単身 ブラジル サンパウロに

私はブラジルの日系一世の人を現地採用して、日本で働いてくれる人を求めて
単身ブラジルに行くことになりました。
英語はある程度会話位はできますが、ブラジルの公用語ポルトガル語は全くできません。
自分で航空券を手配し、長期滞在できて、
しかも事務所としても使えるホテルも探しました。
成田空港からヴァリグブラジル航空で出発。
途中ロスアンゼルスで給油の為に6時間ほど足止め、更にペルーのリマでも、何だかわからないけど3時間ほど足止め。
やっと地球の裏側サンパウロ空港到着。

予約したホテルは日本人街の【ホテル ニッケイ】へ。
日本人街しかもニッケイと言うホテルだから多少日本語は通じるだろうなんて、思ってたけど、とんでもない‼︎
日本語も英語すらも通じない‼︎
それでも、なんとか意思は通じるものです。
一泊ぐっすり。
次の日は新聞社訪問。求人広告を載せてもらう為です。
【ニッケイ】 【サンパウロ】の二社は日本人向けの日本語の新聞です。
そこで交渉が成立して1週間連続して求人広告を出す事に。
【まだまだ話が長くなりそうなので】
【つづく】

東尋坊〜雄島 心霊スポット

勝山の平泉寺の僧侶【東尋坊】が、同じ修行僧達に絶壁の崖から突き落とされました。〔原因は省略します〕

突き落とされのが、4月5日。
毎年 この時期になると日本海は大荒れ、雷雨に襲われます。
地元では東尋坊の怨念と言われています。

話は現代に。
東尋坊は自殺の名所として、その名が知られています。松本清張の〔鬼畜〕の舞台にもなっていて、さらにテレビのサスペンスでも時折、殺人事件の現場になってることも影響があるのかも知れません。
ここで身投げした自殺者は、不思議と雄島という小さな島に流れます。
潮の流れから考えると不可思議です。
何故、雄島に流れるかは不明。

私は昔、興味本位で夜中、友人と東尋坊を訪ねたことがあります。
ここに公衆電話ボックスがあり、自殺を思い留める為に、様々な貼り紙と、たくさんの10円玉が置いてあります。

この電話ボックスで白いブラウスに白のスカートをはいた女性が電話しているのです。
こんな時刻に何で⁇
これから自殺をしようとして誰かに電話してるの？
気になりましたが、私と友人は東尋坊の崖に、恐る恐る摺り足で少しずつ進んで。

暫くして帰り道、気になって公衆電話を見ると誰もいません。
公衆電話の扉を開けると、床がビッショリと濡れています。
雨など暫く降ってないのに。
受話器も外れてブラブラと揺れてる。

あれは何だったのでしょうか？
今でも思い出すと背筋が寒くなります。

大久野島【広島県】

大学3年生の夏休み。
私は知り合いの紹介で大久野島国民休暇村でアルバイト。
8月いっぱい。もちろん従業員の寮で、
その間生活しました。
初めはプールの監視人と海水浴場の監視
の仕事でしたが、何故か板長で山形出身の
赤塚さんに気に入られて、調理補助に職場にスカウト？されました。
仕事は穴子を焼いたり、盛り付けをしたり
とにかく忙しくて暑くて大変でした。

でも、1日の仕事が終わり、広島大学の人達や福山暁の星女子短大に人達との、酒を酌み交わしながらの交流は本当に楽しかったです。

今はネットで調べたら、ウサギの島として
有名らしいですね。
当時は一匹もいなかったのに。
国民休暇村は存続しているとの事で安心しました。
今でも故 池田勇人総理大臣の出身地、竹原市忠海町から船にで渡るんですよね⁉️
まさか、橋なんか⁉️

フィリピン、アパリにて

もうかれこれ、20年近く前の話です。

商事会社に就職した大学時代の親友の
転勤地フィリピンのマニラで、酒宴を
あげようとの誘いに乗って
航空運賃が安いエジプト航空の60日fixのチケットを購入。
マニラに着いたのは夜中の1時ちかく。
親友が迎えに来てくれていた。
そのまま、ミッドタウンホテルに。
翌日は、日本料理レストランの【武蔵】で、乾杯して、その流れでカラオケスナックに。
カラオケスナックと言っても日本のそれとは全く違うんですよ。
隣にはベッタリとフィリピン美女が。
夜遅くまで騒ぎまくり。

明日は親友は仕事との事で、私はケソンから出ている夜行バスでルソン島最北端のアパリに行くことに。
何故アパリか？って⁇
それはフィリピンでは珍しく生水を飲めて
しかも蚊がいない所との情報に乗って。

夜行バスの終点がアパリの魚市場前。
今はわからないけど、当時はホテルはモーテル一軒だけ。
水平線から観るサンセットは壮大で美しく
今でのしっかり脳裏に残ってます。
料理は美味しいとは言えないけど、素朴で
素材を生かした料理を満喫してきました。

下関漁港節

大学を卒業後、就職した保険会社で初めての転勤。
それが【山口県下関市】
私は独身でしたが、本町という関門海峡が一望できる大きな社宅を与えられました。
朝、目が醒めると大きな貨物船が迫ってくる。
赤間ヶ関、舟島、日和山などの名跡も近くでした。
私は大学の同窓生が集まる【白門会】で、
先輩から、宴会の時に歌って踊る余興のテーマを与えられ、
それがこの【下関漁港節】です。

その一節を紹介しますね。

【関も街にも 竜宮城はござる あの娘乙姫 器量よし、あんまり綺麗で もったいなくて 抱いて寝ぬ間に 、夜か明けた
ソレ　ヤンレ引け　ドント引け】