詰将棋を毎日解いている。
難解なものではなく、5手詰め、7手詰め、9手詰めの類である。
簡単に詰めて、気持ち良く、さわやかに一日を過ごそうと思うのだが、
なかなかそうは行かない。
問題となっているからには、作者も解答者に少しは苦しんで貰い、
最後に感動して欲しいと考えるからだろう。
なので解けないものも結構ある。その時はページをめくって解答を見る。
フォトの問題は最終問題だったので何とか自力でと固執した。
さて件の問題である。
持ち駒が桂なのだから、第一手目は2四桂を考えるのではなかろうか。
ところがさにあらず。詰将棋らしくない駒取りが第一手目なのだ(正解が分かってから分かった)。
詰まない!2~3時間があっという間に過ぎた。
よほどページをめくろうと思ったが、思いとどまった。
苦悶の末、ようやく自力で解けた。
11手詰めの最終図。
飛車と龍が仲良く五段めに並んで美しい!
佐藤大五郎八段、ありがとう!
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