2015年12月4日(金)朝読み1年2組T橋先生
空の青とまっきっきのいちょうの葉。ずっと眺めていたい。
でも、落ち葉の掃除が大変。子どもたちは当番で朝、掃き集めるのだそうです。
掲示板は、クリスマス。みんなそろそろクリスマスプレゼントを考えてウキウキする頃ですね。
今日は1年2組、2回目で、これが最後。(最後ばっかりは、仕方ない)
廊下で待っていると、私の事、覚えていてくれる子もいて、「あっきー!」と声をかけてくれるのがうれしいな。
1年生、昔話を取り上げているそうです。特設コーナーもありますよ。
でも、ずいぶん年期の入った本もあります。ボロボロなのです。
予算がどんどん削られているという話をきくと、しょんぼり。
教室に入ると、ぶたさんかいてるよーと言ってくれる子がいたりして。
まるまるちゃんのぶたを覚えていてくれたのね。
今日は2つ、クリスマスだからサンタさん。
左がいい、右がいいと、感想をいってくれました。
さて今日のお話しは、
「うまかたやまんば」作:おざわとしお 絵:赤羽末吉
前回読んだのが「やまんばのにしき」で よいやまんばを読みましたので、今回はこわいやまんばのお話しを。
これね、すごいのです。追いかけられて、馬の足を置いてけと山姥にいわれ、1本ぶったぎっては投げやまんばが食べてる隙に逃げるのです。
結局、馬は、食べられてしまうのですが。
逃げこんだ先がやまんばの家で、最終的にはやまんばを木の唐櫃(からと)に入れて煮え湯で殺してしてしまいます。
昔話には、残酷なシーンが出てきますが、子どもたちはさらりと受け止めます。
「とうとう、やまんばをころしてしまいましたとさ」で終わった後、「あー、よかった」と女の子が安心していいました。
先生からは、ちょうど昔話に力をいれていたのでよかったですといっていただきました。
またねー!といって出てきました。
図書室で、Y川先生とおしゃべり。
残酷なシーンのことも、こちらが心配することもなく、受入れてくれるとやっぱりここでもそうなりました。
カチカチ山の婆汁も、「あー、おなかすいてたんだね」となるそうです。
迷った時は昔話。絶対間違いないなーと今更ながら感心しています。
もっともっと昔話を伝えていきましょう。