場所、実はハワイ島には余りないそうです。

この辺は地熱も感じられました。

そしてこんな風景の付近に日本では必ずある温泉ですが、ハワイ島では温泉ってないんですよ。
地中に水の層がないんですって。



おまけです。

トーマス・ジャガー博物館の中にあった、古代のハワイアンがキラウエア火山の噴火を海から眺めたというモチーフの絵があるのですが、これって騙し絵なのです。


向かって左の方から眺めると








右から眺めると








わかりますか?
船の進む方向が違うんです。


実はこの写真を撮った段階では全然わからなくて、後で確かめようと一応両端から撮ってみたので、騙し絵の効果がハッキリ出ていないのですが(撮った本人がわかっていなかったので)、実際適正な位置で見ると右側では凄い高さの荒波を船が真っ直ぐ乗り越えるように進み、左側では若干穏やかな波を斜め左に進んでいます。




さて、キラウエアからは、ウミガメの甲羅干しで有名な黒砂海岸とコナコーヒー園へ。

ウミガメ君は今回は荒波の中サーフィン中で、何度シャッターを切っても姿を収める事が出来ず

コナコーヒー園ではお土産買うのに忙しくて写真は撮れず


そうそう、コナコーヒー、100パーセントものは凄い高い
溶岩台地の上で育てるので、栽培も収穫も機械が入れないので、全部手作業。
勿論収穫量も少ない。
なので一般的に「コナ・コーヒー」として売られているものも、よく見るとその割合が10%位のものが多いのです。

今回お婿ちゃんにお土産として頼まれたのですが、所謂普通のサイズの袋のものが、100%のものだと直営店で買っても5000円位しました。
是非、じっくり味わって飲んで頂きたい   



ホテルに着いたのは夕方の六時。
10時間のツアーでした。


シャワーを浴びて、最後の夜はプールサイドのレストランへ。



トップの写真はハワイ島最後の夕陽です。



日の落ちるのを静かに眺めながら夫は又しても特大のステーキを満足気に食べておりました。

私はブイヤベース、ガーリックトースト添えを注文。

でも写真は撮るのを忘れ、ほぼ半分くらい食べた所で気が付きました。
やはり最後なので気が緩んだのね・・・  残念。


でも、食後のカクテルだけは










お疲れさま、夫。
そして これからも 宜しく








明日は、ちょっとしたこぼれ話と写真を一挙に大放出~ 





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